― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

楽 しいひと時と思いがけないプレゼント  ― 花は何処へ行った ―

2012-05-01 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

早いもので、今日から 5月。
ゴールデンウィークも もう 4日目になりました。
 「あと5日ある!」 なんて思っていても、すぐに過ぎて しまうと思われる この連休。
子供の頃、
電車がトンネルに入るのを楽 しみにしていたら あっという間に外に出てしまってがっかりした
なんて経験がありましたが、
今は その電車が 超高速の新幹線のようです!
どこかに出かけても出かけなくても、貴重な時間を、出来れば楽 しいことに …、
有意義に使いたいものですね。




このところ 気の重いことが重なり、
いつも顔を出すカラオケのお店に行く気力まで減退 して、出かけるのが はばかられるようで したが、
欠席すると みなさんに ご心配をかけるかなと思い、出かけて行きました。
   何 しろ、前年度の皆勤賞者ですから …。 でも、実は誰も心配なんか しなかったり して …!
   一応大人なので、自分で決めて出かけた以上は 元気印を心がけます。


到着すると、店内は空いていて、
私の大好きな女性Sさんとも タッチの差。
歌声を聞き逃すことなく1曲目から聞くことが出来ました。


図らずも この日は このお店を愛するいつもの仲間達 だけが集まるという
主さんも認める <純粋なるこのお店のメンバー>との 集いの時間 となりました。

  〔 無理 してでも来て 良かった~! 〕 と思える至福の時に、私の気分も 次第に上昇。 
<何だか飲みたい気分> の人が集まって、<何だか楽 しい気分> になり、
気楽さが和やかさを盛り上げ、どんどんと乗りの良い状態を作り出 して
この日お誕生日だったA女史が 歌うたびに 花束贈呈があったり、プレゼントがあったり …。
見ているだけでも 楽 しい、和気藹々ムード満載の雰囲気になりました。
                                     
すると、 歌い終わった私にも Y氏から 紙袋が …!
  〔 この流れから察すると これはジョークかな~!?! 〕
そう思えた私は
 「ゴミ?」 などと 疑問をボケで返 しながら とりあえず拝受。
マイクを戻 してから お返 しに伺うと
 「待ってましたよ~!」 と 溢れんばかりの笑顔で迎えてくださって、
 「花束やプレゼントをあげている人を見たら、私も同 じように渡 したくなりました~。」 と
おっしゃいました。
  〔 やっぱりね。 この方がそんなことをするほど楽 しい雰囲気なんて、
    今日はホントに気楽なのね~! 〕
すると、ますますの笑顔で
 「それはね。 友人が送ってくれた私の好物なんですよ。」 と付け加えられました。
  〔 さすがにゴミではなかったけれど、ちょうど いただいたばかりの手ごろな物が側にあったってことね! 〕
  〔 みんなのテンションが高い時に 自然に波に乗れるなんて、凄い進歩! 〕
  〔 ここでの時間が楽 しくて、Y氏も幸せを感 じてるってことなんだろうな~! 〕
そんなことを考えながら、こちらまで笑顔になって紙袋を差 し出すと、
 「いえいえ、これはね あなたに差 し上げるために持ってきたんです。
  ですから気に しないで受け取ってくださいよ。」 とおしゃられ、
そこで初めて それが本当に私にくださった物であったことを知って 驚きました。
       (実はこの時、〔 あれっ? こんな言葉 さっきも聞いた! 〕 と思っていました。)
 「えっ! 何でですか!?」 と伺うと、
 「いつも 良くしていただいてますから~!」 と。
       ( 〔 えーっ! これに似た言葉も さっき聞いた! 〕。 この時もかなり驚いていました。)

   3曲ほどの繰り返 しから、いろんなジャンルに挑戦 しようという意欲 まで見られるようになったY氏。
   歌に目覚めちゃってから、より生き生きと 楽 しそうに 自信を持って歌われるようになり、
   そんな姿が笑顔を誘う、もうすっかり <いつものメンバー>となっている 丁寧な物腰の方です。
   お店を愛する歌好きさんが増えてほしいという思いから
   確かに当初からお話をするように してはいましたが、
   そんなことは みなさんだってしていることでしょう。 それなのに私だけがいただくなんて …!
   それでも そう していただいたことに対 して 遠慮 しすぎる のも 四の五の云う のも 失礼
   いうもの!  ありがたくいただくことにしました。
   それにしても 思いがけないこの流れ!
   <何でもあり>状態になっていた店内の雰囲気ではあっても、
   まさかそんなタイミングで頂き物をするなんて、驚きでした。


