「中小企業、サービスロボに商機」
マッスル玉井博文社長
大阪市の北区にあるロボットベンチャーの「マッスル」。
マッスルを、参議院選挙前の6月28日に安倍晋三首相が、大阪市の制御機器・ロボットベンチャー「マッスル」を訪れたことで、同社が注目された。安倍首相は、要介護者のベッドの乗り降りを補助するロボットなどを見学、約30分も滞在した。
玉井社長は、「日本では苦労したが、米国では技術力を正当に評価してもらえた。渡米して米国の医療機器メーカーに自社製品を提案し、興味を持たれ、人工呼吸器の基幹部品を供給することになったた。」とのこと。
米ディズニーランドでも、キャラクター人形を動かすのに同社のモーターシステムが使われているそうです。
特に、マッスルが一躍注目を浴びたのは、2010年の上海万博で、日本産業館の外壁を上り下りするロボットを作り、国内でも有名になったこと。
特に、このマッスルが開発した2種の介護ロボットというのが注目される。
要介護者をベッドや車いすにスムーズに移動できる移乗システム「SASUKE」と、自動排泄(はいせつ)処理装置「LOVE=同左」。いずれも介護保険適用を申請し、「月数千円で個人宅でもレンタル利用できるようにする」(玉井社長)ことを目指しているという。
要介護者の移動やオムツ交換をする介護従事者の負担を軽減する。SASUKEは2腕を備え、介護者の背中と足を抱きかかえる様な形で移動させる。操作にも大きな力は不要で、最大120キログラムの体重の人まで軽々と移動できる。
LOVEは要介護者に装着するカップ部分に特殊センサーを備えており、大便と小便を判別し、吸引・洗浄・除菌運転を自動で行う。12時間程度連続運転できるタンク容量を備え、夜間など介護者がオムツ交換できない間、要介護者を快適に保つという。
こういうロボットが、低下で市場に出てくると、高齢化時代の危惧が少しは和らぐのではないだろうか。今後の進化に多いに期待をしたい。
介護ロボット「ROBOHELPER SASUKE」
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