世の中的に、パソコンメインで音楽を作るようになって、かれこれ20年位なのでしょうかね。
勿論、生演奏やセッションから生まれる曲も沢山あります。
でも、パソコンを全く使わないままCDなどの作品になることは、ポップスのフィールドではもうほとんどないのではないかなと思います。
ジャズやクラシック、民族音楽などでも、もう録音機は、当たり前のようにパソコンだと思います。
逆に、昔ながらのアナログテープでの録音などだったら、コスト的にもめちゃめちゃ贅沢です(笑)。
大学で教えていても、年々、学生の質は上がっています。
そりゃそうですよね。生まれた時から携帯やパソコンがあった世代ですから。
スマホも中学生の頃には持っていた世代。
フリーソフトなどで、もう打ち込みの世界を見ているわけです。
今の小中学生などは、生まれたときからDAWがある世代。
絶対に僕たちとは違いますよね。そして、変わりますよね。
勿論、だからこそ、人間の手で楽器を弾く、生で表現することの大切さも浮き彫りになっていくのだと思います。
どちらも捨てがたいです。
今日は録音もありまして、僕もピアノを弾いてきました。
「先生、この曲のピアノ弾いてもらえませんか」と言われたら、ねえ(笑)。
でも、こうして、生演奏の良さをちゃんとわかってくれているのは、とっても嬉しいです。
ではー。