稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年10月24日)

2019年10月25日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)


四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時から21時25分まで。今年35回目。
参加人数20名ほど。そこそこ涼しいが動くとすぐ汗ばむ。

本日、稽古内容を列記。(復習用として)

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・右手を左手に付ける上下素振り
・右手を左手に付ける正面水平打ち
・右手を左手に付ける左右面打ち
・右手を左手に付けるすりかぶり

手と足を連動させること。
打ち切った時に手を伸ばし手首を利かせること。
前後する時に、つま先を上げずに、つま先擦ったまま。
前後する場合に左足が折れないこと。
左右面の刃筋に注意すること。
そのままの形で振り上げること。肘を曲げて振り上げない。

・大きなゆったりとした切返し
・呼吸法での切返し

主体は元立ちにある。元立ちの歩幅、動きに合わせて間合いを取ること。
左拳は大きく上げて切返しをすること。肩を使うことが大事。

・遠間から、二足一刀の大きなゆったりとした正面打ち
・近い間合いからの大きなゆっくりとした正面打ち
・打ったところから一歩引いた間合いから右足出して大きく正面打ち
・打ったところから一歩引いた間合いから右足出して目元口元まで振り上げ正面打ち

打ったあとの姿勢が大事。
打ったあとの体捌きを意識するように。

・出頭面(元立ちは懸かり手が準備出来たら相手の面を外して打つ)
・相手の竹刀を鎬を使って乗り割る形で足を出し中心を取りながらの相面
・乗り割る形で中心を取りながらの小手

乗り割る形は先を取っているように見えるので審査でも有利。
乗り割るのと「押さえながら」は違う。乗り割って真っ直ぐ打つ。

・乗り割る形で中心を取りながらの小手、面(小手も面も決める)
(小手面という技は無い、「タターン」ではなく「タン、タ~ン」と打つ)
・乗り割る形で、鎬で圧迫かけながら、瞬間力を抜いて、間をおいて正面打ち
・乗り割る形で、鎬で圧迫かけながら、瞬間力を抜いて、間をおいて相小手、面
(間をおいて、相手の打ってくるのを見定めて相小手面)

打つべきところ(勝機)は「相手が打とうとしたところ。
合気を、さらに乗り割るか、合気をふっと外すところが勝機になる。
合気になっていない状態でスイッチを入れてもスイッチは効かない。
触刃から交刃、一足一刀のギリギリの状態の合気だからスイッチが効く。
合気になるには、姿勢、構え、発声、気勢が相手に脅威になっていないといけない。
「いつ打たれるかわからない」状態だから合気が成り立ち、そこを崩すのがスイッチ。

・返し胴

胴は相手の脾腹(肋骨と腰骨の間)を打つ。
無理して抜こうとせずに、打ったあとはそのまま竹刀を置くと自然と抜ける。
上手に打てる人は打った瞬間の左足が右足の前になっている。

・遠間から、イ~チ、12の技(面に対するヒラメキ技)
・遠間から、イ~チ、12の技(小手に対するヒラメキ技)
・1分半の回り稽古
・切返し

出頭面は相手の竹刀の上に自分の竹刀を持っていって落とす。
一足一刀の「生死の間」で「いつでも打つぞ」という気位、気構え、姿勢が大事である。
「いつでも打つぞ」という場面で(相手に応じた)閃いた技を出すように。
あまり色(意図)を見せた剣道では見苦しいものになる。
ここでやった基本の稽古を、自分の道場の地稽古の中でやってみること。




【感想・反省点】

本日、H野さん、K野さんと3人組。

1分半の回り稽古では、スイッチを意識してやってみた。
しかし自分が想定した相手の動きと実際とは違う。戸惑ってギクシャクしてしまう。
「いつでも打つぞ」という場面で「ああしてやろうこうしてやろう」が邪魔をする。
いや、それよりも「いつでも打つぞ」になっていないのだろうと思う。
コメント
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