6月28日 メールチェックの後、FAX送稿されてきた『宣伝研究』8月号の連載原稿を粗読み。著者独特の手書き難読文字を解きほぐしていき、朱入れをして担当に渡す。昼前に搬入予定だった重版本が早く上がってきたのでさっそく発送作業へ。表紙を少し作り変えたがうまくできているので一安心。ページを捲った感じがやわらかで気に入った。届け先と2回ほどやり取りして配達時間を確認。まあ、とりあえず間に合ったのでよかったよかった! もう一つの重版本の表紙案が3点送られてきた。なるほど、どれもなかなかいいんじゃない?と思いながら、著者に送付しておく。
午後、日本作文の会から研究大会資料集への広告掲載の返事がまだだがと電話入り。おっ、そうでしたか。では明日お返事をしますと回答して、そこでの書籍販売について開催地の書店さんに問い合わせをしておく。
さて月末が近いということで、取次から返品が5ケース到着した。うーん、中身はなんやろう?と思いながらすぐに開梱せずにとりあえずそのまま放置しておく。ああー、これがなかったらどんなに幸せなことだが…といつも思うのだ。「返品」。これほど出版への意欲を殺ぐものはない! まあ、返品されないような本を作るしかないのだが・・・。と、こうして落ち込んでいる暇はないと思い直し、原稿起こしの仕事に突入していった。
夕方、玉造方面へ足を延ばし、駅近くにできた新しくできた高層マンションを見上げてみる。わざわざ上町断層の上に建てなくてもと思うのだが。マンションといえば、橋下大阪市長が府知事時代に長谷川工務店に売り渡した大阪府立森ノ宮青少年会館跡地にもマンションが建設中だ。販売は京阪電鉄がしているそうで、先日買ったある本にこのあたりの経緯について橋下・大阪維新の会との怪しげな関係が記されていたとことを思い出した。
さて玉造から京橋へ急いで、「慰安婦」問題の会合へと向かう。政治から市民運動まで含めた右派勢力からの攻撃にさらされ、その上に日本全体の無関心さもあってか、事態が大きく切り開かれる見通しは難しいが、われわれにできることをしようと9月議会に向けた取り組みを確認する。そして最後は例によって焼き鳥居酒屋での晩御飯会、そして終電2本前の帰宅となった。