実は この日。
これ以前にも 同 じようなことがありました。
お店に到着 して すぐ、
主さん命名<明るいシスターズ>、私命名<元気な 3ババトリオ>のひとりから
個性的な傘と小さな紙袋をいただいてしまっていたんです。
不思議に思って伺うと、                     
 「傘は Sさんにもあげたの。 柄違いで買ったのよ!」 と。
   たぶん お姉さん(A女史)のプレゼントを探索中に 一緒に購入 してくださったものと推測 しました。
小さな紙袋のほうは
 「いつも良く してもらってるから …。」 と。
       (これが Y氏の時 最初に 〔 あれっ? 〕 と思ったことでした。)
 「私は何にも してないし、こちらこそ ここで仲良くさせてもらえて嬉 しく思ってるのよ。」 と返答 しても、
 「いいの。 これはあなたのために買ったの。 気に しないで受け取って~!」 と。
       (Y氏の時に驚いたのは これらの言葉が非常に似ていたからでした。)
同 じ日に こんな言葉を 2度も聞く機会なんて そうあることではありません。
何だか狐に摘まれたような、自分に都合のいい夢を見ているような 変な気分になりました。

彼女からは 帰りがけ、
 「元気になってほしいと思ってさ!」 と 耳元に手を置いての そんなひと言があり、
余分な言葉のない思いやりが とても嬉 しく思えました。


〔 いったい どうしちゃったのかしら!? 〕

両方共に その本当の意味が わかったのは 家に帰ってからのことでした。


Y氏からいただいた紙袋の中には 九州名物のお菓子草履 と、手紙 が入っていました。

  
  手紙 には
    このお店の正会員の末席に加入できたようで嬉 しかった。
    その後、カラオケの選曲、唄い方、心得 等 ご指導いただき心強かった。
    今後ともどうぞよろしく …。
    自分の大好物を送ってもらったので あなたも食べてみてください。
    <ぞうり>は足指が解放され、血流の活性化がはかれますから 履いてみてください。
  そんな内容が書かれていました。
    正会員!? そんなものはないけれど、仲間に入れて嬉 しかったんだなと理解 しました。
    ご指導!? そんな偉そうなことをするわけがない!
    よく考えてみたら、歌に対する私の想いをお話 した内容のことなんだなと思い当たりました。
    ご自分の大好物を、好き じゃないかも しれないけれど という言葉を使いながら勧めてくださる
    あたり、 使えそうな健康グッズや、ちゃんと手紙まで入れてくださったあたり、
    そんな気持ちが嬉 しく思えたこれらの品は、<バレンタインデーのお返 し> とのことで、
    文面にはお礼の言葉も記されていました。

       「お返 しは無 しで!」 と言ってお渡 し したのに、こちらが思う以上に喜んでくださって
       こんな形でお返 しまでいただいてしまったことが 申し訳なくも とても嬉 しく感 じられました。
       九州名物のお菓子は意外と甘くなくて美味 しく、ぞうりはスリッパ代わりに使用 して 快適!
       手紙もとても嬉 しくて …、お心遣いに感謝 しています。


そして、                                      
<元気な 3ババトリオ>のひとりからいただいた小さな紙袋の中身は、
小箱に入れられた パワーストーン でした。
   ご自分では時々愚痴話を しながらも、私には内情話を求めない。 そんなスタイルが楽な方です。
   それに加えて こんなところで見せてくれる心遣いが嬉 しくて ホロッと してしまいました。
   すぐに腕に嵌めて、家にいる時はずっと使用。 何だか効いているようにも思えてきますし、
   気持ちの暖かさが伝わって効果があるようにも思えてきます。 お心遣いに感謝です。


   元気な 3ババトリオ>。                         
   こんな言葉が言えるのは 心が通 じ合っているからです。
   本人達に直接言ったと しても、「嫌だ~!」 なんて言いながら笑い転げてくれることでしょう。
   そんなところが大好きですし、そんなところが仲間の良さでしょう。
   70代と80代!?  そう伺っても いまだに信じられない!
   どう見ても私と同世代くらいにしか見えず、言動は私より若いかも と思う時が多いほど!
   年齢をまったく感 じさせないその若さがどこからくるものなのか!?
   何を食べれば、どう生活すれば、そうなれるのか!? と
   本気で <お手本に したい~!> と思わせてくれる方々です。
   この方達がいら してくださるおかげで
   お店が明るい雰囲気になっているという 今や欠かせない <いつものメンバー>。
   時々賑やか過ぎる時がありますが、それも ご愛嬌!



