・・・人間集団の怒りの感情が煽られて爆発すれば結果はどうなるのか?・・・EU離脱のイギリスは・・・過去にも英吉利は「阿片戦争(1840~42)~アロー戦争(第二次アヘン戦争)」の正当性(?)を、反対議員(グラッドストン=不義の戦争、コブデンらが開戦に反対)を無視して、その議会(戦争賛成271票、反対262票)でも認め、賛同したが・・・後に中国(清王朝)では「義和団の乱(1900年6月)」。帝国日本でも日露戦争後の「日比谷焼き討ち事件(1905年9月5日)」、そして「尖閣列島問題での大陸中国(2012年9月)」は煽られて暴動を起こしたのはダレだったか・・・モチロン、民衆暴動は煽られて「理不尽」に、主体的に「理尽・尽理」に、それらの「事情」にかかわらず勃発するが・・・
火山が「噴火」、「噴出」すれば、その地面の下の空間は「陥没」するのは自然の摂理である・・・「カンボツ(陥没)=落ち込むこと・沈み窪(くぼ)むこと」・・・「道路陥没・頭蓋骨陥没骨折」、「陥没湖」は「陥没した所に水がたまってできた湖・断層によってできたもので、琵琶(びわ)湖・諏訪(すわ)湖など、カルデラ湖も含む」・・・今夜のNHKスペシャル「古代史ミステリー・御柱、最後の縄文王国の謎」、スゴイねッ、「七年目ごとに行われる諏訪の御柱祭」、過去には祭りの最中に亡くなったヒトもいたが・・・「御柱とは何なのか?」・・・尾張名古屋に写本されてきた「現存・古事記」そのものの「キのロのク」だろう・・・
「諏訪湖(科野国-洲羽海)」は「大国主」の子供が逃げてきた場所でもある。「建御名方神(古事記)」、他では「南方刀美神」、「御名方富命」、「建御名方富命」等とも表記され、出雲から逃げてきた「大国主の次男」であり、「日本書紀」には記録が無い神である。諏訪には元々「石神(シャクジ、サクジ)=御左口の神」、「洩矢神(モレヤの神)」がいたらしいが仲良くしたらしい・・・「石の神」とは「黒曜石の産地」で、その「石器」である「鏃(矢尻)」など、そして「ストーン・サークル」があり、納得である・・・これに加え、諏訪湖周辺には「ウッド・サークル(環状木柱列)」、「御柱の木(タイボク)の神」の場所である。
「国譲り」とは随分と慎重なコトバではあるが・・・侵略されて領土を略奪され、その支配権を奪われたと云うコトだ・・・その「建御名方神」が逃げてきた場所には「御左口の神・洩矢の神」がいた・・・同族だったのだろう・・・
で、「カルデラ(caldera)=火山の活動でできた大きな凹地・釜、鍋というスペイン語に由来し、噴火により陥没地形が形成」した・・・「陥没地形」ですか・・・
「渤海国(大武芸王)←大震国←高句麗」の「渤海」の漢字は盛りあがった海水である。この海水は「津波」となって海岸を呑み込むのは自然の摂理である・・・
「渤(氵(水)+勃)」があれば、「陥(阝+旧)」である・・・
「陥(阝+旧)=陷(阝+臽)=おちいる・おとしいれる・地面がへこむ・攻め落とされる=陥落」
「おとし穴・陥穽(カンセイ)・不足する・欠陥、失陥」、
「段のついた土山の象形(丘)と人が落とし穴に落ちた象形(落とし穴、おちいる、おちこむ」
「陥溺=水の中に落ち、溺(おぼれ)ること・酒色に耽(ふけ)ること・理性を失って夢中、熱中すること・耽溺(タンデキ)」、「陥入=窮地に陥ること・はまりこむこと」
「陷(阝+臽)」の「臽」だが・・・「舀」との同意をなのか・・・「臽」は「勹の臼」で、「舀」は「爪の臼」だが・・・
