

鳳凰堂を始め、全ての宝物が素晴らしく、博物館内の展示のアート性は群を抜いていますね。
さすがの「世界文化遺産」と驚嘆しました。
「平等院」を見てから死のうと思っていたので、本望を果たしました(笑)
まだお昼に遠い時間帯で、その後禅寺「萬福寺」に入り、案内を頂いた禅僧方から、中国の高僧「隠元禅師」と、天皇家、徳川家とのかかわりを学び、弥勒菩薩の化身と言われる、ふくよかな「布袋尊」などを拝観しました。

ここでお昼がやって来て、有名な中国伝来の「普茶料理」を頂く事になりました。
仏事等で精進料理に近い物には接したことがありますが、今回はまさにザ・ショウジンです。
質素にして、かつ満足感あり。個別に味付けをされた煮物は極上品の見本です。
夫には少ないかな?と思って、ごま豆腐とオレンジを譲りましが(笑)充分だったと言っています。

好天に恵まれ、宇治川に吹く風も爽やかで、きょうは極楽日和です。
いずれ大地の一滴になる我が身さえ、水面に輝く光の中にあり心の安穏を感じます。
一行七十数名は、午後からまた、広大な敷地に国宝として守られる様々の建造物、その拝観に古都京都のもう一つの「世界遺産」に向かいます。
浄土真宗本願寺派本山、通称「西本願寺」参りです。
開祖「親鸞聖人」がまつられる「御影堂(ごえいどう)」、本尊「阿弥陀如来」がおわします「阿弥陀堂」と、歴史邂逅のこころ旅が続きます(笑)

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