月に一度の集まり S会。
そのメンバーのおひとりが 私に耳うちしてきたお話が面白かったので 書きたくなりました。
「うちは <俺 が 女> で <うちの(女房) が 男> なんだよ。
うちのは 料理はするよ。 俺は しない!
だけど …、 逆 なんだなぁ~!」
この言いかたが しみじみ と していて とっても いい感 じだったんです。
そういえば 何度か 似たようなことを言っていらしたのを思い出 しました。
つまり これは <男女逆転でもうまくいっている> ということを言いたい ご主人の
< ご自慢アピール> だったというわけです。
改めて考えてみると、確かにね~!
パパさんは お掃除が大好き だったり します。
ママさんは おおらかで どっしり構えている。
でも お二人とも 実に人が良く、い~感 じの方達 なんです。
〔 この組み合わせでないと 絶対ダメなのね~! 〕
そう思わせる とっても良いご夫婦です。
パパさんは女性が大好きだから そのあたりは しっかり <男性> のようです。
私も一応 女性には見えるようで よく くっつかれますが、なんだか子供みたいだから
普通ならダメなのに大丈夫みたい! ママさんもぜ~んぜん気にしません。
お互いの信頼関係、きちんと出来ているからなんで しょうね~!
そんなことを考えて 微笑ましく思っていたら
今度は もう一組のご夫婦の だんな様から
「うちのを見てごらん。 まるで やさ ぐれてる みたいで しょ!」 と 耳うちされました。
〔 やさ ぐれてる? 〕
見ると、この時の奥様は ちょっと <投げやり> に見えるような態度をとっていました。
〔 そうね~ 確かに 知らない人が この状況を見れば そんな風にも見えるわね~! 〕
だけど、今までを見てきている私ですから、
「う~ん! (やさぐれてる) … というよりは、 大物風 かな!」 と返答 しました。
けれども ご主人は この意味がわからない!
「え~ あれが大物に見えるの? どう見てもそうは見えないけどな~!」
何度も首を傾げていらっしゃいました。
でもね~、 あなたの奥様は 間違いなく 大物 なんですよ~!
最近 ここのメンバーは、自己中心的な面が 随処にちらつくご主人を見て、
〔 これじゃ~ 奥さんは大変だろうな~! 〕 と思わされることが多くなっているんです。
だから、そんなご主人と ずっと連れ添ってこられた奥様は 凄い と思っている!
ちょっとやそっと じゃ動 じない言動は、長い年月の間に培(つちか)われてきたもので しょう。
二人で熱くなっていたら きっと常に <言い争い> になって しまうことで しょうから、
〔 ちょっと 冷めたくらいで ちょうどいいのかも しれないわね! 〕
〔 … というより そんな感 じでないと やってられないのかも しれないわね~! 〕
などと思えます。 言い換えれば、
〔 ご主人のこれまでの態度が 奥様を <やさぐれ> と見えるように したんじゃないのかな!? 〕
ってことです。
それなのに、そんなことにはまったく気づいていない様子の ご主人様なのです。
だけど、ある面では 〔 奥様のほうが 頭が良くて もっと強いのかも しれない! 〕 と感 じさせる節も
あることから、 〔 だからこそ うまくやっていけているんだろうな~! 〕 と感心させられているんです。
よって、 <大物風> と言ったのは 〔 奥様がいるから今がある ってことに気づきましょうよ! 〕 という
私の ちょっとした <女としての反発> ってところでしょうか!?
どうせ気付きゃ しないとわかっていながら 降りかけてみた 微妙な <スパイス>!
わがままだけど 決 して悪い人ではないのがわかっているから、
< 懲ら しめのための太い注射> を したかったというわけではなく、<蚊の針> 程度の チクリ!
