前回、<茶飲み友達> のお話が出ましたので、今回 は <お茶> のお話を …
日本では、食事の後に お茶を いただくのが 普通でした。
昔は 夏でも 食後には 熱いお茶を 飲んでいました。
玉露、煎茶、番茶、玄米茶、ほうじ茶 etc
外食を しても、和食のお店などでは 普通に お茶のサービス がありました。
おそば屋さんで出 してくださる そば茶 にも 感激 !
中華料理のお店でも ジャスミン茶 を出 してくれる所が あります。
現代は 食生活の多様化によって、食後のお茶も 日本茶とは限らなくなってきましたが、
最近では <お水だけ>のお店も多くなり、ちょっと がっかりしてしまうことがあります。
和食のお店でも 言わないと お茶を出 してくれないお店が増えてきている気がします。
<ドリンクバー>なるものができ、有料で 幾種類もの飲み物を 好きなだけ飲めるお店が増えて来た
せいもあるのかも しれませんが、そういった場に しても 和食以外のお店であることが多いので、
日本のお茶を見かけることは少ないような気がします。
お茶も コストが かかるから 今の世の中では大変なのでしょうか!?
洋食の場合、
ランチサービスなど セットになっているか ドリンクバーを付ける以外、コーヒーや紅茶は 別料金 となります。
お茶も だんだんそうなってしまうのかしら!? 寂 しいな~!
そんな風に思って よく考えたら
近年、日本茶専門の喫茶店 も 出来て来ているんですよね。
中国茶の専門店 も あります。
普通の喫茶店 とは また ちょっと違う雰囲気がする空間です。
そういうのも あって良いわよね。
確かに、飲みたいものを選びたい時は 選択肢が多いほうが嬉しいことも多いです。
だけど、お茶のサービス は、出来るだけお願い したいです。
コーヒー や 紅茶 は
<お砂糖>だの <ミルク>だの って 聞いたり 用意したり しなければいけないけれど、
日本茶や中国茶は 入れ方で濃い薄いはあっても 「どうぞ 」 だけで済んでしまう手軽さがあります。
ひとつの物で何種類かの楽 しみ方は出来ないけれど、種類で楽 しむことも出来ます。
種類で云っても コーヒー、紅茶には負けますが、種類が多ければ良い というものでもないでしょう。
さすがに おすし屋さんなら 回転 しているお店でも 粉茶などのサービスはありますが、
それ以外の和食のお店でも 座ったら まずお茶、食後にもお茶、そんな提供を お願い したいと思います。
食前には 口の中をさっぱりさせ、食後には抗菌作用。 長年の習慣、満足感。
若者達は 平気なのかも しれませんが、食後にお水 では … なんか 味気ない!
でも … お水だけは タダよねぇ~。
いえいえ 最近ではそうとばかりは言えませんよね。
昔は、「横浜のお水は美味しいから 船は立ち寄ると必ず補給する」 って言われてたものでしたが
そんな横浜に住んでいても
今では コンビニやスーパーで お水を買うことが 不思議とは思わない世の中になってきています。
<酸素バー> があり、<ウォーターバー> ってお店まで あるなんて聞くと、なんだか
地球の危機 を 感 じます!
そのうち<お通し>みたいに、勝手に持って来て 請求されたりするようになったりして …!?!
なんだか 気楽な気分で お茶が飲みたくなってきました。 「お湯を沸かそ~ っと!」
抹茶が入った煎茶や玄米茶は 色もきれいで 目からも癒 しをもらえます。
熱いお茶を飲むと、身体と心が ホッ!
最近 あまり見かけなくなって しまった <コタツ>。
その中に入って 座椅子に寄りかかり、 みかん、お煎餅、おまんじゅう などを食べながら お茶を飲む。
もう暖かくなっちゃいましたが、冬場には そんな 憩いの時間、良いですよね~!
先日の旅行で久しぶりに入った時も、落ち着いちゃったら もう動きたくなくなっちゃいましたもの!
日本人でありながら、お茶が好きだと言いながら、
細かいことまでは知らなくて、 <違いがわかる女> になり切れない私!
そこで 自分のために 少し調べてみました。
言われてみればわかることもあるんだけど、 お茶も 奥が深い です!
