村の渡しの船頭さんは 今年六十のお爺さん♪
と言う唱歌が小さい時から印象的で、六十歳はお爺さんなのだとずっと長く思い込んで来ました。
Jを見ると、それが感じられません。
早朝六時四十分、野球のユニホームに身を包んだ夫は、大きなスポーツバックに愛用品を詰め込んで、お迎えの車に乗り込んで行きました。
昨日の試合は遠征です。
「行って来るよぉ」わたくしが返事をするまで、同じ事を言っています。
メンドクサイので、返事をしないでいますが、ウルサイので「ハイ
」と言うと出て行きます。
昨日は最高気温が出たのではありませんか?
全て今年六十をゆうに越えたお爺さんばかりですよ。どうして皆さんそんなに元気なのですか?
「ただいま!○ちゃん。○ちゃん」
<えっ。早っ>
「なんですか
」
「頂いたよ。ホラ」
「わっ。ホントだ
」
お盆に合わせて、下さる方があります。Jは幸せ者です。
明けて今日、朝の果物に良く冷えたリンゴを出して来ました。
いつもよりちょっと上等の綺麗なリンゴでした。
リンゴちゃん。
私はニューヨークにおられるあの可愛いリンゴちゃんを衝撃的に思いました。
昨日買ったこのリンゴ。今朝見ると一層可愛い。
マジョリンさんが愛してやまないお孫さんのセカンドネームです。お会いになりたいだろうなぁ。
わたくしも六十を越えたお婆さんになって、一人の孫を頂きました。
万人の方が言われる孫の可愛さを感じています。
段々少女らしくなって行かれるリンゴちゃんへの思いは、空を飛び(笑)、海を越え、摩天楼の頂きからそのお姿を求めるほどに大きいものだろうと想像します。
スパッと切って頂きましたが、上等のリンゴはいつもよりはるかに美味しく、しばし勝るものはありません。
ピンポン~♪
余韻も覚めやらず涙ぐんでいる時、呼ばれるベルに駆け出しますと、今度は驚くほどの大きなゴーヤと対面しました。
「おはようございます。こんなに大きな物が取れたのですか!」
いつもいつもさりげなく、長い長い年月、良くして下さるHさんが、割り箸より長い取れ取れをお届け下さいました。
花も野菜もお料理も、Hさんにかなうものが何もないわたくしは、今回もこの立派さに驚嘆してしまいました。
ゴーヤの日よけの効果、カボチャも日よけに上に這わせることが出来る事など教えて頂きました。
「ガボチャがぶら下がるのですか?」
「そうよ。結構大きのが五個くらい取れたわよ」
楽しいお話に私が引き止めてしまいました。
伝統地場産業のある三木市は、明日からお盆休暇に入る事業所が多くあります。
ご近所も帰省ラッシュに賑やかになります。
Jの野球もお休みです。
さて、リンゴちゃんを遠くに思われる先輩同様、我が家のシッポもつかめない娘は帰るのでしょうか?
これを見てたら連絡下さい(笑)
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