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レコーディングは楽しいです
。
色々と準備をしてはいくものですが、でも、
スタジオに入る前に予想していたものとは、必ず違ったものが出来上がるのです。
いつだって予想を上回るものが生まれて、面白かったねえ、とスタジオを出るのです。
いや、勿論、時には
「くっそう……本当はもっとできたのに
」
と思うことだってあります。
実際、よくありましたねえ
。
時間切れで、それ以上はできなかったり、
もう、どうやっても思ったようにできなかったり。
いわゆる「(ハマる」というやつで、なかなかまっさらな状態に戻れなくなるのです。
なににハマるのかといいますと、
言葉が綺麗でなくて申し訳ないですが。
「ドツボにハマる
」
という感じなのですね。
聞くからに、厳しいですよね
。
なので、そうなる前に結果を出す、というのが大切。
今は録音もデジタルですので、「最初のが良かったね」と戻ることができるのも良いですね。
アナログの時代は、その見極めが難しかったものです。
「さっきのでOKにしておけばよかったー・・・
!」。
こんなこともよくありました。
何事も経験ですね。
あとは、良い判断をしてくれるプロデューサーや友人なども必要です。
よい人が側にいてくれると、良いプレイも生まれやすくなるのです。
これは、本当に本当です。
人と人がいるって、すごいのです。
ではー。