鬱陶しい雨の中、昨日で今年の業務が終了。何ヵ所かへの郵便物を用意したあとは、大掃除とはいかないが担当フロアの床と階段を掃除、一応これで年末掃除をしたことにしておく。懸案のフロアのレイアウト変更は年明け予定でいくことにする。3時に2階の奥へ集合、2人欠席の9人で納会。乾杯後1人ひとり今年を振り返りながら発言、貧困問題や今年退職した2人の年金にまつわる話が特に話題になる。
6時に帰宅、一昨日に続いて8時半から自治会の夜回りがあるので、それに備えてカレーうどんを作って食べながらテレビを見る。「女の花道、いばら道」という番組を放送している。16歳で妊娠、出産した女性と夫との現実を描き、家族3人のこれからを示唆する内容に少し引き込まれる。「できちゃった婚とその後」という感じだろうか。少し転寝をし、集会所へ向かう。自治会の防犯委員のメンバーが打ち揃う中に混じって、われわれ自治会の役員からも協力するというものだ。しかし外はかなりの雨、そのため夜回りは中止になった。せっかくこうして集まったのだからと防犯活動その他をめぐって意見交換、雑談をということに切り替わる。自治会活動新参者の自分としては特に発言することもないので、その間40分ばかり耳を傾ける。少ない予算の中、毎月1回は夜回りを続けておられるということで、それはそれでたいへんなことだろうと思う。話の中で吹田警察と防犯協会から送られてきたカレンダー付きポスターが披露されていたが、3000世帯もある地域にたった1枚こういうものを送ってきていったいどうしろというのか真意がよくわからない。明日の夜はその2ヵ所から挨拶に来るそうだが、市民の自主的な夜回りに行政や警察などが口を出すようなことになると、ちょっと何やら怪しい感じにもなってきはしないかとも思う。
家に帰るが誰もいないので1人晩飯を食べながらテレビをつける。が、どうしてこうもしょうもない番組ばかりなのかと思いながらスイッチを切り、DVDの『墨攻』という映画を観る。原作を以前に読んだことがあり、また『ビッグコミック』で連載していたことを思い出す。中国の昔の歴史のことなど全くわからないが、こういう人が本当にいたのだろうか、これは事実かフィクションかとあれこれ思いながら、じきに帰ってきた妻も一緒に引き込まれ最後まで観てしまう。中国映画か香港映画か知らないが、ロケーションスケールの大きな映画であった。そして気がつくと1時過ぎ、やれやれである。
そして目覚めた今日は、これから年賀状作り。どうしたものやらと只今考え中である。