◆ 栽培方法による種類
≪露地栽培≫
・自然光下で栽培する一般的な栽培方法。
≪被覆栽培≫
「かぶせ茶」 「冠茶」
・ワラや寒冷紗で1週間前後 茶園を覆い、日光をさえぎって育てた茶葉を荒茶加工したもの。
・陽の光をあてずに新芽を育てるため、茶葉の緑色が濃くなり、渋みが少なく旨みを多く含む。
「玉露」
・新芽が2~3枚開き始めたころ、茶園をヨシズやワラで20日間ほど覆い、日光をさえぎって育てた
茶葉を荒茶加工したもの。
・光を制限して新芽を育てることで、アミノ酸(テアニン)からカテキンへの生成が抑えられ、渋みが
少なく、旨みが豊富で海苔に似た「覆い香」が特徴的。
「てん茶(碾茶)」
・ヨシズやワラで玉露より長い期間 被覆栽培 し、生葉(一番茶)を蒸 した後、揉まずにそのまま
乾燥 し、茎や葉脈などを除いて 5mm角程度の扁平な形と したもの。
・主に抹茶の原料となり、出荷直前に石臼で挽いたものを抹茶と して出荷。
◆ 摘採時期による分類
「新茶」
・1年で最初に摘まれるお茶のことで、「初物」 「旬のもの」 と呼ばれます。
・立春(2月4日頃)から数えて88日目を 「八十八夜」 といい、この日に摘み採られたお茶を飲むと、
一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられている。
「一番茶」 「二番茶」 「三番茶」 「秋冬番茶」
・「一番茶」 は、新茶のことですが、摘み取った順番で <1番><2番><3番>と呼ばれます。
・「秋冬番茶」 は 三番茶を摘み採らずに、秋口に摘んだお茶のこと。
◆ 荒茶製造工程による種類
≪蒸し製緑茶≫
「煎茶」
・緑茶の中で、もっとも一般的な製法でつくられた よく飲まれている代表的なお茶。
・手摘み煎茶の場合は1芯2~3葉、機械摘みの場合は1芯4~5葉。
・蒸して揉むという もっともポピュラーな荒茶製法でつくられたお茶。
「玉緑茶」 「ムシグリ」 「ぐり茶」
・煎茶と同様の荒茶製造工程の途中、精揉(最後に形を細長くまっすぐに整える)工程がなく、
回転するドラムに茶葉を入れ熱風を通して乾燥させるため、撚れない丸い形状に仕上がったお茶。
・主に九州北・中部でつくられ、「嬉野茶」などに代表される 渋みが少なく、まろやかな味わい。
「深蒸し緑茶」 「深蒸し煎茶」
・普通のお茶より 約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸してつくったお茶。
・茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、お茶の味や緑の水色(すいしょく)が濃く出る。
・長時間蒸されることで茶葉が細かくなり、青臭みや渋みがなくなる。
・お茶をいれる際、たくさんの茶葉を使用するため、茶葉そのものの有効成分も摂取できる。
≪釜炒り緑茶≫
「釜伸び茶」
・荒茶製造工程で生葉を蒸さずに 高温の釜で炒って熱処理し、精揉機を使って<細より>に整えて
製造したお茶。
「釜炒り玉緑茶」 「カマグリ」
・荒茶製造工程で、釜で炒って製造しただけでなく、玉緑茶と同様に精揉工程がなく、回転するドラム
に 茶葉を入れ、熱風を通して乾燥させ、丸い形状に仕上げたお茶。
◆ 仕上げ加工工程による種類
「粉茶」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶。
・お茶をいれた時に細かい茶葉そのものも入りやすく、有効成分を摂取しやすい。
・色合いは鮮やかな緑色で、味も濃く出ます。
「頭」 「頭柳(あたまやなぎ)」
・仕上げ加工工程で、選別された扁平なお茶。
・やや硬化して柳の葉のように扁平に揉まれた茶葉を選別したもの。
「茎茶」 「かりがね」 「棒茶(ぼうちゃ)」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを選別したお茶。
・独特のさわやかな香りと甘みが特徴で、、艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど、甘みがある。
・中でも 「かりがね」 と呼ばれる玉露や高級な煎茶の茎は珍重されている。
・機械刈りした硬くて赤褐色の太い茎の部分は、地域によっては「棒茶(ぼうちゃ)」として販売。
「芽茶」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、芽の先の細い部分を選別したお茶。
・高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、お茶の旨みを多く含み、見た目は
コロコロとしていて、味が濃く出るのが特徴。
◆ 摘採時期による分類
「番茶」
・摘採期、品質、地域などで日本茶の基本的な主流から外れたお茶の総称。
・「番外茶」、遅く摘み採った「晩茶」、番小屋で待機中に飲んだ安いお茶「番茶」などの意味がある。
・煎茶を摘採した後の硬い茶葉を摘採・加工したもの。
・番茶は、「番外茶」からきているといわれており、大きく5種類に分類される。
