ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




3.11から11年ですね。

現実にあれがあったことを今でもまざまざと思い出させられますし、

 

あの頃の記事などを見ますと、勿論、時の流れも感じますが、

それでも、やはりあっという間であり、あれはついこの間のことだった、と思います。

 

翌年2012年3月11日の僕のブログ記事「承知の上で。」から転載します。

下記は、震災後の現地の写真が多くございます(苦手な方はご注意ください)。

でも、あの匂いや空気と共に、今でも目に焼き付いて、忘れるものではありません。

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一日目。東京から、陸前高田、大船渡へ。

二日目。宿周辺~町へ。

 

二日目。ボランティアセンターから保育所。

錆びた鉄から、希望の木へ。

破壊者。

線路は続くよ。

新たな日々へ。

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今、僕たちの世界は「まるで現代の戦争だ:と言われたコロナ禍と同時に、……よもやの本物の戦争まで体験しています。

穴が空いたり、粉々の瓦礫にまでされた建物を映像を見ますに、どうしても3.11の後の街で見た光景と重なるものがあります。

11年前の陸前高田の街で「復興には50年かかる」と聞きました。

 

”歴史”ともいえるような、長い長い年月をかけて作られた街並みや生活が、

かくも一瞬で壊されるというのは、その地に住んでいない僕たちが見たって、あまりに無情な光景です。

ましてや、現地の人々にとっては、声も失うような出来事のはずです。

さらに、まだ解決する雰囲気すら見えない現実。

 

これが全て終わるのがいつなのか。

そしてそれからまた復興に、長い長い年月と、人々の血と涙に塗れた努力が必要になるのかと思うと、気が遠くなります。

 

3.11に思いを馳せながら、また、一日も早い戦争の終結を祈ります。

 

ではー。



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