今日で最後になりました中国の美女「西施」から出発して、果ては、芭蕉の「奥の細道」にまで到達したブログでしたが、その書き出しはどうだったのかもう一度と思って出してみました。お暇なら目を通して見てください。
吉備の王「田狭」の行末は不明ですが、その元妻の「稚媛」については、雄略天皇の死後、その消息が明記してありますが、今日は、また、この稚媛から外れて雑談に入ります。と云うのは、昨日の新聞を読んでおりますと、安倍さんが中国の杭州で開かれた「G20」に出席して、習近平氏と会談したと有ります。さて、その「杭州」とは何処にと、地図で調べてみました。揚子江の河口近くの都市で、上海に近く、蘇州の隣の市だと出ていました。
この「蘇州」と聞くと、すぐ思い出すのが、あの「山口淑子」こと「李香蘭」の「蘇州夜曲」です。私が、まだ、小学生の時分だったと思いますが、仕切りにラジオからこの曲が流れ出ていて、覚えようとも思ってはなかったのですが、自然に耳に入り、今では、彼女の歌声と共に、その歌詞までもが、不思議ですが、自然と頭に浮かんできます。
「水の蘇州の 花散る春を 惜しくか柳の すすり泣く」
や一番最後にある
「鐘が鳴ります 舘山寺」
です。
また、最近になって、偶然ですが、私の少年時代の思い出の、「蘇州夜曲」を念頭において画いたものと思われる絵を手に入れることができました。見てください。私は大変な名画だと思っているのですが??????
なお、絵の中のお寺が、まさに、「鐘が鳴ります寒山寺」です。音が絵の中から飛び出しそうですよね????