よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

リチウムイオン電池③/どうなる日本経済(94)

2010-12-15 06:03:37 | どうなる日本経済

日本勢のリチウムイオン電池によるEV開発・販売競争も活発化

トヨタも日産や三菱自動車を追い小型車[iQ]ベースにしたEVを公開

日本でも、日産の「リーフ」、三菱自動車の「アイ・ミーブ」に続き、11月18日に小型車[iQ:アイキュー」ベースの試作車を公開した。

トヨタは、これまで高性能のEVを前面に打ち出してきたが、「今回はいかに売れるか」、そのためには、これまで他者が強調してきた「性能」ではなく、「価格」を意識し、「普及するための低価格を目指す」戦略を打ち出している。

「アイ・ミーブ」が160kmに対し、トヨタのEVは105km、リチウムイオン電池の搭載量が7割弱にしかない。この航続距離の短さを弱さではなく、強みに変える戦略として考えているようだ。トヨタの考え方は、日本の場合、過半数が1日当たりの走行距離が20km以下で、長い航続距離を必要としていない。近距離用途に割り切って普及させる方がいい。とのことらしい。

電池の搭載量は航続距離に直結するため、搭載すればするほど長距離走行が可能になる。ただ、長距離のためには、追加の電池が必要になる。今のEVの電池は、車両コストの半分以上とも言われるほど高い。このために、トヨタは近距離に割り切り電池の搭載容量を抑え、EVの低コスト化進める戦略名のではないだろうか。

今後、EVの世界競争を考えた場合、電池コストは、2030年にやっとガソリン車と競合できるレベルだろうといわれる。そのためには、その間のまずは売れるEVの開発・販売が市場確保のためには大事だというトヨタの割り切りは、中国等の動きを見ると、一つの戦略といえるのではないだろうか。

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リチウムイオン電池②/どうなる日本経済(93)

2010-12-14 06:00:44 | どうなる日本経済

中国ではEVの普及が国策となっている。

EVの市場規模は既に15万台、日本の数千台をはるかに超える。

中国での電動車両の販売は2010年で約15万台で、今後も10の都市で1,000台の電動車両を導入する「十城千両」という政策を掲げ、バスやタクシーなどから普及を進める考えだそうだ。

今年、11月に中国氏深せん市で開催された[EVS25(電気自動車・電池の国際見本市)では、350社がブースを構え、220のEVが展示したとのこと。特に、コンセプトカーではなく、既に、販売、販売が決まっているEVが大量に出展、日本のトヨタやGM,独フォルクスワーゲンなどの海外勢も大きなブースを構えたが、BYDを中心に中国勢が圧倒的な存在感を見せたと報道されている。

特に、海外からのEVS参加者を驚かせたのは、BYDのような世界的に知名度がなくても、既にEVの販売実績を持つメーカーがたくさんあるとのこと。

びっくりするのは価格だ。例えば、01年に天津市で創業し、電動スクーターや電動自転車、ゴルフカートを販売している比徳文氏のEV「ココ」は、ガソリン車のバッテリーなどに使われる鉛電池を使って価格は約29万円。最高速度は時速50km、1回充電当たりの航続距離は120km、リチウムイオン電池搭載EVより短いが、都市内移動に問題はないそうだ。09年に4種類のEV1,200台を販売している。また、自動車部品大手の万得工業集団(遼寧省)が、来年から販売するEVは、鉛電池で、最高時速65km、航続距離110km、価格は約37万円で、3年後に10万台を販売する計画をしているそうだ。

中国人の90%は、都市内生活者で、1日に多くても60kmしか移動しない。同社は、送電大手と共同で、都市内の充電インフラを整えていく計画だそうだ。そうなると、中国では、今後もこの安いEVが爆発的に売れていく可能性がある。

今後、これらの安いEV(2人乗り四輪)の性能面や安全性の面は分からないが、中国での鉛電池によるこのような低価格のEVの販売次第では、高品質EVを目指す日本、世界のEVの販売メーカーにとって、大きな脅威となるのではないだろうか。今後ともこの中国の鉛電池の低価格EVの動きから目が話せない。 

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リチウムイオン電池①/どうなる日本経済(92)

2010-12-13 06:15:11 | どうなる日本経済

三洋電機がリチウムイオン電池の出荷個数でトップから陥落

韓国サムスンSDIにトップを明け渡す可能性が高まる。

リチウムイオン電池で、「これまで10年以上トップだった三洋電機が、その座を韓国サムスンSDIに明け渡す可能性が高まった。」 と日経ビジネスに記事が掲載されている。

