言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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サイレント・マジョリティ?

2016-01-20 10:09:40 | 生き残るということ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日はよく晴れましたけど、風の冷たさと言ったら半端なかったですね。

融け残ったたくさんの雪は、そのまま道路や原っぱに積もったまま。

そして、そして、今朝起き出して曇っているなあとカーテンを開けたら、なんと、また、雪!

昨夜、U-23のサウジ戦を見終わって寝る時には、まだそんなことはなかったんですけどねえ、びっくり。

う~ん…………。


さて、本題です。


「サイレント・マジョリティ」という言葉をご存知ですよね。

語らない大多数、とでも訳すんでしょうか。


お客様の入りがだんだんと少なくなっていく背景には、そのようなもののの存在も何となく感じられますよね。

お客様がその店に何か不満があっても、ほとんどの人は文句を言いません。


だから店の方も、お客様が減っていく原因がなかなかつかめないうちに、ある日気づいたら、少なくなっていた………。

そんな時に“ノイジー・マイノリティ(こんな言葉があるのかどうか知りませんが)”がいれば、その状況もある程度は把握できることもあるのですが。

いわゆるクレーム、ですよね。


ひとつのクレームのバックには、大勢のサイレント・マジョリティが必ず存在しています。

理不尽なクレームはすぐに分かりますので、それは無視したり、しかるべく対処をすればいいのですが、そのクレームに自身でも思い当たるふしがある場合は、たとえとても小さなクレームでも、すぐに良い方向に向けて手を打たないと、後々大きなことになっていきます。

その大きなことを司っているのが、いわゆる「サイレント・マジョリティ」の存在なんですね。

“小さなクレーム、大きな問題”


今のスマップの騒がしさというのは、まさにノイジー・マイノリティの仕業、ですよね。

ごく一部が大騒ぎ(マスコミ、それもスポーツ紙)したことで、マジョリティが乗ってしまったということ。

それが国民的な大騒ぎと勘違いした海外メディアまでが騒いだから。


ほとんどのマジョリティはホントのことを言って、関心なんかなかったんだから。

それをさも全員とは言わないまでも、大多数の関心を集めている、というようにネットでも拡散されてしまったから、こういう大騒ぎになってしまったのではないでしょうか。

だから本人たちの知らないところで、大騒ぎになってしまったというところが、ホントじゃないのかなあ。


こわいけど、ビジネス的には一考の価値のある出来事ですね。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第3回目です。

ここからどうぞ。


そのセミナーは、病気の治療という専門を離れて開催された、医院経営についてのセミナーだった。

講師は、たとえ医院といえども患者さんはお客様であり、患者さんで医院内を溢れさせるには、それなりの集客の方法を用いないと、これからの時代は難しい、というものだった。

半信半疑で、田代はそのセミナーの講師の事務所に話を持ちかけた。


「先生のおっしゃっていたことは本当ですか。
医院も小売店とまったく一緒だ、お客様を集めるためにはそれなりの方法を用いないといけなくなってきている時代なんだ、医者の腕だけでは患者さんが押し掛ける時代は過ぎた、というのは」

「ええ、残念ながらその通りです。時代がそうなってきているんですよ」


田代は、このコンサルタントのアドバイスを受けてみようと思ったのは、コンサルタントに電話した翌日、ある話を患者さんが待合室でしていたのを耳にしたからだ。

「最近◯◯さん見ないけど、どうしたんでしょうね」

「何でも、三丁目にできた新しいお医者さんのところに行ってるらしいわ。サービスがいいからって」

「あら、でも、まだそのお医者さん、若いようだし、腕の方大丈夫なのかしら」

「だって、どこに行ってもほとんど変わらないじゃない、今は」

「まあ、そうねえ………」


その日のうちに田代は、コンサルタントに依頼の電話をした。


                        つづく



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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