ご主人の問いに <適当な相槌> を打ちたくなかったという ちっちゃな抵抗です。
※ [やさ ぐれる] とは、本来 [家出する] という意味だそうですが、
[ぐれる] と混同 したり 間違って使われたりしたことから
<不満 などから すねた態度をとるさま> ということで、
[すねる] [自暴自棄になる] [投げやりになる] [ふてくされる] [いじける]
といった意味で使われることが多くなっているようです。
よく考えてみれば、確かに このご夫婦も <男女逆> という感 じで、
ご主人が 妙に細かいことにこだわりがあるのに対 して、
奥さんは かなり 大ざっぱで 大胆なところがあるように見え、
ご主人の <困ったちゃん振り> が発揮されない限りは、実に良いご夫婦だと思っています。
加えて、
このメンバーで たまに行くスナックの マスターとママも
<男女逆> だと すぐにわかる お二人なんです。
元 銀行員だったというマスターは 超真面目人間 で、コートをかけ、おつまみなどを作 り、
デンモクに歌を入れ、お客様とお話をする … と、ひとりで ずっと動き回っていらっしゃるんです。
それに引き換え 年上のママさんは、トイレから出ていらしたお客様に 座ったまま おしぼりを渡す、
それだけがお仕事のようで、その場から動くことも少なく、ご自分からお客様に話 しかけることも
ほとんどない という ちょっと変わった存在の方なんです。 それでも ご夫婦仲は良さそう!
いつも一緒にいらっしゃるので、お休みでも したら きっと誰もが心配することで しょう。
それが普通だと理解されているなら、それもひとつのお店の特徴!
きっと 生活の中で お互いが不足 している部分を補い合っている 良いご夫婦なんだと思います。
他人からは不思議に見えても、当人同士 良い面が見え、解り合っているから 一緒にいる!
< 許せない> とか < どうしようもない> とか言ったって、長い年月を一緒に過ごせて来ているなら
< しょーがない> と 許せている部分のほうが大きい ってことなんじゃないでしょうか!?
あるいは 喧嘩 し合って改善 しているのかも しれませんし ネ!
よく考えてみれば この会。 独身者のほうが多い!
離婚 した人、連れ合いに先立たれた人! (離婚 していないだけの 約1名も 独身の部類!)
ご夫婦で参加の 2組が 2組共に、 そしてスナックのご夫婦までが <逆転夫婦>だとなれば、
かなりの確率ってことになります。
今や <逆転夫婦> のほうが多い ってことなのかしら!?
そして、
決 して そうとばかりはいえないので しょうけれど、
たまたまにしても こんなに狭い区切りの中に 3組 も いるというのは 不思議!
男 と 女 というより 凸 と 凹
補い合って ぴったり合えば うまくいく!
どちらがどうだって構わない ってことなんで しょうね。
ある程度 歳をとると、<男> とか <女> って意識より、
<楽に生きた い!> って意識のほうが 強くなってきちゃうからなのかも ニャ~!
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少 しずつ変わりながら積み重なって今がある? … ということで
1980(昭和55)年 1月21日発売、
岩崎宏美 さん の 『スローな愛がいいわ』
(作詞 = 三浦徳子 さん/作曲 = 筒美京平 さん)
「男は男の服を着て 女は女の物腰で
似合いの二人と言われることに こだわりすぎてた」
「スローな愛がいいわ だから スローな愛がいいわ
砂浜 寄せては返す波の生き方で 愛 したい」
「男が女のやさ しさで 女が男の決め方で
おか しな二人と言われることに ためらいはないわ」
< 男> と< 女>!
お互いを理解 しよう と して 少 しずつ近づ いて行ったら
いつか 逆転 していた なんてこと、 あるのかな?
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
筒美京平氏は デビュー直後から宏美さんに注目 していらしたそうで、
たくさんの歌を提供されています。
この曲は 彼女の 19枚目のシングルとなっています。
(岩崎宏美さんの 他の歌の紹介記事は こちら と こちら で ご覧ください。)
NHK紅白歌合戦には 1975(S.50)年~1988(S.63)年まで、連続 14 回出場されていますが、
この曲が発売された年に歌われたのは 『摩天楼』 でした。
この年は 妹の岩崎良美さんがデビューし、初出場を果たしていて、
出場6度目の宏美さんとは 姉妹揃っての出場 と 話題になりました。
紅白で <話題性> や <人気度> が重視されるのは 当然のことなのかも しれませんが、
今は <J-POP> か <演歌> か といったような狭い領域になっているようで、
いろんなジャンルの歌があってもいいのに、
宏美さんのように歌唱力のある聞き応えのある歌も聞きたいのに と思っても
ちっとも選ばれないのが残念です。
この曲を聞いている限りでは
宏美さんは あの透明感のある トレードマークの長い髪のような 真っ直ぐな歌声で
難なく歌っているように思えますが、
音域が広くて、曲構成やメロディー展開も複雑なため、
「喉の調子をみていないと歌いきれない曲」 と語っていると聞いて
彼女をもってしても そんなことがあるのかと驚いています。
私は 相性ピッタリのマーブルとスキンシップを図ってみようかな!
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