震災の影響が確実に出版業界にも表れてきている。ウチの場合も、どうも注文が減ってるように感じるのだ。何となく、各出版社は出版点数が減ってるように思う。製紙会社が影響を受けたようで紙不足が始まっているし…。「本コレ!」ブログに出版業界の現状がまとめてあった。
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【出版社】小学館、集英社などの大手では一部の社員を除いて社員の「自宅待機」を実施している。
【印刷】電力不足、停電によって稼働率が落ちている。
【製本】紙不足が深刻化。特にグラビアの紙が不足。大手以外は手配できない状況に。
【流通】ガソリン不足のため、配送はすでに隔日に。17日(木)と18は配送なし。日本出版取次協会は遅延を発表。
【部数】雑誌に関しては各誌5~10%減。女性誌などは20%減も。
【発売】雑誌協会は発売日の変更をリリース。すでに週刊誌は2日遅れになりそうな状況。
【書店受注】軒並み30%ダウン。
【書店売上】軒並み半減。
【広告】4月、5月、6月の出広キャンセル続出。見込みが立たない状況。
こうした現実から、集英社は2011年3月17日、3月28日発売予定の『週刊少年ジャンプ』を同年4月4日発売に、一週間延期すると発表した。
今後、ほかの出版社の雑誌、書籍もそうなるだろう。また、全書籍、全雑誌の売り上げを、地震前と比較してみると、今週は半分という、ほぼ壊滅状態になっている。 この状況がいつまで続くかはわからないが、あと2、3カ月も続けば、今年の後半は中小出版社の倒産が続出する可能性がある。