よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

自動運転時代が来る/どうなる日本経済(307)

2013-10-22 08:47:34 | どうなる日本経済

加速する自動運転技術の開発

2020年の実用化を目指すという.

自分でハンドルを握らなくても、目的地まで走っていく「自動運転車」の研究開発がにわかに熱を帯びてきたと、報道されている。

実用化すれば、事故の減少や省エネ、地域交通などに生かせる可能性があるが、安全性をさらに高める技術開発に加え、法制度の整備など、超えなければならないハードルも多いようだが。

ちなみに、自動運転技術とは、

①知る。(高性能カメラ、レーダーなどで車の周囲を360度常にチェツク)

②考える。(カメラからの情報を人工知能で高速に処理する。車の走行や停止を判断)

③動かす。(人工知能の判断をもとに、ハンドルやブレーキ、アクセルなどを電気信号で瞬時に正確に操作) 

この3つの技術が必要なんだそうだ。

交差点の手前で一時停止し、通過する車をやり過ごしたり、路肩に停車している車のわきをウインカーを出して追い越すなど、10月にあった家電・情報技術の展示会で日産自動車が公開した「自動運転車」は、人間の操作なしでデモコースを走ったそうだ。

同社の電気自動車をベースに、5台のカメラなどを積み、周辺の状況を把握しながら自動的に走る。2020年の実用化を目指すそうだ。

同様の技術は、トヨタや米グーグル、独ダイムラーなども開発に乗り出していることが、報道されている。

自動運転は1950年代から米国などで試みられてきたが、まだ実用化していない。航空機や船は決まった経路をとることが多く障害物も少ないが、様々な環境条件で走る車の場合は、そう簡単では内だろうが、夢が広がる。今後の開発を期待したい。

       

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