那賀須泥毘古<ナガスネヒコ>が戦いを挑んで来たのでジンム達は、船にあった楯を取り出して、船から降りて、ナガスネの攻撃に応戦します。それを
“爾取所入御船之楯而下立”
<ミフネニイレタルタテトリテ オリタチタマヒキ>
と書いております。“下立”です。船の上では相手の軍を追い払うことができません。そのために船から兵を上陸させて対処します。矢が武器として使われます。此の時使われた矢の先に取り付けられていたのが「鏃<ヤジリ>」です。ジンムは武器を整えるのに吉備に八年のいたのですから、当時の吉備は、別名、
「真金吹く」
と呼ばれており鉄製の矢じりを用意していたのです。一方「ナガスネ」は難波一帯を支配していたのですから、まだ、鉄の鏃は入手してなかったことになります。そう考えるとこの戦いの結果は、自ずと知れます。
なお、既に御存じとは思いますが。ジンムの使った鉄製の鏃とナガスネの使った石器の鏃の違いを見てください。これも私の自慢のお宝です。鉄鏃と石鏃です。
この写真を見ていただけると、その軍備力の差が一目瞭然で、ジンムの勝利間違いないです。先進技術の差が勝敗を決します。
“爾取所入御船之楯而下立”
<ミフネニイレタルタテトリテ オリタチタマヒキ>
と書いております。“下立”です。船の上では相手の軍を追い払うことができません。そのために船から兵を上陸させて対処します。矢が武器として使われます。此の時使われた矢の先に取り付けられていたのが「鏃<ヤジリ>」です。ジンムは武器を整えるのに吉備に八年のいたのですから、当時の吉備は、別名、
「真金吹く」
と呼ばれており鉄製の矢じりを用意していたのです。一方「ナガスネ」は難波一帯を支配していたのですから、まだ、鉄の鏃は入手してなかったことになります。そう考えるとこの戦いの結果は、自ずと知れます。
なお、既に御存じとは思いますが。ジンムの使った鉄製の鏃とナガスネの使った石器の鏃の違いを見てください。これも私の自慢のお宝です。鉄鏃と石鏃です。
この写真を見ていただけると、その軍備力の差が一目瞭然で、ジンムの勝利間違いないです。先進技術の差が勝敗を決します。