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「韜(つつむ・ゆごて・ゆみぶくろ)」
「韜(韋+舀)」=「鞱(革+舀(ヨウ)」
舀=爪+臼
舀 ヨウ・(トウ)篆文は、
中に穀物などをいれて
搗く道具である臼(うす)から、
爫(上からの手)で
中のものをすくいとる形
↓↑
舀=爪+臼(旧・舊)
稲(いね・トウ)
「舀・塪・搯・幍・滔・慆・嫍・瑫」
↓↑
蹈(ふむ)=𧾷+舀
謟(うたがう)=言+舀
滔(みなぎる・あふれる)=氵+舀
慆=忄+舀
稻(いね)=禾+舀=稲
搯(とりだす)=扌+舀・・・・扌=手・扌=才(才能)
熖(ほのお・ほむら)=火+舀=火焔・焰・㷔=燄=火炎
火 (ほ) 群 (むら)
↓↑
(說文)
解釋・・・舀、抒臼也・従、爪、臼
以沼切、穴堀(抭・掘)
舀、或手従穴(宂)
↓↑
稲(いね・いな・トウ)=禾部
禾=「小―小」=米=「…―…」=米
↓↑
解字
甲骨文字は、上部に稲の穂を描き下部に臼を描く
臼は先が尖(とが)っており、
地中にさして使った石臼・・・
イネの穂を
脱穀した籾(もみ)を
臼で
搗いて
精白する作業
↓↑
金文
「米(こめ)+舀(臼から手ですくいだす)」
精白した米を臼から「すくいだ」している形
・・・「臼」なら、その中の籾を搗いているか、餅(もち)を搗いている形象だが、漢字の楷書を書けば「爪+臼」である。ここでの「臼」は木の器のボールではないのか?「舀=爪+臼」ならば「爪で臼(器)の中」にあるモノは「米」である。「米は洗う」とは云わず「米を砥(と)ぐ」である・・・
↓↑
篆文から、
「禾(こくもつ)+舀(精白した米をすくいだす)」
で
精白した米
禾(こくもつ)のイネを表す
↓↑
新字体
臼⇒旧→稲
いね(稲)
イネ科の一年草
「稲作(いなサク)」
「稲田(いなだ)」
「水稲(スイトウ)」
「稲熱病(いもちビョウ)」
↓↑
蹈(ふむ・トウ)
解字
「足(あし)+舀(米を精白する)」
会意形声
足ふみ式の臼で、何回も踏んで米を精白すること
意味
ふむ(蹈む)・足ぶみする・踏とも書く・ふみおこなう
「蹈襲(トウシュウ)」
(前人のあとをそのまま受け継ぐこと=踏襲)
「蹈鞴(たたら)」
(足でふみ、風を送るふいご=踏鞴)
↓↑
同音代替
滔(はびこる・トウ) 氵部
解字
「氵(水)+舀(トウ)」の形声
トウは漛(トウ・水がわきあがる)
滔は水がわきあがり、勢いよく流れひろがる意
意味
はびこる(滔る)
水が勢いよくひろがる
広くおおきい
「滔滔(トウトウ)」=(水が勢いよく流れるさま)
「滔天(トウテン)」=(水が天までみなぎりわたる
勢いの盛んなさま)
↓↑
「韜光晦迹」
すぐれた才能を気付かれないように包み隠すこと
仏教のでは、悟りを開いたものが
俗世を離れてひっそりと生活すること
↓↑
「韜」は包み隠す、
「光」は人のすぐれた才能
「晦」は隠す、
「迹」は「跡」と同じで、痕跡という意味
「光を韜み、迹を晦ます」とも読む。
「韜光晦跡」とも書く。
「自己韜晦」
自身の才能や地位、本心など隠して表に出さないこと。
「韜晦」は才能や学識などを隠すという意味。
↓↑
舀 ヨウ・(トウ) 臼部
解字
篆文は、
中に穀物などをいれて
搗く道具である
臼(うす)から、
爫(上からの手)で
中のものを掬(すく)いとる形
「くむ=酙・酌
舀・組
汲・斟
挹・抒
戽」
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・・・???・・・