朝7時に起き上がりテレビの6チャンネル「おはよう朝日です」を映し、ビデオ録画を始める。先週、京橋・山葵で収録された番組に映っているかどうかをチェックするためだ。7時34分ごろになって、そのコーナーが始まった。要は最近立ち飲み屋が流行っているということらしくて、それならば京橋だろうということで、何軒かを取材した内の1ヵ所であったということのようである。期待を裏切らずバッチリ放送された。特に一緒に飲んでた内の1人、T夫人は吹き出し文字まで付いているほどで、あの場、確かにレポーターとうまく絡んでいたのは間違いない。まあ、だから何なんだということなのだが・・・、確かに何もない。お店の宣伝になって良かったではないか。
8時45分、職場に到着。集会委託販売からの返品2個を整理し、読者ハガキの返事を5通書く。この読者ハガキが実にありがたいもので、何よりの励ましになっている。普通、本を読んだ後、感想をハガキに書いて送るというとても面倒な作業をやる人は極めて少ない。うちの場合は送料着払いなのでそのままポストに投函してもらえればいいだけだが、出版社によっては切手を貼らなくてはならないものもある。それでもこうして手間隙をかけてわざわざ書いて、送ってもらうのだ。そのことの意味をしっかりと受けとめねばと思う。以前新聞か何かで読んだことだが、集英社新書の一般的な初版は10000部。これに対して、余程話題になった場合を除けば、読者ハガキが送られてくるのは5部~10部程度だとのことである。それと比べるならばうちの場合、初版1500部~3000部ということで考えると、そんなに悪くはないという感じはするのだが・・・。
午後、来週出来上がる新刊『やる気を引き出す子育て・教育』(田中敏夫著)の新聞広告原稿を作成、宣伝チラシも出来上がった。書店へのFAX案内も同時に送る。さっそくいくつかの書店さんから注文の返事が送られてきている。デスクの隣にFAXがあるのだが、ツッ、ツッ、ツッ、ツッという紙を送り出す音がなんとも心地よい。まずまずの反応ということか・・・。ありがたいことです。
夕方、大生連本の原稿の催促で京都の弁護士さんに電話する。保守的立場にある国会議員から、生活保護利用者の実態について知りたいというような意見が出ているそうで、今度それに関する本を出す予定にしているという話をしてきたとのこと。ありがたいことである。そうなのだ。結局、そういう政治の中心にいる人はなかなか見えてはいないのだろう。ぜひこの本を見てもらって勉強して欲しいと思う。