私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「オホクニはもう・・・・と。

2017-09-29 06:51:18 | 日記

 「大国主神<オホクニヌシノカミ>」が、多くの試練を潜り抜け、八十神たちを追い払い、ようやく顕国の中心地「出雲の国」の王になったので、もうこの辺りで・・・と思ったのですが。今、地域の有志の者で作っている「高松歴史を楽しむ会」では、高松地区に坐す神々について調べています。私は「吉備津神社の神々」を担当しておりますが、この吉備津神社の「末社」の中の「一童社」に、「大穴牟遅神」と並んで「小彦名命」をお祭している事を知りました。はて、「小彦名命」とは何神様???。調べてみますと。この神様、大変、「オホクニ」と深い神様であるのです。少しも知りませんでした。それではと、その「小彦名命」が出てくるまで、もう少し、このオホクニのお話の続きを読んでみたいと思いますので・・・・御退屈だとは思いますが、よかったらお付き合いください。

 なお、此処で一寸思うのですが、古事記や日本書紀の世界では、この時代は、専ら、「オホクニヌシ」、即ち、出雲だけが中心で世界が動いており、筑紫や吉備や大和などの国のことは何もないかのように書かれていません。一体、どうなっていたのでしょうかね???出雲オンリーですが??????高天原や根の国〈黄泉)のほかに大八島国はあったはずですが???それが神話の世界なのだ。「いらんこたあ かんげえんでも ええんじゃ」と、例のお人からお叱りがあるのは覚悟して書いておりますが・・・・・でも、気にはなりますよね。そう思もわれませんか??????。宣長からも、「それが事実なのだ。それ以外な物は何もないのだ。そこに歴史という巨大な流れが生まれ、歴史の存在が確認できればそれでいいのだ。」と、お叱りを被るかもしれませんよね。少々理屈っぽくなりましたが・・・・・・・。