「抹茶」
・てん茶を、出荷する直前に石臼で挽いたもの。
・お点前(おてまえ)における濃茶(こいちゃ)用の抹茶は、以前は樹齢100年以上という古木から
摘採した茶葉が使われましたが、近年は濃茶に適した品種(さみどり・ごこう・あさひ・やぶきたなど)
の選定や、肥培管理・被覆期間などの検討を行い、良質なものが濃茶用とされています。
・また、薄茶(うすちゃ)用の抹茶は濃茶に対して粗茶とされていましたが、現代ではお茶といえば
薄茶のことで、濃茶は茶事以外のときは特に濃茶というのが一般的です。
・お茶として飲む以外にも、お菓子や料理などで利用されます。
「ほうじ茶」 「焙茶」
・煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶。
・煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の大きい葉や茎を混ぜ合わせ、炒った(ほうじた)もの
も含まれる。
・ほうじ機でほうじ香が生じるまで約200度で加熱し、すぐに冷却されます。
炒る(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(固体から気体に直接変化する現象)して少なくなり、
・苦みが抑えられ 子どもやお年寄りの方にも飲みやすいお茶。
・香ばしさとすっきりとした軽い味が楽しめます。
・キツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶。
「玄米茶」
・水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などを、ほぼ同量の割合で加えたお茶。
・炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが楽しめる。
・玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少なくなることから、カフェインが少なく、
子どもやお年寄りの方にもお勧めできるお茶。
渋み、甘み、香ばしさ、色。 お米と同じで 飽きることのない味わい。
日本人で良かったな~と思う 瞬間です!
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
お茶のお話 … ということで
1996(平成8)年 3月 3日発売、アルバム収録曲
SMAP の 『お茶でもどうかな?』
(作詞 = 森 浩美 さん / 作曲 = 寺田一郎 さん)
「偶然こんな風に 出会ったりするんだ ちょっと 照れてしまうけど …」
「手放 してから大事なことに 人は気づくんだね」
「厭 じゃなければもう一度 お茶でもどうかな? 二人で …」
人は後になって大切なものに気づく。 喧嘩別れして2年後の偶然の再会。
別れたのは誰のせいでもなく、そういう時期だっただけさ。
僕も少し成長したし、君はまたきれいになったよね。
もう一度 二人で お茶でも しないかい!?
若い二人だから、<お茶>って緑茶のことなんかじゃないでしょうけれど、
お茶が二人の心 まで暖め、癒 してくれそうな気がします。
(※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
SMAPが今の5人になる前に 森且行君というメンバーがいたのを覚えていますか?
オートレーサーになりたいと言ってやめていった子です。
昨年 開局50周年を迎えたテレビ朝日で、1月31日に生放送された 「SmaSTATION !! presents SMAP
がんばりますっ !!」 中で、その存在を隠すようにしてきたジャニーズ事務所が やっと映像を公開 しました。
この歌は 彼にとっての最後のアルバム 『SMAP 008』 の中に入っている 彼のソロ曲。
SMAPとしては8枚目のアルバムで、彼はこのアルバムが発売された2ヵ月後に脱退 してしまいました。
でも 紆余曲折がありながら、結婚も し、オートレーサーとしては最上位のS級にランクされ、
生放送3日前には デビュー13年目にして念願の初G1優勝を飾り、平成21年度前期適用ランク(平成20年
7月 ~ 12月の結果を基に算出)で全国 5位 になるなど その活躍は素晴ら しい!
世界は違えども、大人なら こんなに頑張っている人を もっと応援 してあげればいいのに …!
ジャニーズ事務所は たくさんの若者達を預かっていて 人をまとめる立場にあるわけなんですから
器を大きく持って、自分も含め、<思いやりの心>を伸ばすなど、良い指導をお願いしたいと思います。
尚、このアルバム、通常版は もちろん森君も入ったメンバーの写真ですが、初回版のジャケットには
タコが描かれていたのだそうです。
SMAPの大ファンというわけではありませんが、歌が上手かった印象の強い 森君の歌と 軽快なリズム。
もう一度聴いてみたい気分です。
お酒は 誰かと飲みた いもの! お茶は、ひとりで も、誰かとで も良い時間!
