今日は午後から神戸の新開地で、2回目の兵庫戦跡本編集会議だった。参加者は7人。メンバーは兵庫の「語りつごう戦争」展の会のみなさんと兵庫歴教協のみなさん。特に歴教協では全国の都道府県単位でこういった本の出版が盛んにおこなわれているそうで、メンバーのある人によると「兵庫はいつ出るの?」とあちこちで言われてきたという。そんなこともあって、今回はみなさん大いに乗り気で参加してもらっているのだ。
前回の会議では本の基本的な全体イメージを私から提案、それについていろいろ意見を出してもらった。こちらとしては兵庫の戦跡についてそんなに詳しいことをつかんでいるわけではないので、内容的なことは地元のみなさんにお任せして決めてもらうという立場となる。
今日はどこにどんな戦跡が残ってるのかをみなさんの情報を持ち寄りリストアップする作業となった。その結果とりあえず200カ所以上の戦跡一覧が整理されたが、それ以外にもどんなものがあるかも出し合った。戦跡と一口に言ってもさまざまで、最終的にどの戦跡をどんな形で本に載せるのかを前提に吟味していく作業を次回の会議で行うこととなった。
それにしてもざっとリスト化するだけで200カ所以上の戦跡が把握できるというのは、やはり長年の掘り起しや調査、研究があるからできるわけで、その蓄積は大きなものだと実感する。さて、その内容を如何に将来に語り継げるように生かしていくか、ぜひいい本を作りたいと思った。