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正月移動、やれやれ編

2008年01月03日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 大晦日は妻の実家に移動、なんとなく紅白を見ながら食べながら新年を迎えていく。司会の鶴瓶が関西ローカルの番組のことをいろいろ話すのがおもしろい。初めてみる歌手が何人もいる。三男が和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」という曲がよかったと感想。普段はバラエティ番組での彼女しか見ていないので、真剣な歌手としての姿に驚いたと意外なことをいうのにこちらが感心する。個人的には絢香の歌などが印象に残る。
 
 翌朝元旦、初詣のハシゴをしてきたという長男を三宮まで迎えに行き、広島に向かう。山麓バイバス~阪神高速北神戸線~第2神明~山陽姫路~岡山~岡山自動車道~中国道~三次インターで降り地道のコース。途中、龍野SAで休憩、義弟の地図会社が初めて作った無料配布の道路地図をゲットする。サービスエリアに置いてあるあの地図で、昨年までの製作会社に替って、関西から沖縄までの西日本エリア4種を新しく作ったのだ。仕事の獲得にはいろいろ苦労もあったようで、昨年の大仕事になったという。まあいい年になったようでなりよりであった。


 中国道で広島県に入りやはり冬用タイヤ規制にあう。すべての車が新見インターへ誘い込まれタイヤチェックを受けることになっている。雪がある箇所はまだ先なので、しばらく行った先の帝釈峡PAでチェーンを装着する。この時期中国道を通る車はほとんどが冬用タイヤにしているのでわが車のようにチェーンを着ける車は少ない。それでも何台かの車が同様の作業中で仲間がいたことに安心する。PAを出発するが、ガタガタガタというかなりの振動に思わずスピードを緩め、ほぼ時速50キロで走行。これ以上速度をあげると車が壊れそうな気がするくらいで、しかも前輪駆動なのでもろにハンドルに震動が伝わってくる。中山峠という所が一番標高が高くて(606m)雪が頻繁に降り除雪しても間に合わない場所なのだが、そこまでは路上に雪はない。雪がないのにチェーンを着けて走行する。チェーンの摩耗も心配になる。もちろんこの程度のことで破損するとは思えないがである。せっかくなので路肩の雪の上を走ってみる。これは危険なのでやめておいたほうがいいようだ。次々に冬用タイヤの車が追い越していく。バスやトラックに抜かれると後輪で跳ねあげられた雪が容赦なくわが車に襲い掛かってくる。後部座席にいる息子たちから冬用タイヤにしていないことへのさまざまな文句が浴びせられるのに耐えながら、ただただハンドルを握り占める。持つ者と持たざる者の差というか、三男が「格差社会や」と叫ぶ。やれやれである。雪の峠を越え、インターを降り、三次市内に入る。路上に雪はないがチェーンは外せない。これからまだまだ雪深い奥へと地道を進んで行かなければならないのだ。


 翌日2日、朝日に照らされ薄く積もった新雪が眩しく輝く。空は雲ひとつない明るいブルー。気温も上がり雪は急速に溶けていく。道路の雪もほとんどなくなるが、油断はできない。チェーンを着けたまま田舎を出発、三次インターから中国道へ入り、一路神戸を目指す。七塚原SAで給油、その直後規制が解除されたことを聞き、チェーンをはずした。やっとこれで普通に走れると一同喜んだのであった。 

 
わが田舎の家の前 凍てつく道路


白と青のコントラストがきれい


家の前の畑


朝日にキラキラ光る雪面


最近見なくなったツララ


北海道ではありません


装着時間は約5分

コメント
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