昨日の天むすでございます。
天むすを初めて食べたのは、忘れもしない、たしか28年位前(位って、忘れてるんじゃないか、という)、
当時所属していたバンド「SHADY DOLLS」(シェイディードールズ、と読みます)のツアーで名古屋にお邪魔した際。
その時、スタッフさんに差し入れて頂いたのですよ。
他のメンバーは、僕よりも先にデビューしておりましたし、ツアー経験もありましたので、
「おー、天むす!」
みたいな反応だったのですが、僕は、
「なんですか、これは?」
という初体験組だったのです。
「お結びに、天ぷらが入ってるんだよ」
まだコンビニのおにぎりも、うめ、おかか、こんぶ、シャケ、たらこ、ツナくらいの時代。
天ぷらをお結びにいれるとか、どういうことかと。
恐る恐る開けてみたのが、当時も、まさに、この茶色い包み紙でした。
見た事も無いような小さなお結びと、横に筋張った謎の黒い物体がありまして(数年のちにキャラブキ、という食べ物だと知る。そののち、それがフキだということが分かるまでまた十数年)。
「ほう」
とにかく、食べてみる。
お結びなのに、一口で食べられるというのが、まず画期的。
で、中に入っているエビのてんぷらとの相性がなんとも素晴らしくて、想像をはるかに超えて美味しかったのですね。
「これは無限に食べられる系だ!」
そう思っておりました。
ただ、それから数年、名古屋に行くたびに頂けるので、食べ過ぎてやや飽きまして(笑)、
しばらく食べなかったのですが、最近は、至って普通に好きに戻りました。
昨夜、ステージを終えると、
スタッフさんの気遣い。。
ありがたいですねえ。
ただ、この袋のまま新幹線に乗るのもアレでしたので、こちらのイラスト付の紙はお返しさせて頂いてしまいましたが、悪かったですかね・・・。
名古屋って、天むすもそうですが、手羽先とか、あと、コンパルの海老フライサンドイッチとか、
「一口で食べられる素晴らしいもの」が沢山ありますよね。
ちなみに、真ん中のクマは、本番前に散歩した時に街中で見つけたクマでございます。
ではー。