
日曜日は気分を変える為に、車で10分足らずの公園に向かいます。
県立公園で、森林環境をそのまま生かした自然公園の作りです。
その風景を少しご紹介します。


午前六時半には、すでに広い駐車場にかなりの車が見えます。
ライブ放送で、ラジオ体操が始まります。
今日は静岡県・浜松市からの放送でした。
わたくし達はこの体操には参加せず、前進します。
今朝はワンチャンと同じカラーのおじいちゃんと挨拶を交わしましたが、高齢にも関らずかくしゃくたる歩き振りです。


この公園のシンボルゾーンに差し掛かりました。
「モネの睡蓮」をほうふつさせる美しい場所です。


あっ。何と野生の「なでしこ」です。
一気に火のついた、忍ぶが花です、
ジャパンもさることながら、わたくしにはもう一人、瞼に浮かぶ「なでしこ」がおられます。
「大和撫子」その人です。
野鳥も飛んで来ました。「君の名は」と問いたいところです。


森の小人が住んでいそうな、大好きな三角橋に到着です。
この奥にいよいよ神秘な森の風景が待っています。


足が遅い上に、今日は取材でウロウロのわたくしを、Jが何度も迎えに来ます。
今は少なくなったアカマツも健在です。
三木市の市木は「松」なのですよ。
アカマツの下にはマッタケが生えて、子供の頃は秋のスキヤキにそれが入っていましたが、今は松よりも高く、まるで手が届きません。


いよいよ丘の頂上に到着しました。
広い芝生公園です。

Jが密かに目標にする、野球のチームメイトの方がここで毎日トレーニングをされているそうです。
七時を回っていますので、今日はもうお帰りになったのだと思います。
Jの還暦野球チームは五十数名の大所帯で、試合に出られる人も限られていて、新しく七十歳以上を対象とした、古稀チームが発足するそうです。
Jの尊敬する先輩は、七十歳を少し過ぎて、昨年還暦チームで首位打者賞を取られました。
大変ジェントルマンで、Jにも丁寧な言葉で話されます。
早朝から密かに続けられる努力で、栄冠はかの方に輝きました。
古稀チームにも熱烈なお誘いがあるそうですが、今のところ頑として、辞退されているそうです。
「なぜ?」
私の質問にJはこのように言いました。
「Sさんはね。最高の時に野球を終わらせたいのではないだろうか。このチームで完全燃焼して、お終いにしようと思っておられるのだよ。それもひとつの生き方だね」
S氏は男の引き際をお考えなんだ。
Jも先輩に習うのだろうか?それとも・・
真っ黒に日焼けした精悍な顔に、立ち入ってはいけない、J個人の居場所のようなものを感じました。
近くにこんなウォーキングにピッタリのコースがあって、納税者の庭だと思って楽しんでいます。


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