これから日本の基幹産業として期待がされているリチウムイオン電池でも、世界トップシェアから追われることになりそうだということだが、半導体、電気製品など、韓国勢の勢いはまだまだ止まらない感じがする。

その理由は、三洋電機によると、ウオ安を背景にサムスンが低価格攻撃をかけてきているのが理由らしい。日本勢のシェア低下は、2000年には94%と圧倒的だったが、2010年には、42%と半分以下に落ち込み、韓国勢は、サムスンとLG化学の2社だけで、35%、中国勢もトップ10に4社が入り、合計で18%のシェアを確保しているそうだ。

サムスンSDIがトップに立つのは、ポリマーという携帯端末向け電池などが寄与したとのことだが、今後市場が拡大するEV(電気自動車)向けに、更にはスマートグリッド(次世代電力網)の大型蓄電用に用途が拡大していくことを考えると、今後「電池大国」日本にとって、大きな戦略転換が迫られているということではないだろうか。

2000年  三洋電機 33.0%、ソニー21%、松下電池工業 19.0%

        サムスンSDI 10.4% LG化学1.3%、BYD2.9% 

2010年  三洋電機 19.9% ソニー11.9%、パナソニッ  62%

        サムスンSDI 20.1% LG化学15.0%、BYD4.0%

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SPP事業成果報告書/鹿児島での活動(102)

2010-12-10 08:27:29 | 鹿児島での活動

今年度実施のSPP事業の成果報告書を作成しました。

テーマは「連帯による持続可能なエネルギー革命への道」でした。

当協会は、高校生や大学生等の人材教育支援活動を行っております。高校への出前講義やインターンシップ、工場見学会や講演会など、第一線の社長や工場長の方々の協力を戴いて毎年実施しております。

今年の真夏の7月。鹿児島大学で、県内の高校生・大学生を対象に標記のテーマで講座を3日間開催しました。

あの一番暑い時期に、参加した学生の皆さんは睡魔と闘いながら、かねてと違う企業のトップの方や大学の教授の講義を聞き、ものづくり実習や野外での実験を行い、又、グループで真剣な討議、その結果発表など、学校現場と違うスタイルで講座を受けました。

 時期もさながら、金曜から日曜日の3日間連続で、違う高校の生徒と、大学生の混成の受講生達が、最後の討論、発表の祭には、見違えるようになっていたことが蘇ってきます。

昨年も成果をとりまとめましたが、今年もようやく講座内容や、講義・実習・実験等の様子を写真入りでとりまとめました。

来週の初めには、各高校や大学など関係機関に届くと思います。読まれた方は感想をお願いします。

詳しい講座の様子は、下記をご覧ください。

http://www.kagoshima-kigyouka.com/katudou/114/114a.html

            

  

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ネイチャーテクノロジー③/どうなる日本経済(92)

2010-12-09 08:29:19 | どうなる日本経済

生き物の秘技を製品に・・・日経ビジネス11月29日号

昆虫パワー、未来を変える?・・・日経新聞12月5日

標記の2つは日経ビジネス、日経新聞に最近掲載された記事のタイトルである。

ここ1,2年で、この分野に関心を持つ企業が増えたという。IT機器や自動車部品等が、韓国や中国などのアジアに追われ、既に追い越されたものも多く、環境技術や省エネ性能で日本は、差別化を図ろうとしているが、この分野もアジア勢にキャッチアップされつつあると言われる。

日本がこれまでと違う製品作りで、他にリードしなければという危機感から、ネイチャーテクノロジーへの関心が高まっていると言われるますが、当協会の企業の中にも、以前からこの技術に着眼し、取り組みをされている企業がある。そんなものが研究開発になるのかというようなものに目を付け、今も研究開発を続けておられる。いつか、このブログでも紹介をさせていただく日がくると思います。

さて、このネイチャーテクノロジーの今回の紹介は、「ヤモリを参考にした粘着テープ」を開発した日東電工の話です。

ヤモリは垂直に壁を上り、下ったりすることができる。足裏に強力な粘着力がある動物ですが、この粘着力に着目し、ヤモリの足裏を分析し、その繊維構造を解明して、カーボンナノチューブ形状を最適化して、強粘着のヤモリテープを開発した。

ヤモリテープには、「剥がしたい時に剥がせる」「どんな物体にも接着できる」「接着面を汚さない」といった特徴があるという。

これまで紹介した3例は代表的なものですが、今後この分野の可能性を示唆していると思われる。人間にとって、自然界には不思議なものが多い、どこにでも開発の材料はあるのではないでしょうか。

