稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

映画「焼肉ドラゴン」

2018年07月09日 | つれづれ

(焼肉ドラゴンの公式サイトより)

映画「焼肉ドラゴン」を見に行った。

映画は単純に面白かった。
役者の演技がどれも良い。

亡くなった息子が私と同い年か一つ上の学年で、
ちょうど多感な年頃の自分の記憶が蘇ってきた。
イジメられてはいなかったが落ちこぼれて孤独だった頃だ。
大阪万博は一度だけ行った。人ごみだけ見てきた。

映画の内容はネタバレするので止めておく。
しかしこの映画、まんま「森友問題」の影を描いてる。

この土地は伊丹空港の離発着の延長線上の土地で騒音がひどい国有地。
沼地なんかで建物が無かったが不法占拠などもあって強制立ち退き。
そのあとで産業廃棄物をしこたま埋めて公園を作ったり学校を作ったり。
わけはクズ土地の価値を高めて固定資産税を高く取るため。
ややこしい土地なので安くても売りたい財務局。
理由がつけば安く売る。だから森友学園も豊中の公園も安く買えた。

映画の中で韓国人が砂利で儲けているというのもあった。
関西生コンは砂利の採石権で大儲け。
北朝鮮への帰国事業も当時は朝日新聞が煽ったフェイク。
北の楽園へ帰った人たちは想像を絶する苦労をしている。

また、済州島での虐殺事件も少し出てきた。
1948年(昭和23年)の「済州島四・三事件」である。
大阪には済州島から逃れてきた韓国人が多い。
これも歴史の裏話だ。
済州島の歴史は一口では語れない。

まあいいや。
映画は映画で面白かった。
シニア料金なので助かる。


(映画館の前で)


(昼食は豪勢に・・・と言っても800円ちょい)
コメント
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