稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年10月3日)

2019年10月04日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)


四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時30分まで。今年33回目。
参加人数15名ほど。気温は普通。湿度は高い。

素振りのあと3人組で基本稽古。
最後は相面、出小手、相小手面、返し胴の連続技の稽古。
(自分から仕掛けること、一本一本の残心に注意)

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構えが出来ていないと声は出ない。
稽古の時はその会場で一番大きな声を出すつもりで。

気迫は大きな風船を膨らます気持ちで。
パンパンに膨らんだ風船を針で突いて一気に弾けるイメージで打つ。

「攻め返し」
相手が出てくるところ。
相手の左足が引き付けられる前にこちらから入る。
攻め返す時は真っ直ぐ入って中心を取ること。
入ってすぐ打つのではない。(=勢いで打つのではない)
相手が出てくるかどうかは相手の目を見て観察し判断すること。

「審査の2回の立会い」
1回目よりも2回目のほうが重要。
1回目の出来が悪くても諦めないこと。
逆に1回目が良いからと言って2回目で守りにならないこと。

「審査での上段や二刀に対して」
審査の2回の立会いの両方が二刀や上段と当たることはまず無い。
上段や二刀との立会いで「合気の剣道」になるのは難しい。
上段や二刀に対しては打とう打とうと焦らないこと。
二刀に対しては小刀に惑わされないこと。
無理に打とうとしたり避けたり防いだりして体勢を崩さないこと。
相手に打たせてそれを捌くだけでも良い。(位を見せる)




【感想・反省点】

「攻め入り」については自分の重要な課題の一つにしたい。
これは普段の稽古でかなり意識しないと身に付かないだろう。
相手が出てくるところを単純に入ったら深間になるか自爆してしまう。

正しい構え、いつでも打てるという充実した気勢と体勢が無ければならない。
それには気迫という心のエンジンが必要。相手の動きを止めるぐらいの気迫。
発声し風船を膨らませて気迫を充実させて触刃から交刃となる。
その上で相手の動きを察知して、相手の出る動きを制するように出る。
適切な間合い(深く入り過ぎないよう)に中心を取りながら入る。
そこから勢いで打つのでは無く、瞬間動きを止め、一気に打つ。

理屈をわかっていてもなかなか出来るものでは無い。
これはなかなか大変な課題だ。
コメント
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