この日、そんな彼女たちから
 「前回歌った <花の歌>が凄く良かったから もう1度歌ってよ~!」 と リクエストを いただきました。
 「この歌 良いな!」
そんな風に思っていただけるのはとても嬉 しいことです。
だから もちろん快諾 しま した。
(この歌は 石川さゆりさんの 『沈丁花』。 その歌の記事については こちら で ご覧ください。)
だけど ちょっと心配なのは、
主さんが よく歌われる 『霧の摩周湖』 も そんなリクエストだったということ。
ご本人が気に入って歌われているものとばかり思っていた私は ちょっとびっくり!
そういえば 彼女たちは 一度気に入ると ご自分でも毎回のように歌われているんです。
空いていてたくさん歌える時ならまだしも、2曲中の1曲なんてなると ちょっと辛いことでしょう!
だから 主さんの分も含めて、〔 あんまり嵌まりませんように …! 〕 と、秘かに祈っておりま~す。
   でもね。 これは 仲間の気安さから起こること。
   対応できないわけでも迷惑というわけではないので、頼まれたら きっと歌うでしょうけどね!
   そういえば今回 Qさんに 『雪次郎鴉』(前回のブログに書いた歌)が大好きなんだと話 したら
   さっそく歌ってくれちゃいました。 これだって リクエスト したようなものかも しれませんもんね!
   立場が変われば 毎回聞きたい気持ちもわかります。 でも本人の負担にならないことが一番!
   たまににするとか、歌ってもらって大丈夫ですか? と確認をとるとか …
   図らずも私のように 快くご自分から選曲 してくださる なんてことがあれば ベストで しょうね。



こんな優 しい方達に囲まれているから、
ここにいる間は嫌なことがあっても忘れていられます。
エネルギーチャージも出来る気が します。
 〔 ここに来なくなったら エネルギーは減る一方なのかな~!? 〕 と思ったら、
少々頑張ってでも 来ることの重要性を感 じずにはいられません。

人それぞれにあるであろう大切なもの。
たとえ他人には その価値がわからなくても
自分にとって大切なものなら
大事に 大事に …

お会い出来て 仲良くなれて 共有できる時間が持てる幸せを大切に思うなら
人に求めるより先に、自分が保持できる努力をすべきだなと 改めて思う次第。
そんなことを考えさせてくれる 仲間は いいものです。



バレンタインデーのお返 しのお話が出ましたので、ちょっと ひと言。

    花かごのような可愛い入れ物 (現在 小物入れと して使用中) に入ったクッキーを くださった 主さん。
    健康を考えてか 野菜で作られたバームクーヘンを くださった U氏。
    美味 しいお肉を くださった Qさん。
    <幸運の鈴>を くださった方も いらっしゃいました。
    S会のほうでは
    有名処のお漬物を くださった方や
    気に しないよう小分けで差 し上げたお菓子が高級だったことに気づかれて
                               <長財布>を くださった方も いらっしゃいました。

今回も全部を書くことは出来ませんが、
みなさん、ありがとうございました。



今回は主にプレゼントのお話になりましたが、
品物をいただいた際に一番嬉 しいのは、その方の気持ちが伝わって来ることです。
くださった方の今の心境や状況、自分との関係性、今までとの兼ね合い …
性格なども考えて 用意 してくださっている過程を思い浮かべると、
何となくではあっても、いろんなことが見えてきたりするものです。
品物の価値は、金額ではない 心遣い
何より価値を感 じるのは そんな心遣いのある 友人仲間たち ということになります。
一緒に過ごす時間は、貴重です。

