

先日の日帰りのバス旅行も、あれこれ考えて久し振りに頭を巡らせていましたが、午前五時に起床をして見るとかなりの雨です。
これはもっと楽な物、洗濯代も始末出来る(笑)物に変えようと思いました。
比叡山はやはり寒く、たくさんのご婦人が羽織る物をお持ちでした。
私もこのような物を夫のリユックに入れて貰い大助かりでした。
寒い旅行は辛いものです。
貸し切りバス旅行なので、お土産店にも連れて行って貰いましたが、とあるお店はごった返していました。
私とJと数人の皆さまは「これは駄目だ!」と言って、まだ動けずに路肩で駐車中のバスに戻りました。
そんな中、大袋を下げてお帰りの方もおられます。
ただただお見事!と敬服した次第です。
皆さま、すでにこの研修旅行で、(お土産を携える)「他者への思いやり」を会得されたのだと感じ入りました(笑)

私は、延暦寺会館で売られていた、滋賀名産の「赤こんにゃく」を、たった一つ購入していただけでした。
ちょっと淋しいですね。
旅の収穫?のそのひとつにはお人との交流が上げられます。
ガイドさんはフレッシュで、まだ勉強中と言ったキャリアでしたが、テキストを参照にしながらも熱心に、通り行く各市の説明があり、何度も通っている高速道ながら、改めて周辺の風景に目をやりました。
最近は年配のガイドさんが多い中で、若くて驚くほど美人でした。
その貴重な若さを失っても、人の美しさは暮らされて来た姿勢で醸し出せれる事を知る出合いもありました。
野球のお仲間の、またその友人に当たられるご夫妻の参加です。
Jよりも十歳近く上のだんな様は、お優しいお顔をされた、言葉少ななジェントルマン。
驚いたのはその奥様で、心身から美しい!と言った、しとやかさの匂い立つようなお方でした。
バスの昇降の合間合間に言葉を交わしましたが、「○さんは、歌を歌っていらっしゃるの?」とお尋ね下さいます。
はい。とお答えしましたが、何故お分かりになったのでしょう?
「私も好きで、コーラスをしているのよ」と言われました。
この年代になると、何となく分かる第七感?があるのかも知れません(笑)
余計な事でしたが、私もご夫妻と同業種に勤務しておりました。と申し上げました。
私達夫婦はまだまだ研鑽に乏しく、反省ばかりで進歩もありませんが、こうして見習うべき先輩にお出会いさせて頂く旅は、本当に嬉しい事でした。

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