呉市豊町久比の称名寺

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呉市豊町。
大崎下島の町です。ここ称名寺というお寺があります。
塀のあたりの写真を撮っているとおばさんが、「地質調査にきたんかね？」というので、
「いえ、ルポライターの浅見光彦です」とは言えず。

「観光です」というと

「ああ、観光ね、しっかり観光してね。ここがお寺でね、もう少し行くと神社があるよ」
と教えてくれました。



ここが由緒あるお寺、称名寺。大浜、立花、沖友の人もここの門徒だそうです。



立派な門ですね。日当たりが良い久比らしく中に入っていても心地よく温かな感じがします。



町のど真ん中にあるというのもいいですね。



地域の人が、集まる場所というのはお寺がいいですね。ここで法話を聞くというのがいいです。



立派な石碑があります。
特に解説らしきものはみあたりませんでした。



お寺でも、みかんで栄えた頃の久比がわかるようです。



さて、お寺をでたら、もう少し移動してみましょう。
東の谷を通って神社に行ってみます。



東の谷も西の谷とよく似た民家が続きます。
ただ、島にしては平地の広いところですね。



お寺の前には枇杷の木。ここから川沿いにいってみます。



板張りの家。民家からは周辺の山の黄色く色づいたみかんが見えます。



久比で感じたものは、日当たりの良さでした。
たまたまこの日がというものではないような気がします。



何か温かく、地域の人が同じようにみかん山で働いているような雰囲気、
目の前の三角島の造船所に通う人もいるのでしょうが、みんなが声掛け合って暮らしているような雰囲気があります。



僕が子供の頃、久比からおじさんがみかん畑の手伝いに来たことがありました。
手伝いと同時に、指導だったのだとも思います。





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ご質問やご相談はいつでもお気軽に！
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大崎下島の久比を散策

大崎下島の久比。
お好み焼き店とひばり座へよって話してきました。
お好み焼き店の前に昔は、石があったそうです。
それを休み石と読んでいたそうです。
畑からおいこを背負って帰る人がここで一休みしていく石だったそうです。


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そんなみかんの町を散策してきました。

集落は、東の谷と西の谷があります。
こちらは西の谷です。



ひばり座のおじさんが御手洗にはいかんのかい？
というので何度か行きましたが、久比や沖友の町もそれなりにおもしろいと
伝えると、へぇと驚いていましたが、
記憶にある懐かしさがあるということなのです。



写真をみていると、そういえば小さい頃はこんな家や道路だったと思う人も
少なくないと思います。



半分は川ですが、普通車でも通ることは難しくないぐらいの広さです。
離合は無理ですけどね。
この道、わりと平坦でおくまではわりと長い道です。
久比の町の広さがなんとなくわかってきました。



奥のほうまで行くと、少しだけ傾斜になり、
そのあたりの家の土台は昔ながらの石垣です。



こういうのは今ではなかなか見ることはできません。
石垣といえばお城。そんなイメージの現代。
そしてもう少しあたらしくなると機械で切り石をして綺麗に同じサイズの
石が並んだ石垣。



地域の人が、こんどはここに手伝いに行こうと
集まっては作っていったような石垣がとても懐かしく思います。



久比の人は、とても明るい感じがしました。
歩いている人にバイクをちょっとよけると高く手を上げます。
車がすれ違うときに手を上げたりしていますが、目の高さまで上がらないでしょう。
久比の人は、頭の上まで手を上げてくれます。



たまたまかと思えば、人と人が出会ったときにも
頭の上まで手を上げていました。
朝の挨拶で知り合いどうしがそれぐらい歓迎すると明るい朝になります。



立派な石垣が見えた先に農協がありました。

ここは中央のようです。





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