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― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

春を楽 しめた 3~4月の庭

2014-05-11 | 植物 に関するお話

前回投稿分として書いていた記事でしたが
いつものことながら 書きたいことが どんどん増えていってしまって
収拾がつかなくなってきたため 分けることにしました。



   冬は枯れ木にしか見えないのに、3月初旬には新芽が伸び始める ガクアジサイ さん。
   日蔭から脱出しようと背ばかりが伸びてしまうので、毎年冬には短く切るのだけれど
   元気にまた伸びてきてくれて、とっても勢いを感 じる植物です。
   今は大きな葉が生い茂り、やっとつぼみが付き始めたところです。
  
  
 

   徐々に増えつつあった 大事な スミレ ちゃん。
   雪の影響で 全滅かと嘆いていたら 小株ながら 4ヵ所から見つかって、 少し ホッと しました。
 
 

   数年前に大家さんが苗木で植えた (バラ科) が、今年初めて咲きました。
   まだ ひ弱そうな木ですが しっかりと成長 し、今年は頑張って花を咲かせたようです。
   お花見に行かれなかったので こんなに近場で見れたことは ラッキーでしたが、
   あっという間に葉桜となり、すぐに散ってしまう桜は、やはり <儚い> と感 じさせるお花です。
  
 

   3月に 青くて硬いつぼみを付けた 椿 が、膨らんで色づき、
   4月の初め頃には かなり咲き揃って、庭が華やかになりました。
   今は、枯れて汚い色になってしまったお花が しがみ付くように付いています。
  
 

   4月に入ると タケノコのように、スズラン (クサスギカズラ科) が、土から顔を出し始めました。
   今年は出遅れたものが多くて、一時は雪の影響で枯れてしまったのかと心配 しましたが、
   まっすぐに育って 葉が開いてくると 密集 して 満員電車状態で、
   良い空気を吸おうと顔を出している乗客たち みたいに見えて 可愛い!
   お花は 今が見ごろとなりました。
   
 
  

   開花時期は5~6月と書いてあることの多い シュロ (ヤシ科) ですが、
   我が家とお隣りにあるものは 4月初め頃にはもう咲いていました。
   それにしても、大きくて 肉厚で 重そうで、 ちょっと不気味!
 

   ヤツデ (ウコギ科) の葉が生えてくるところは、裏葉の色や形が まるでエイリアンのようです。
   ヤツデ とは よく云ったものだと感心はするけれど、不気味さは シュロ より 上級!
   すっかり葉が出揃った葉は 艶があり 色もきれいですが、割れかたは まだ浅いようです。
 

   山茶花 (ツバキ科) の新芽も 3月末~4月の初め頃に出て来ますが、
   枝に巻き付いたようになっていて、成長するにつれ 開いてゆくようです。
   遠目には繭が付いているように見えたり、下から撮ったら ユリの花のようにも見えました。
   若い葉は まだ柔らかそうで、明るく艶があり きれいです。
 
 

   姫ウツギ (ユキノシタ科) は 4月の初め頃、か細い茎に小さなつぼみを たくさん付け始めます。
   お花が咲くまでは目立たないけれど、全部が開花すると 緑に白が生えて きれいです。
   左下のお花は まだ咲いている途中で、花びらが巻いたような形になっていますが、
   全開すると ○の中のように 花びらは 先端が尖がり気味の形になります。
 




その他にも 3月には
   マンサク科の トサミズキ (土佐水木) の花も 咲きました。
   枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、
   花穂は長く伸びて7輪前後の淡い黄色の花が垂れ下がるように付きます。
   葉はタマゴ型で、葉の縁には ギザギザの 鋸歯 があり、葉の裏面には毛が生えています。
  
 
 

   バラ科サクラ属の落葉小高木。  小さな の木にも 花が咲きました。
   梅も種類が多いので よくわかりませんが、
   これは 緋梅系・紅梅性、八重咲きの中輪(花径20~25ミリ)、ヒノツカサ(緋の司)
   雄しべが長くて、お花と同じ色を していました。
 

   ツバキ科の常緑小高木。  姫榊 (ひさかき) にも びっしりと 小花が 付きました。
    より 楕円形で 少し小さめの葉は、縁に 鋸歯 があるのも特徴のようです。
   雌雄異株で、3~4月頃、小さな淡白色の5弁花を いっぱい咲かせますが、
   雄花には雄しべが10~15本、雌花には雌しべが1本あるらしいので
   どうやらこれは 雄株 のようです。
 
  

   ひと目で モクレン科 だとわかりそうなお花を咲かせる 落葉広葉樹。
   コブシ (ひさかき) の花も 咲きました。
   高木になると 白い花を 梢 いっぱいに咲かせるようですが、我が家のはまだ おチビさん。
   それでも 早春に他の木々に先駆けて 真っ白で大きな花を 2~3個、咲かせてくれました。
   雄しべと雌しべ って こんな形だったんだ と 改めて知りました。
 




草木たちは、お花が咲いている時だけ それとわかるものが多く、
華やかな開花時期が終わってしまうと あまり目が行かなくなってしまったり、
小さい草木などの場合には、何がどれだか判らなくなってしまうこともあります。
けれども 彼らにはまだ 結実 という 大事な役目が残っていて、
次に気づかせてくれるのも たぶん そんな時。
実を結ぶ努力した結果 成果があらわれる ことでもあるわけだから
努力が報われ 多くの実が生ることに期待したいと思います。


今年も 3月に椿が硬いつぼみを付け、アジサイの新芽が出て以来、
我が家の小さな庭でも たくさんの植物たちに気づかせてもらうことが出来ました。
お花たちが咲いている時期は短く、
名前のわからない植物があったり
見逃 してしまったものもあったのかもしれないけれど、
一生懸命生きている小さな命に魅せられ、たくさんの癒 しをもらい、
植物たちには 感謝です。


今年も いろいろな姿を見せてくれて ありがとう!
これからも元気に育って また来年も きれいなお花を見せてニャン!


                          ※ なお、今回 関連歌の掲載がないことにつきましては
                                                 こちら で ご覧ください。



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