                    

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ネイチャーテクノロジー②/どうなる日本経済(91)

2010-12-08 06:01:20 | どうなる日本経済

帝人は生きる物を製品開発のヒントにしている。

「モルフォ喋」と「ハスの葉」の仕組みをヒントに繊維を開発

帝人は、「モルフォ喋」を参考にして、染色ではなく光の干渉によって発色する繊維と、「ハスの葉」を参考に、撥水性の高い繊維を開発している。

「モルフォ喋」は北アメリカ大陸の南部から南アメリカ大陸に生息する大形の蝶で、金属的な青色を発光する。鱗粉が積層になっており、入射光が干渉し合うことで、青色だけを反射する仕組みだ。この仕組みを生かして製品開発したのが、帝人の「モルフォテックス」とい繊維だそうです。屈折率の異なるナイロンとポリエステルを、61層積み重ねており、構造を帰ることで、赤と緑、青、紫の4色を発色できることになっている。09年から生産を始め、ウエディングドレスや化粧品の瓶、薬の瓶、コーヒー缶などに使われている。

また、ハスの葉は、水を弾きやすい、表面に細かな凸凹がたくさんあり、窪みに水が入り込みにくく、凸の先端にある小さな接触面に水滴が載り、水を弾く仕組みをヒントに、細かい繊維を組み合わせ、伸びの違いを利用して、生地表面に凸凹をつくり、揮発繊維「レクタス」を開発し、傘やレインコートを販売し、定番商品に育てているそうだ

「ネイチャーテクノロジー」、蛾からフイルム、ヤモリからテープ、マグロから水着、トンボから風力発電機など、生物の機能をヒントに、製品を開発する。今後どこまで、開発されるのか注目される。

      

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ネイチャーテクノロジー①/どうなる日本経済(90)

2010-12-07 06:23:09 | どうなる日本経済

ネイチャリングテクノロジーで、INAXが住宅用外壁タイルを開発

カタツムリの殻に着目し、汚れない外壁を商品化

生物の機能をヒントに、製品を開発するネイチャーテクノロジーが盛んだ。INAXはカタツムリの殻に着目し、汚れない外壁を開発している。

同社が、「外壁は汚れるもの」という常識を覆すために参考にしたのが、カタツムリの殻だそうだ。カタツムリは湿気が多く、土やカビなどが付着しやすい環境にいるにもかかわらず、いつも殻の表面はきれいなことに着目し、その理由を解明しようとカタツムを観察し、殻自体に汚れを取り除く仕組みがあるという仮説を立て、研究を始めたとのこと。

その結果、殻には数百ナノメートル間隔での溝があり、その溝に常に水がたまる仕組みがあることが分かった。そこに汚れの主成分である油を垂らしてみると、水と反発し合う性質から、油は弾かれる。その浮いている油にさらに水をかけると、油は水と一緒に流れ落ちることが分かった。つまり、雨が触れは汚れが簡単に落ちるのだそうだ。

INAXは、この仕組みを外壁に生かそうと試み、食品や化粧品に添加されているシリカ(二酸化ケイ素)を外壁に塗ると、空気中の水分と強く結びつき、壁の表面に水分子幕を形成することが分かり、この技術の精度を高めることで、雨が降ると自動的に汚れを取り除く外壁を商品化することが出来たそうです。

自然界というか、生物の不思議というか、これを知り尽くすことで、ビジネスの目は色々と発見できるのではとの、夢を持たせる事例です。

 

             

 

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米GMの復活/どうなる日本経済(89)

2010-12-06 06:00:50 | どうなる日本経済

米GMが破綻から1年半で復活が鮮明になる。

2大市場の米中で、日本勢を凌駕しているという。

先月18日、GMが再上場した日に、米ロサンゼルスの自動車ショーで、GMのプラグインハイブリッド車「シボレー・ボルド」が「2011年グリーン・カーオブ・ザ・イヤー」に選ばれ、米市場最大の200億ドル(約1兆6,700億円)以上を調達し、復活が鮮明になっているようだ。

GMは、2大市場である米中で、日本勢を凌駕している。

まず、米国での、2010年1月~10月のGMの自動車販売シェアは、19.0%でフォード・モーターの16.7%、トヨタ自動車の15.2%、ホンダの10.6%を上回る。

