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乳癌と診断されて、気持ちの整理と治療法の選択など感じたこと患者目線で書いていきます。
感じ方なので何が正しいということはありません。カテゴリーを乳癌にしました。
自分で選ぶということが大事だと思います。
病院選びをしっかりおこなって、素晴らしい医師と出会えたことを嬉しく思います。
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がん患者にセカンドオピニオンを受けた比率のアンケートによると3割程度だそうです。
地元の大きな病院で治療の説明を受けて、そのまま受け入れるケースが多いということです。
医師の機嫌が悪くなると想像することが原因だったり、実際にそういう態度を取られたという人もいます。
セカンドオピニオンは、方法によると思います。
一般的に医師は、むしろ受けてくれた方が納得してもらいやすいのでおすすめというアンケートも見ました。
近くであれば医師同士の交流もあるだろうし、組織の中にいれば同じ結論を持っているのが
普通だろうし、医師としても安全です。
僕が二つ目に行った病院は、土佐清水病院(2019年10月2日に土佐丹羽クリニックに改名されています)がやっている岡山クリニックです。
抗がん剤はしたくないという患者が、抗がん剤はしないほうが良いという医師の所への
セカンドオピニオンでした。
最初の病院で他の病院に行ってみるのでと診断書など資料をお願いしました。
「セカンドオピニオンですか、それもいいですが、あとでやはりこちらの病院で治療したいと言われても
そう簡単に入れるものではありませんよ」
という意味のことを言われたのでした。
患者と患者家族として感じたこと。結局、現代医療という組織です。そこでいう標準治療をかなりの医者が言うということです。では、癌が解明できたかというとできていないのです。
土佐丹羽クリニック院長の丹羽先生はご自身のお子さんが小学生で白血病になり、他の専門医に任せて抗がん剤を使用して苦しめて死なせたという経験をお持ちの方です。
その後、研究を重ねて丹羽療法という薬の開発をされ、全国でその治療がすすめられています。
癌の原因も治し方も僕たちの考えととてもよく合います。体本来の活力をつけるところからです。
岡山に行って、丹羽先生の診断を受けると、外科をあたってまず全摘しましょうということになりました。
こちらの望んでいるままです。切除の後にも先にも抗がん剤はいりません。
丹羽療法の薬を飲むことになります。
そして広島に帰って次の問題が起こりました。
最初の病院は治療方針が固まっていて、切除は受けてくれなかったのです、
その病院を当たるわけにいきません。
広島の南区にある大きな病院を訪ねたのです。そこでいわれたことは、「お断りします」なのです。
呉の病院の治療方針と同じです。うちでは受け付けませんということでした。
女医さんが言ったこと「外科に行って切ってもらいなさいという医師は、
切除する外科も紹介しないで無責任だと思いますよ」
僕は言いました。
「患者の意向を全く聞く気のないあなたが言うことではない」といって帰りました。
その病院でも僕は質問しました。
「アメリカでは抗がん剤の使用が減って癌の死亡者も減っています。」
「同じ西洋医学でありながら、日本では抗がん剤を勧めて癌も増え、癌の死亡者も増えていますよね、
これをどういうことでしようか?」
その答えは、
「健康保険制度のせいじゃないでしょうか」この答えどう思いますか?
あなたの情報が間違っていますならまだわかりますが、
アメリカと違うことを認めながら答えは持っていないのです。
これは、呉も広島も同じでした。
結局、習ったままをマニュアル通りの癌といえば抗がん剤という医師が多いのだろうと思いました。
ここで一旦、治療選択に大きなブレーキがかかります。
そういうことか、組織だ。これは病院を回っても解決できないかもしれないという大きな不安を抱えることになります。
この経験で思ったこと。最近の保険に先進医療という特約があります。2000万まで出るとか。
その保険料は、月100円ほどです。これ、不思議と思いませんか。
保険は、加入者から集まるお金と支払いの統計から成り立つのです。
つまり、先進医療はそう簡単に使われないものです。期待はしているが認可前のものを先進医療といいます。
「陽子線治療」や「重粒子線治療」がそれですが、全国でも行っている病院は少ないこと。他県に行かないといけないこと。
先にかかった医師に、それを受けたいといって話がまとまるでしょうか。
行くならどうぞ、このあとはどうぞそちらで。こんな話になるのではないかという気がしたというのが
患者側の感想です。
話を戻して、抗がん剤をせずに切除する病院を探す方法として、
大きな病院を一軒ずつ回ったところで、時間のロスと希望の返事はもらえないだろうということです。
行き詰まりと大きな不安を抱えました。下手に動くと恐怖が増すばかりです。
「動くのをやめよう、ある人に聞いてみる」
それが見つかったのです。僕が整体の仕事をしていて良かったというのがここです。
乳がんを切除して腕が上がりにくいし、挙げると痛いといいます。それを僕が整体して今は両腕同じ動きになっています。その人も抗がん剤はしなかった人です。
その人に切除した病院を教えてもらうことができたのでした。