正月2日に見る夢が「初夢」だそうですが、果たして、今晩の夢の中に、今、書いている絶世の美人「楊貴妃」の夢でもと思うのですが、そういい具合に行かないのが私の人生です。「年末ジャンボ」をほんの数枚買っても見たのですが、夢も又夢で、夢がそんなに現実にかなえられるわけではありません。そなん幸運があるはずもありません。あの白居易も、あの世とやからせせら笑いになっていることだろうと、ありもしないことに現を抜かしております。
さて、毎年、今年こそはとも思わないのですが、日記なるものに挑戦してみようかと思っていたのですが、それも2日目に完全にダウンしております。人生って色々先輩から聞き及んではいるつもりですが、いざその人の人生に挑戦しようと思っても、その息吹さえ伺うことすらできません。
それはそうと、「人生とは何だ」と、トルストイを初め多くの先人達が書いているそうですが、一体それは何でしょうかね????生きるということは、生きているという実感を、「ああ息をしているんだなあ」と、今の瞬間に思うことではないでしょうか。酒がおいしいとか、朝寝坊がいいとか、美しい彼女にあったとかの思いの積み重なりが人生ではないでしょうか。そんなに上段に振りかざして、自分の生きざまを、相手の胸の中に打つこむものでもないようですが??????。ケセラセラと歌ったドリスデイの歌そのものではないでしょうか。人生は。
まあ、こんな下らない事を思っている正月2日です。玄宗皇帝の楊貴妃を失ってからの日々は如何に。平々凡々たる取るにも足らない私如くの人生とは月にすっぽんですが、その何かを「思う」という心の働きだけに於いては全く同じだと思って、つい、有頂天なっている破天荒な野暮な男の儚い夢です。お笑いください。