こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
よく晴れていますね。
気持ちの良い、と言ってもいい冬晴れの朝です。
プロパンガス屋さんの元気のいい「お早うございます!」の声が2階まで響いてきました。
誰もいないところでも、このように交換に来ると大きな声で「ボンベを交換します」と言う声。
サービス業というのは、こうありたいですね。
ありゃ、都市ガスじゃないの? って、まあ、ね。
本当は敷地内に東京ガスの配管が来ていて(2年前に配管済み)、申し込めばいつでもつながるんですが………。
諸事情が、まあ、ありまして。
それでよく電話があるんですよ、もっと安いプロパンガスがありますって。
替えるなら、都市ガスにしちゃうって。
昨日数軒、お世話になっている方(店や会社)に遅まきながら新年の挨拶に行ってきました。
さて、本題です。
昨日の“ごった煮”のことでまだ言い足りないことがあったので、その続きのようになります。
というのは、その“ごった煮”感は、かつて賑わった商店街にも言えることではないかと思ったからです。
商店街に行けば何でも揃いました、かつては。
だから重宝していたわけです。
そして売る方も何もしないでも、商品を揃えれば消費者の方から「売ってください」というような感じで、販売できました。
だから売る方は「いらっしゃい!」と言うだけで良かった。
何の工夫もしなくても、並べれば売れた。
そのような販売方法を何十年も続けてきたから、いざ時代が変わろうとするときも、まだまだ同じようにふんぞり返っていた。
そのあげくが、今の体たらくーーー。
もちろん少数のお店ではそんなバカな道をたどらずに、お客様を大事にしてきたところもあるでしょう。
だから今でも残っていて、お客様の足も、引きも切らないんでしょう。
でもすでにシャッターを閉じいているお店は、少なからず上記のようなことで店を閉じてしまっているわけで。
直接の動機は後継者がいないという理由ですが、その理由の元を探ってみれば、後継者に譲るのは可哀相だ、というのと、後継者自身が店の現状に明日が見えなかったから、です。
ということは後継者云々に関係なく、閉めざるを得なかったということではないでしょうか。
栄えていれば、自身の子供でなくても、縁者とか社員の中から次期の経営者を迎えているはずです。
さて、かつて“ごった煮感”の最たるものとして存在した商店街は、“ごった煮”では満足できなくなった消費者を、どのようにして、もう一度その場所に引き戻すことができるのか。
というと、店側で出すべき答えはひとつではないでしょうか。
“ごった煮”ではない、ひとつの食材に特化して、味を極める、ということですよね。
ということは、より専門店化し、遠くからでもわざわざお客様がやってきてくれるようにするということと、もうひとつは、逆に、その地域のためだけに特化した品揃えと価格を維持するということではないでしょうか。
もちろんとても難しいことですが。
さて、連載中の『時代においていかれたテーラーの復活」は、今日で6回目です。
ここからどうぞ。
「そうです。だからインターネットで探すわけですよ」
「なるほどねえ。インターネットかあ………」
「でもそれじゃサイズが測れないじゃないですかって聞いたんですよ。素朴な疑問として」
すると、友岡は思いがけないことを言った。
「サイズなんて、決まったところをはかるだけで、だいたいどんな人にも合うものが作れますよ」
HONDAは思わず、大きく首を上下した。
「そう、そうなんです! 同じこと、言ってましたよ、その人も」
「そうか、こちらが指定したところを自分ではかってもらうわけか」
「きっちり測らないと身体にフィットした服が作れないと考えるのは、素人さんらしいですね」
「そうです。服のサイズは幅が合って、ある程度合っていれば、不思議とその方が身体にフィットするんですよ」
「そう言ってましたね。あまりその指定したサイズで作ってしまうと、逆に合わないんですってね、スーツなんかは」
「だからインターネットでも十分注文可能ってわけか。なるほどね」
「そうです。そういうことに特化したら、まだまだやっていけるわけですよ。テーラーさんも」
そこで友岡はちょっと顔をしかめた。
「でもわたしはコンピュータは、恥ずかしながらほとんど使えません。
できないですね、わたしには」
本田は、友岡の思いこみを否定するように言った。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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