加速する自動運転技術の開発
2020年の実用化を目指すという.
自分でハンドルを握らなくても、目的地まで走っていく「自動運転車」の研究開発がにわかに熱を帯びてきたと、報道されている。
実用化すれば、事故の減少や省エネ、地域交通などに生かせる可能性があるが、安全性をさらに高める技術開発に加え、法制度の整備など、超えなければならないハードルも多いようだが。
ちなみに、自動運転技術とは、
①知る。(高性能カメラ、レーダーなどで車の周囲を360度常にチェツク)
②考える。(カメラからの情報を人工知能で高速に処理する。車の走行や停止を判断)
③動かす。(人工知能の判断をもとに、ハンドルやブレーキ、アクセルなどを電気信号で瞬時に正確に操作)
この3つの技術が必要なんだそうだ。
交差点の手前で一時停止し、通過する車をやり過ごしたり、路肩に停車している車のわきをウインカーを出して追い越すなど、10月にあった家電・情報技術の展示会で日産自動車が公開した「自動運転車」は、人間の操作なしでデモコースを走ったそうだ。
同社の電気自動車をベースに、5台のカメラなどを積み、周辺の状況を把握しながら自動的に走る。2020年の実用化を目指すそうだ。
同様の技術は、トヨタや米グーグル、独ダイムラーなども開発に乗り出していることが、報道されている。
自動運転は1950年代から米国などで試みられてきたが、まだ実用化していない。航空機や船は決まった経路をとることが多く障害物も少ないが、様々な環境条件で走る車の場合は、そう簡単では内だろうが、夢が広がる。今後の開発を期待したい。
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