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
「イラスト工房」 「素材屋ひなとん」 「ソザイヤPOMO」 「みさきのイラスト素材」 「こねこのあくび」
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日本では、食事の後に お茶を いただくのが 普通でした。
昔は 夏でも 食後には 熱いお茶を 飲んでいました。
玉露、煎茶、番茶、玄米茶、ほうじ茶 etc
外食を しても、和食のお店などでは 普通に お茶のサービス がありました。
おそば屋さんで出 してくださる そば茶 にも 感激 !
中華料理のお店でも ジャスミン茶 を出 してくれる所が あります。
現代は 食生活の多様化によって、食後のお茶も 日本茶とは限らなくなってきましたが、
最近では <お水だけ>のお店も多くなり、ちょっと がっかりしてしまうことがあります。
和食のお店でも 言わないと お茶を出 してくれないお店が増えてきている気がします。
<ドリンクバー>なるものができ、有料で 幾種類もの飲み物を 好きなだけ飲めるお店が増えて来た
せいもあるのかも しれませんが、そういった場に しても 和食以外のお店であることが多いので、
日本のお茶を見かけることは少ないような気がします。
お茶も コストが かかるから 今の世の中では大変なのでしょうか!?
洋食の場合、
ランチサービスなど セットになっているか ドリンクバーを付ける以外、コーヒーや紅茶は 別料金 となります。
お茶も だんだんそうなってしまうのかしら!? 寂 しいな~!
そんな風に思って よく考えたら
近年、日本茶専門の喫茶店 も 出来て来ているんですよね。
中国茶の専門店 も あります。
普通の喫茶店 とは また ちょっと違う雰囲気がする空間です。
そういうのも あって良いわよね。
確かに、飲みたいものを選びたい時は 選択肢が多いほうが嬉しいことも多いです。
だけど、お茶のサービス は、出来るだけお願い したいです。
コーヒー や 紅茶 は
<お砂糖>だの <ミルク>だの って 聞いたり 用意したり しなければいけないけれど、
日本茶や中国茶は 入れ方で濃い薄いはあっても 「どうぞ 」 だけで済んでしまう手軽さがあります。
ひとつの物で何種類かの楽 しみ方は出来ないけれど、種類で楽 しむことも出来ます。
種類で云っても コーヒー、紅茶には負けますが、種類が多ければ良い というものでもないでしょう。
さすがに おすし屋さんなら 回転 しているお店でも 粉茶などのサービスはありますが、
それ以外の和食のお店でも 座ったら まずお茶、食後にもお茶、そんな提供を お願い したいと思います。
食前には 口の中をさっぱりさせ、食後には抗菌作用。 長年の習慣、満足感。
若者達は 平気なのかも しれませんが、食後にお水 では … なんか 味気ない!
でも … お水だけは タダよねぇ~。
いえいえ 最近ではそうとばかりは言えませんよね。
昔は、「横浜のお水は美味しいから 船は立ち寄ると必ず補給する」 って言われてたものでしたが
そんな横浜に住んでいても
今では コンビニやスーパーで お水を買うことが 不思議とは思わない世の中になってきています。
<酸素バー> があり、<ウォーターバー> ってお店まで あるなんて聞くと、なんだか
地球の危機 を 感 じます!
そのうち<お通し>みたいに、勝手に持って来て 請求されたりするようになったりして …!?!
なんだか 気楽な気分で お茶が飲みたくなってきました。 「お湯を沸かそ~ っと!」
抹茶が入った煎茶や玄米茶は 色もきれいで 目からも癒 しをもらえます。
熱いお茶を飲むと、身体と心が ホッ!
最近 あまり見かけなくなって しまった <コタツ>。
その中に入って 座椅子に寄りかかり、 みかん、お煎餅、おまんじゅう などを食べながら お茶を飲む。
もう暖かくなっちゃいましたが、冬場には そんな 憩いの時間、良いですよね~!
先日の旅行で久しぶりに入った時も、落ち着いちゃったら もう動きたくなくなっちゃいましたもの!
日本人でありながら、お茶が好きだと言いながら、
細かいことまでは知らなくて、 <違いがわかる女> になり切れない私!
そこで 自分のために 少し調べてみました。
言われてみればわかることもあるんだけど、 お茶も 奥が深い です!
◆ 栽培方法による種類
≪露地栽培≫
・自然光下で栽培する一般的な栽培方法。
≪被覆栽培≫
「かぶせ茶」 「冠茶」
・ワラや寒冷紗で1週間前後 茶園を覆い、日光をさえぎって育てた茶葉を荒茶加工したもの。
・陽の光をあてずに新芽を育てるため、茶葉の緑色が濃くなり、渋みが少なく旨みを多く含む。
「玉露」
・新芽が2~3枚開き始めたころ、茶園をヨシズやワラで20日間ほど覆い、日光をさえぎって育てた
茶葉を荒茶加工したもの。
・光を制限して新芽を育てることで、アミノ酸(テアニン)からカテキンへの生成が抑えられ、渋みが
少なく、旨みが豊富で海苔に似た「覆い香」が特徴的。
「てん茶(碾茶)」
・ヨシズやワラで玉露より長い期間 被覆栽培 し、生葉(一番茶)を蒸 した後、揉まずにそのまま
乾燥 し、茎や葉脈などを除いて 5mm角程度の扁平な形と したもの。
・主に抹茶の原料となり、出荷直前に石臼で挽いたものを抹茶と して出荷。
◆ 摘採時期による分類
「新茶」
・1年で最初に摘まれるお茶のことで、「初物」 「旬のもの」 と呼ばれます。
・立春(2月4日頃)から数えて88日目を 「八十八夜」 といい、この日に摘み採られたお茶を飲むと、
一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられている。
「一番茶」 「二番茶」 「三番茶」 「秋冬番茶」
・「一番茶」 は、新茶のことですが、摘み取った順番で <1番><2番><3番>と呼ばれます。
・「秋冬番茶」 は 三番茶を摘み採らずに、秋口に摘んだお茶のこと。
◆ 荒茶製造工程による種類
≪蒸し製緑茶≫
「煎茶」
・緑茶の中で、もっとも一般的な製法でつくられた よく飲まれている代表的なお茶。
・手摘み煎茶の場合は1芯2~3葉、機械摘みの場合は1芯4~5葉。
・蒸して揉むという もっともポピュラーな荒茶製法でつくられたお茶。
「玉緑茶」 「ムシグリ」 「ぐり茶」
・煎茶と同様の荒茶製造工程の途中、精揉(最後に形を細長くまっすぐに整える)工程がなく、
回転するドラムに茶葉を入れ熱風を通して乾燥させるため、撚れない丸い形状に仕上がったお茶。
・主に九州北・中部でつくられ、「嬉野茶」などに代表される 渋みが少なく、まろやかな味わい。
「深蒸し緑茶」 「深蒸し煎茶」
・普通のお茶より 約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸してつくったお茶。
・茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、お茶の味や緑の水色(すいしょく)が濃く出る。
・長時間蒸されることで茶葉が細かくなり、青臭みや渋みがなくなる。
・お茶をいれる際、たくさんの茶葉を使用するため、茶葉そのものの有効成分も摂取できる。
≪釜炒り緑茶≫
「釜伸び茶」
・荒茶製造工程で生葉を蒸さずに 高温の釜で炒って熱処理し、精揉機を使って<細より>に整えて
製造したお茶。
「釜炒り玉緑茶」 「カマグリ」
・荒茶製造工程で、釜で炒って製造しただけでなく、玉緑茶と同様に精揉工程がなく、回転するドラム
に 茶葉を入れ、熱風を通して乾燥させ、丸い形状に仕上げたお茶。
◆ 仕上げ加工工程による種類
「粉茶」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶。
・お茶をいれた時に細かい茶葉そのものも入りやすく、有効成分を摂取しやすい。
・色合いは鮮やかな緑色で、味も濃く出ます。
「頭」 「頭柳(あたまやなぎ)」
・仕上げ加工工程で、選別された扁平なお茶。
・やや硬化して柳の葉のように扁平に揉まれた茶葉を選別したもの。
「茎茶」 「かりがね」 「棒茶(ぼうちゃ)」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを選別したお茶。
・独特のさわやかな香りと甘みが特徴で、、艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど、甘みがある。
・中でも 「かりがね」 と呼ばれる玉露や高級な煎茶の茎は珍重されている。
・機械刈りした硬くて赤褐色の太い茎の部分は、地域によっては「棒茶(ぼうちゃ)」として販売。
「芽茶」
・玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、芽の先の細い部分を選別したお茶。
・高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、お茶の旨みを多く含み、見た目は
コロコロとしていて、味が濃く出るのが特徴。
◆ 摘採時期による分類
「番茶」
・摘採期、品質、地域などで日本茶の基本的な主流から外れたお茶の総称。
・「番外茶」、遅く摘み採った「晩茶」、番小屋で待機中に飲んだ安いお茶「番茶」などの意味がある。
・煎茶を摘採した後の硬い茶葉を摘採・加工したもの。
・番茶は、「番外茶」からきているといわれており、大きく5種類に分類される。
「抹茶」
・てん茶を、出荷する直前に石臼で挽いたもの。
