![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f5/47fd87da6f307e3bb0ee8835df825041.jpg)
![広島ブログ](http://www.hiroshima-blog.com/area/banner003.gif)
-----------------------------------------------------
乳癌と診断されて、気持ちの整理と治療法の選択など感じたこと患者目線で書いていきます。
感じ方なので何が正しいということはありません。カテゴリーを乳癌にしました。
自分で選ぶということが大事だと思います。
病院選びをしっかりおこなって、素晴らしい医師と出会えたことに感謝しています。
----------------------------------------------------
乳がんになって、西洋医学(病院)で標準治療というものを選ばず自分で決めていったのですが、
そのもとになったのは、がんの原因は何かです。原因をみない標準治療は納得できませんでした。
原因は自分にあるので、そこを改善したらがんは消えていくという考え方です。
抗がん剤は、4クールだけ体験しましたが、体験後に思ったことは、今再発しても抗がん剤は選ばないと思います。
食事の改善、ストレスの改善、体をリラックスするように整える、呼吸、睡眠などいろいろと見直していきます。
誤解のないようにお伝えしておくのは食事療法だけで何もしなかったではなく、土佐丹羽クリニックの生薬は飲んでいます。
今回の抗がん剤のテーマですが、今、抗がん剤をしている人。過去にしていた人。
どの人にも自分の選択なので良いのですが、気を付けたいところは、医師からその説明を十分に聞いていますかということです。
僕たちは、夫婦で面談にいってはっきりした答えが聞けなかったので抗がん剤はお断りして別の病院に変えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/32/a800b01bd066daf21c39d62065d8d7e4.jpg)
術後の抗がん剤の効果をネットで調べると、日本乳がん学会のガイドラインが出てきます。
最初は気づかなかったのですが、2016年版も検索でかかるし、今は2019年版に改定されています。
Q 再発予防のための薬による治療はどのように決定されるのでしょうか 2016年
2016年のここでは、再発リスクは、高い、中くらい、低いに分類されるぐらいが限界ということを書いています。
では、高い人がどれぐらい効果があるかですが、100に高い人がいたとして10年後の再発率が、60人だったとします。
これが、抗がん剤治療により40人になるというのです。
つまり、重い人に限定しても100人のうち20人だけが抗がん剤の利益を得ます。
40人は、もともと再発しなかったので副作用があったというだけのマイナスです。(マイナスは書きませんね)
そして、残り40人はいずれにしても再発という説明です。
Q 再発予防のための術前もしくは術後の薬物療法はどのように決めるのでしょうか 2019年
同じ質問を最新版の2019年のものは、一番下にグラフが書いてあって、再発しやすい人のリスク80%が抗がん剤で50%になると
書いてあります。
これをさらっと読んでしまうと、50% 100人リスクが高い人がいたら、50人は再発しないと読むでしょう。
?? 二人に一人に効果があると見えますか?
2016年のをもう一度見てみると、100人のうち再発は60として、抗がん剤は20人が効果が出て40人になるということです。
現実を知らせようというよりも、よく見せることに努力している感じがしました。
Q 抗がん剤治療(化学療法)は何のために行い,どれくらい効果があるのでしょうか 2016年
2016年版のこの質問では、どれぐらい効果があるかということにも触れています。
イメージでは、1種類の薬で27%再発リスクを抑え、2つの薬を使うと27%+12%になる。3種類にすると
さらに17%足されて、44%の効果があるというグラフが乗っています。
ひとつではこんなに少ないということと、3つ足してもこれぐらいです。
それに、見て思ったのは、ひとつずつの軽減率をそのまま足し算してはいけないんじゃないかと思いました。
ふたつ合わせて使った時の軽減率であれば、足し算ではなく、普通に何%じゃないんでしょうか。
単独の効果が、二つ足すと、足したようには出ないこともあるでしょうね。
Q 抗がん薬治療(化学療法)は何のために行うのでしょうか 2019年
2019年には、ここで抗がん剤の効果というものは省かれたので図はなくなっています。
書いてあるのは、どこかに潜んでいる可能性のある微小転移を根絶させること。
他の臓器に転移している場合や,再発した場合には,がん細胞を完全に根絶させることは困難と書いてあります。
僕たち夫婦が最初の病院で、抗がん剤を術前、術後とすすめられて効果を聞いてもはっきり答えられなかったというのは、
まさにそのままだと思います。
100人受けたうちの20人に効果がある、残りの40人は何もしなくても再発しなかった。
それをちゃんと受け止めて、日常に何をすべきか。ここに重点を置くことが家族で大事だと思います。
抗がん剤をしているから大丈夫と思ったら間違いです。
副作用、髪はまた生えてきますからと軽く言う医者がいます。細胞を傷つけるのはそう甘くはないと思います。
がんは、まだ今の医療ではわかっていないのです。
自然回帰。自然に逆らわないように生活を見直す。自分の治癒力を信じる。これはとても大事です。
そうして治した人がいるのも現実です。
抗がん剤の確率の低さでいうと、食事と生活改善で治した人がいるというのもそれは偶然とは言えませんね。
僕たちが、今、それに取り組んで楽しく過ごしています。