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乳癌と診断されて、気持ちの整理と治療法の選択など感じたこと患者目線で書いていきます。
感じ方なので何が正しいということはありません。カテゴリーを乳癌にしました。
自分で選ぶということが大事だと思います。
病院選びをしっかりおこなって、素晴らしい医師と出会えたことを嬉しく思います。
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乳がんと診断されてから、何をするかというと原因がどこになるかというところに目を向けました。
今、医師にあって意見を聞いて、本もいろいろ読んで経過観察に入っているところで
患者としてまとまった考えは、
1.環境汚染 温暖化による災害も多く発生していますが、紫外線も体に良くないです。
2.食べ物 年中ある野菜もあって農薬もいっぱいつかわれて本来の味や栄養がないものも多いし
料理には化学調味料もよく使用されています。
3.ストレス 現代の忙しい社会で生きていくには、田舎でのんびりというのも心が落ち着けない不安がやってきます。
人とのかわからりが人間には必要ですが、それがストレスになっている人も多いです。
子供が離れて行ったあとは、主婦は目標を失うのかもしれません。
4.生きることの整理
ただ長く生きるということが目的ではなく、どう生きるかが問題です。
自然に生かされているということに感謝して過ごしていけること。
それで、病気の人がいるときは、3と4は、家族がどう対応するかというのがとても大事です。
乳がんの診断を受けて、本をすぐに十数冊買いました。そして、勉強するのは、本人も食事などの本は読みやすいですが、
この治療が効くみたいなものは重すぎて本人には無理があります。
大事なことは、伴侶であるものが勉強して、こういうことだと思うと読み解いてあげることです。
食事の見直し、旅に出て自然と触れて宇宙に目を向けてみるということは僕の整体的な考え方です。
最初に行ったのが、福富町のカントリーグレイン 野菜中心の料理を味わって家庭でもどうすべきか考えます。
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そして次の週に行ったのが、愛媛県の亀ケ森林道です。山の上から風景を眺めて空気をいっぱい吸ってみます。
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全摘するということは、もういけないなぁと最後に入った温泉がその時の愛媛県の本谷温泉です。
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そのほか、食べるところでは、こんな店にも行きました。地元の野菜や魚を使った料理です。
音戸の天神庵
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音戸町波多見の月の舟
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人間は自然によっていかされています。その自然と離れたら病気になる。もう一度空を見上げて宇宙に向かう。
人は生まれて死んでという自然の摂理。
そしてどう生きるかは、年数よりも中身がどうなのか考えてみる。無理をしていないか、
感謝できることはいっぱいあるか。
そうすると、内容がとても大事だしとても恵まれていることもよくわかります。
生きている間に、行ってないところに旅行しようというのとは少し違います。
僕は意外と子供っぽいところに目を向けます。それをぼそっと話す。そんな解説付きの旅をすると
いいよねぇと思えてくる。
子供感覚で自然を見るととても豊かです。それが病気を治すコツ。だから癌とは闘わない、向き合います。
お医者さんに話を聞いて、わかりました。ではよろしくお願いしますというのもあるでしょうが、
私はこう生きていこうと思います。そのために頑張ります。よろしくお願いします。
主体は自分にあるということで癌に向き合いました。
食生活など環境を整える。仕事はやめてみる。子供感覚で自然と向き合って呼吸をする。
やっていることは、発症からすぐに始めた土佐清水病院の薬。そして、全摘手術後はハーセプチン。
強い抗がん剤は使いません。
人それぞれです。僕たちは、癌だから抗がん剤という話に乗りませんでした。
それが、精神的にとても強くなれたと思います。
抗がん剤を使わない、開発した薬を持っている土佐清水病院と、
患者の考えを大切にする槙殿順記念病院に出会えたからです。
これだけでとても運があると思いました。
それが、日がたつほどに楽しい日になっていきました。