また、中国での2010年1月~7月の自動車販売シェアも、GMの自動車販売シェアは、10.0%で、フォルクスワーゲンの17.0%に次ぎ2位、現代自動車・起亜自動車の10.0%、トヨタ自動車の8.0%、日産自動車の6.0%、ホンダの6.0%を上回っており、中国におけるGMの競争力は高く、他の外資系メーカーよりも戦略面で踏み込んでいると言われる。

GMは中国で、日本勢が遅れている研究開発分野の投資に積極的で、多数の中国人技術者を雇用し、現地市場のニーズを捉えた自動車を開発しており、特に、小型のセンダンやハッチバックなど小型車がよく売れているという。

今後、米国市場で、日本メーカーは中期的には難しい状況に直面していると言われる。GMなど米国メーカーが復活し、現代自動車もシェアを拡大しているのがその理由だ。

ただ、GMの競争力が高まったのは明らかだが、日本勢は、塗装や内装の仕上がり、乗り心地など品質面でまだ優位性があると評価されているそうだ。更には、GMが立ち止まった1年半で、世界の自動車メーカーは環境技術や新興国の開拓といったテーマを軸に連合を形成してきており、グローバルな提携関係の構築でもGMは出遅れが目立つといわれる。

 この点に、日本メーカーの生き残りのポイントがあるのではないだろうか。

 

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大阪市で講演会/関西・東海地区での活動(40)

2010-12-04 14:22:28 | 関西・東海地区での活動

大阪市で今年度2回目の講演会と志布志市の企業セミナーを開催

講師は東京にある「産業タイムズ社」の泉谷 渉社長でした。

当協会では、関西地区で会員企業向けに講演会を年2回開催しております。今年も、今月2日に、大阪市の難波にある道頓堀ホテルで、昨年に引き続き、泉谷社長に「これからの世界と日本の企業戦略」~食・環境・新エネルギーによる工場設備投資の潮流変化~という演題で1時間講演をお願いしました。

また、講演の前には、志布志市の企業セミナーを同時開催し、志布志市の港湾商工課の樺山課長補佐と梶山係長にビデオのよる志布志市の紹介、更に志布志市の工業団地の紹介をしてもらいました。

当日は、関西及び東海地区から約40名の企業経営者の参加を戴き、セミナー・講演の後は、交流会を開催し、講師や志布志市の職員を加え、会員企業同士の活発な情報交換が行われました。

今回の泉谷社長の歯切れのいい、また、時よりオフレコである企業の工場増設の情報等が飛び交う講演に、また、志布志市が今年も志布志市の特産品である焼酎やお茶などを参加者用に持参戴き、参加企業の皆さんは大満足の様子でした。

泉谷社長、志布志市の皆さんありがとうございました。

    

      志布志市の企業セミナー              産業タイムズ社の講演

    

              交流会の様子                 交流会の様子

 

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㈱エルムのエコ新社屋完成/鹿児島の話題・情報(80)

2010-12-02 10:16:28 | 鹿児島の話題・情報

電気機器製造のエルムの新本社の落成と創業30周記念式典

最新の技術「LED」や「地中熱システム」等を使った新社屋を公開

鹿児島県の南さつま市の電子機器製造業の「㈱エルム」(宮原隆和社長)が、最新のエコ技術を駆使して、時代先行型の新本社を建設し、この落成と創立30周年と合わせて記念祝賀会が新社屋で開催されました。

宮原社長が、場所に惚れ込み、幾多の困難を乗り越え、建設された新社屋の場所は、東シナ海を望む高台にあり、360度パノラマ上に視界が広がり、将にリゾートホテルがぴったりの場所です。

新本社は、この高台のメリットを活かし、地下1階、地上2階建てで、延べ面積は1720平方m。この建物を自社製造の照明装置発光ダイオード(LED)をフルに使い、また、地中熱のシステムを使って開発した暖房システムを取り入れ、更には研究開発型の企業にふさわしく社員や来訪者にも癒される植栽や景観など、いわゆるエコ型の社屋です。

びっくりするのは、新社屋は旧社屋より2倍の面積になったのに、使用する電気エネルギーは、これまでの80%に抑えてあるとのことです。

宮原社長の30年間の技術開発の成果とこれからの更なる研究開発に対するチャレンジ精神を具現化した新社屋に、参加者一同感銘を受けました。

今後、新本社から世界に役立つ新製品が生まれることを期待し、同社の更なるご発展をお祈りいたします。

 

 

 

 

         新社屋全景                 中庭の庭園

 

     宮原社長の挨拶                参加者の様子

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