12月の初めから書き始めましたこの「長恨歌」も、ほんのの2,3日でと思っていたのですが、いらい「えろう なごうなってしもうて」ようやくその終わりが見えて来ました。
さて、楊貴妃がその方士に言ったとばかり思っていた「詞」-「重寄詞」-ですが、まあ普通は楊貴妃の言葉だと思うのですが、此の次に、詩人は書いております。
”詞中有誓両心知”
<詞の中に誓えること有り 両<フタツナガラ>の心を知るのみ。>
と、「古文前集」にはルビを振ってありますが どうでしょうか??これも、又、どう日本語では読めばいいのかよく分かりません。お教えいただければ幸いです。「両心を知るのみ」と書いている解説書もありますが。
ちなみに、幸次郎先生は『両<フタ>りの心のみ知る』 としております。
次が、あの誰もが知っている「七月七日長生殿」です。