よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

ロボットの役割/関西の話題・情報(33)

2013-10-01 08:15:02 | 関西の話題・情報

「中小企業、サービスロボに商機」

マッスル玉井博文社長

マッスルを、参議院選挙前の6月28日に安倍晋三首相が、大阪市の制御機器・ロボットベンチャー「マッスル」を訪れたことで、同社が注目された。安倍首相は、要介護者のベッドの乗り降りを補助するロボットなどを見学、約30分も滞在した。

それでも、日本では、同社の製品はなかなか売れずに、主力商品のモーターシステムは、まず米国でヒットしたそうです。

玉井社長は、「日本では苦労したが、米国では技術力を正当に評価してもらえた。渡米して米国の医療機器メーカーに自社製品を提案し、興味を持たれ、人工呼吸器の基幹部品を供給することになったた。」とのこと。

米ディズニーランドでも、キャラクター人形を動かすのに同社のモーターシステムが使われているそうです。

特に、マッスルが一躍注目を浴びたのは、2010年の上海万博で、日本産業館の外壁を上り下りするロボットを作り、国内でも有名になったこと。

特に、このマッスルが開発した2種の介護ロボットというのが注目される。

要介護者をベッドや車いすにスムーズに移動できる移乗システム「SASUKE」と、自動排泄(はいせつ)処理装置「LOVE=同左」。いずれも介護保険適用を申請し、「月数千円で個人宅でもレンタル利用できるようにする」(玉井社長)ことを目指しているという。

要介護者の移動やオムツ交換をする介護従事者の負担を軽減する。SASUKEは2腕を備え、介護者の背中と足を抱きかかえる様な形で移動させる。操作にも大きな力は不要で、最大120キログラムの体重の人まで軽々と移動できる。

LOVEは要介護者に装着するカップ部分に特殊センサーを備えており、大便と小便を判別し、吸引・洗浄・除菌運転を自動で行う。12時間程度連続運転できるタンク容量を備え、夜間など介護者がオムツ交換できない間、要介護者を快適に保つという。

こういうロボットが、低下で市場に出てくると、高齢化時代の危惧が少しは和らぐのではないだろうか。今後の進化に多いに期待をしたい。

           介護ロボット「ROBOHELPER  SASUKE」を開発したマッスルの玉井博文社長(大阪市北区)

              介護ロボット「ROBOHELPER SASUKE」 

かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/ 

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/

かごしま移住ナビ  http://www.kagoshima-iju.com/

かごしまシニア応援ネット http://www.kagoshima-seniorouen.net 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする