「もう ボウセエ(岡山弁で防災)はええんじゃ」と言われると思いますが、もう1回、あの関東大震災時の人々の様子を映した写真を!!!
上段の大きい写真は皇居のお濠で行水をする親子、下段は黒煙漂う市中を逃惑う市民の姿です。
今朝の新聞によると、「『流言 忘れぬため』 朝鮮人追悼式」がおこなわれたとありますが、その震災を報じた雑誌には、この「朝鮮人が放火や殺人をする」という流言、蜚語が流れ、多くの朝鮮人が殺害されたという事については何も書かれてはおりません。ただ、この火災に付いての、因人1000名が逃げ出したとか、動物園の猛獣が殺されたとか逃げだしたとか、色々な誤報や流言等はあった事は報じられています。その中に、次のような記事も見られます。
「・・・・食うものも禄に取らで心痛しながら警戒するのだから、誰とて生きた心地はなかった。そこへ「放火頻々・・・・」の警報が何処からともなく飛んできたのだ。
驚愕したのは当然である。」
とのみ。事実は、その時、「その放火の主が朝鮮人である」と、流言がとんで、多くの朝鮮人がその時、殺害されたということは確かです。6000人という数字が飛び歩いていますが・・・、
昨日、あの小池さんがその追悼式に追悼文を送らなかったと、今朝の新聞各社が報道していますが、歴史は歴史です。小池さんも、その史実から目を離そうとする人たちに忖度したのではないでしょうが、その事実を蔑ろにしてしまうのではと疑われる様な事をしない方がよかったのではないでしょうかね。
この大正12年9月1日の記事からも、そのような歴史がそこに存在していたということは確実な事だと思うのですが、どうでしょうか。小池さんどう答えますかね????