・お点前(おてまえ)における濃茶(こいちゃ)用の抹茶は、以前は樹齢100年以上という古木から
摘採した茶葉が使われましたが、近年は濃茶に適した品種(さみどり・ごこう・あさひ・やぶきたなど)
の選定や、肥培管理・被覆期間などの検討を行い、良質なものが濃茶用とされています。
・また、薄茶(うすちゃ)用の抹茶は濃茶に対して粗茶とされていましたが、現代ではお茶といえば
薄茶のことで、濃茶は茶事以外のときは特に濃茶というのが一般的です。
・お茶として飲む以外にも、お菓子や料理などで利用されます。
「ほうじ茶」 「焙茶」
・煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶。
・煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の大きい葉や茎を混ぜ合わせ、炒った(ほうじた)もの
も含まれる。
・ほうじ機でほうじ香が生じるまで約200度で加熱し、すぐに冷却されます。
炒る(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(固体から気体に直接変化する現象)して少なくなり、
・苦みが抑えられ 子どもやお年寄りの方にも飲みやすいお茶。
・香ばしさとすっきりとした軽い味が楽しめます。
・キツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶。
「玄米茶」
・水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などを、ほぼ同量の割合で加えたお茶。
・炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが楽しめる。
・玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少なくなることから、カフェインが少なく、
子どもやお年寄りの方にもお勧めできるお茶。
渋み、甘み、香ばしさ、色。 お米と同じで 飽きることのない味わい。
日本人で良かったな~と思う 瞬間です!
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
お茶のお話 … ということで
1996(平成8)年 3月 3日発売、アルバム収録曲
SMAP の 『お茶でもどうかな?』
(作詞 = 森 浩美 さん / 作曲 = 寺田一郎 さん)
「偶然こんな風に 出会ったりするんだ ちょっと 照れてしまうけど …」
「手放 してから大事なことに 人は気づくんだね」
「厭 じゃなければもう一度 お茶でもどうかな? 二人で …」
人は後になって大切なものに気づく。 喧嘩別れして2年後の偶然の再会。
別れたのは誰のせいでもなく、そういう時期だっただけさ。
僕も少し成長したし、君はまたきれいになったよね。
もう一度 二人で お茶でも しないかい!?
若い二人だから、<お茶>って緑茶のことなんかじゃないでしょうけれど、
お茶が二人の心 まで暖め、癒 してくれそうな気がします。
(※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
SMAPが今の5人になる前に 森且行君というメンバーがいたのを覚えていますか?
オートレーサーになりたいと言ってやめていった子です。
昨年 開局50周年を迎えたテレビ朝日で、1月31日に生放送された 「SmaSTATION !! presents SMAP
がんばりますっ !!」 中で、その存在を隠すようにしてきたジャニーズ事務所が やっと映像を公開 しました。
この歌は 彼にとっての最後のアルバム 『SMAP 008』 の中に入っている 彼のソロ曲。
SMAPとしては8枚目のアルバムで、彼はこのアルバムが発売された2ヵ月後に脱退 してしまいました。
でも 紆余曲折がありながら、結婚も し、オートレーサーとしては最上位のS級にランクされ、
生放送3日前には デビュー13年目にして念願の初G1優勝を飾り、平成21年度前期適用ランク(平成20年
7月 ~ 12月の結果を基に算出)で全国 5位 になるなど その活躍は素晴ら しい!
世界は違えども、大人なら こんなに頑張っている人を もっと応援 してあげればいいのに …!
ジャニーズ事務所は たくさんの若者達を預かっていて 人をまとめる立場にあるわけなんですから
器を大きく持って、自分も含め、<思いやりの心>を伸ばすなど、良い指導をお願いしたいと思います。
尚、このアルバム、通常版は もちろん森君も入ったメンバーの写真ですが、初回版のジャケットには
タコが描かれていたのだそうです。
SMAPの大ファンというわけではありませんが、歌が上手かった印象の強い 森君の歌と 軽快なリズム。
もう一度聴いてみたい気分です。
お酒は 誰かと飲みた いもの! お茶は、ひとりで も、誰かとで も良い時間!
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
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