この日のお店は雰囲気だけでも最高といえるものだったのに、

たくさんの優 しさをいただけて 嬉 しかったです。 ありがとうございました。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

書こうと思った曲は もうすでに書いてありました。
<花の歌> と <トリオ> を キーワードに考えたら、こんな曲が思い浮かんだ … ということで
1961(昭和36)年発売、
      ザ・キングストントリオ
         『Where Have All The Flowers Gone 花は何処へ行った
          (作詞 = Pete Seeger/作曲 = Pete Seeger & Joe Hickerson)


「Where have all the flowers gone, long time passing?
   Where have all the flowers gone, long time ago?
   Where have all the flowers gone?  Young girls have picked them everyone.
   Oh, when will they ever learn?  Oh, when will they ever learn?」
        (日本語歌詞は おおたたかしさん(安井かずみさん補作)
     野に咲く花は どこへ行く
       野に咲く花は 清らか
       野に咲く花は 乙女(少女)の胸に
       そっとやさしく 抱かれる
               :
   繰り返される争いで 良いことなんかあるはずもないのに、なぜ繰り返す!?
     きれいな花が、少女が、若者が …、 みんなが傷ついてゆく。
     どこかで止める勇気があればいいのに … と思うのだけれど、
     いい歳の大人でも、それを自分が先に しようとする人は 少ないのかな なんて思う今日この頃。
     平和は小さな出来事が穏やかに保たれる積み重ね!
     このお店の仲間たちのような優 しさがみんなにあれば、争うこともないのに …!  
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

<世界で一番有名な反戦歌> だと云われているフォークソングです。

1955(S.30)年に ピート・シーガーが制作 し、
彼の 『Rainbow Quest』というメドレー曲集に収録されている曲ですが、
この時にはまだ3番までの歌詞 しかありませんでした。
その後、ジョー・ヒッカーソンが 4番と5番を書き加え、1961(S.36)年に著作権が登録 し直されて、
これによって <反戦歌> としての色彩が鮮明になったとされているようです。
そして同年、
モダンフォークとポップスの融合を果たしたことで有名となった 「キングストン・トリオ」 がこの曲を発表。
収録はB面でしたが、アメリカがベトナム戦争に関わり始めた頃だったため
翌年、ビルボード誌のチャートで最高21位に達するヒットとなりました。
この年、「ピーター・ポール&マリー」 によってもカバーされ、
以降、多くのフォーク歌手によって世界中で歌われ、広まり、親 しまれるようになりました。

    1番 「花はどこへ行った 少女が摘んだ」 →
        2番 「少女はどこへ行った 若者のもとへ嫁いで行った」 →
            3番 「若者はどこへ行った 兵士となって戦場に行った」 →
                4番 「兵士はどこへ行った 死んでお墓に埋められた」 →
                    5番 「お墓はどうなった 花で覆われた」 →
                        6番 「花はどこへ行った 少女が摘んだ」
                          (冒頭と同 じ歌詞で、繰り返されるイメージが強くなっている。)

各歌の最後の 「いつになったら わかるのだろう」 というリフレインも、
 「戦争はいつまで繰り返され、いつになったら愚かさに気づくのか?」 という嘆きのメッセージ。
 同時に 「戦争は、絶対に止めなければいけない!」 という強い思いが込められています。
穏やかで馴染みやすいメロディーと歌詞の持つ力は偉大!
だからこそ <反戦歌> として たくさんの歌手が歌い、世界中に広がっても来た。
そして、世界中のどれだけの人が、心から争いの無くなる日を願っていることでしょう。
それなのに、いまだに どこかで いがみ合いは起きている。
自分を押 し通 して得るものは 失うものより 本当に大きいのでしょうか!?
不思議でなりません。

           世界平和から日常の小さな平和まで、 この歌を歌いながら考えたいものです。


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2 コメント

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ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-06 09:38:56
はじめまして!ヾ(〃 ̄ ̄ ̄ ̄(エ) ̄ ̄ ̄ ̄〃)ノヽ口―♪ 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ♪・.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.・♪アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ♪・.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.・♪
返信する
遅くなりました (ワ・タ・シ)
2012-05-16 00:26:05
コメントありがとうございます。
今は自分が目一杯ですが、そのうち見せていただきますね。
ブログ、頑張ってください。
返信する

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