稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

本日も面は着けずに稽古(木曜会、2018年7月26日)

2018年07月27日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
木曜会稽古。四條畷の市民活動センター。
今年26回目。人数は20数名。

本日も面は着けずに素振りのみ。
ありがたい。素振りは大事だ。

●右手ずらしの大素振り。
振り終わった時に手首を入れて、さらに先が走るように。

●右手ずらしの水平正面打ち。
両手を出来るだけ伸ばす。
小指薬指をしっかり握って親指を伸ばす。
力強く鞭がしなるように。

●拳の間隔を空けて普通の正面打ち。
手を上げてから足を出すのではなく手を上げながら足を出す。

●手刀(てがたな)での左右面。
45度の角度を意識する。

話)剣道家は角度が鋭角になり易く、青竹の試し切りで失敗することが多い。
話)国士舘の大野操一郎先生は真っ直ぐ振り上げて左右面を指導していた。

●竹刀を使っての左右面。
左の軌道(相手の右面打ち)で角度がついてない者が多い。
刃筋を意識する。実戦でも刃筋の通った打ちは見栄えが良い。

●摺りかぶり。
前後左右にぶれないように。

●両足揃えて足を出さずに素振り。
背筋より腹筋を鍛える素振り。少し速く振ること。

●股割り素振り。
両足広げて振り下した時に膝を沈め、そのままの形で膝を伸ばすの連続。

●左右の足を入れ替えての左右面。

●組になって、摺りかぶり。
元立ちは頭上で竹刀を平行に横に上げておく。
手は伸ばす。しっかり形を作る。

●組になって、摺りかぶりからの正面打ち。

●組になって、足を出しながら正面打ち。

●組になって、足を出しながら(やや小さめの実戦的な)正面打ち。

●3人組での小手面竹刀打ち。

話)小手の掛け声は「テ」。小手面ならば「テメン」が速く打てるコツ。


(面を着けずに素振りの稽古)


(右手左手の使い方の説明)


【感想・反省点】

素振りをしっかりやる事で体幹が作られる。
体幹の出来た構えや打ちは、出来ていない者とは明らかに違う。
素振りは数だけ多くするのでは無く、1本1本を意識して行いたい。

暑いときは暑い時なりの稽古方法がある。
本当は長正館でも、暑い8月は休みにするのでは無く、
普段は出来ない本日のような稽古方法や剣道形、あるいは
木刀による剣道基本稽古など取り入れて稽古したいと思っていたが残念である。

つくづくと、本当に、残念である。
コメント
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