・・・「発明」と「発見」は異なるが、ナゼ、「初明(ショメイ・はつあかり)」、「初見(ショケン・はつみ)」の漢字で「ハツメイ・ハッケン」とヨマないんだろう・・・意味が異なるからである。読み方も、その意味で異なるからであるが、「初発(ショハツ)」と言う熟語漢字が漢音である・・・「発(ハツ・ほつ)」も、「初(ショ・はつ)」も音訓の共通音は「ハツ・はつ」である・・・「初」はハジマリで、名詞的だが、「発(發→撥・溌・潑)」はハネルで、起動、切っ掛け、動機的で、動詞的なカンジである・・・
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・・・「発明」は漢字からすれば「明(日+月)らかにするコトを発する」で、視覚的な日月の光の「発光」する時間的な輝きの端緒の発端である・・・「日の出」の直前か、「月の出」の直前の山裾、大地の裾野、地平線で、湖沼、大洋、大海の水平線の明るさの兆しである・・・「ウイッキペデア」などによれば、
「発明(ハツメイ)とは、従来みられなかった新規な物や方法を考え出すことである。 作られた新規なもの自体を指すこともあり、新規なものを作る行為自体をさすこともある。 既存のモデルや観念から派生する発明もあれば、まったく独自に考案される発明もあり、後者は大きな飛躍を生む。 社会の風習や慣習の革新も一種の発明である」、
「特に、新しい器具・機械・装置、また技術・方法などを考案すること」、
「それまで世になかった新しいものを,考え出したり作り出したりすること」
で、あるらしい・・・
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・・・「発見」は漢字からすれば「見(目+儿)ることに発する」で、人(儿)が視覚的に対象物を認識する発端、切っ掛けである・・・瞼(目蓋・まぶた)を開ける端緒は眠りからの目覚めの瞬間である・・・その後はヤヤボケているのが一般的だろう・・・
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「発見(はっけん)とは、まだ知られていなかった(あるいは自分が知らなかった)事柄や物、現象、説明のしかたを見つけ出すこと。 英語ではdiscoveryや、findingなどを用いる。 物品を新たに作るのは発明である」
「まだ知られていなかったものを見つけ出すこと。また、わからなかった存在を見いだすこと」
「まだ知られていなかった(あるいは自分が知らなかった)事柄や物、現象、説明のしかたを見つけ出すこと。
再発見は元から知られていた事柄の従来気付かなかった側面を改めて見出すということ」
・・・らしい。「発明」は人間の認識対象の存在を明らかにするコトで、「発見」は人間の認識の発端である五感の視覚感覚の起動である・・・「明→(ミョウ)」とは「日月の存在」で、「見→(ミョウ・ケン)」とは「見=目+儿(人)の認識」である。存在と認識の「相互関係」と言うことだ・・・「ミョウケン」の同音異字漢字は「妙見」である・・・チナミ(因み)に「妙=女+少」は、
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「とてもいい・非常に優れている・または、不思議・奇妙なこと(さま)」
「美しい・とても巧みな・非常に優れた・非常に精緻な・若い・(眇と通じて)かすかな・非常に小さい」
「𢆷は、
康熙字典に妙と通じるとあり、
集韻には
妙、或ひは
𢆷に作る」とある異体字
・・・であるらしい・・・「妙=女+少(小ノ)」の何処が「奇妙・不思議」で「玄妙」なんだか、「妙音様」、「観音様」である・・・「玄妙→黒妙」→「黒の女の少」→「黒田の少女(?)」 の「言妙・権妙・現妙・諺妙・眩妙・眼妙」・・・
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発(發・ハツ)
漢音はハツ
呉音はホツ
訓読みは「たつ・ひらく・あばく」
矢や弾を放つ意味で
「発射・発砲・不発・暴発・連発銃・百発百中」
出かけるの意味で
「発車・発着・始発・出発・進発・先発・遅発」
出発すること
発信すること
助数詞で
弾丸などの発射を数えるのに用いる「一発」
電車など交通機関の「出発」
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放つ、矢を射る、出発する、外部に出す、公開する、明らかにする、起こる、開く、動く、暴く、散る
という意味がある。
また
「撥」と通じて、「はねる」という意味がある。
また「醗・溌」を代用する・・・
麻雀の字牌(三元牌)、「白板(パイパン)・緑發(リューファ)・紅中(フォンチュン)」であり、「白い肌・緑の黒髪・紅い唇」or「初期の麻雀で三元牌」は「青龍、赤鳳、白虎」・・・「白發中」の「發」・・・、「發射された矢が的に中(あた)る」・・・「三元牌」から「玄武=蛇+亀」が端折られているのは・・・ナゼ?なんだか・・・「三(青龍、赤鳳、白虎)」の「元(二+儿)=ゲン=玄(くろ)→玄武=蛇+亀」・・・
玄=「ゲン,ケン,くろ,くろ,しず,しずか,つね,とお,とら,のり,はじめ,はる,はるか,ひかる,ひろ,ふか,ふかし」
「赤または黄を含む黒色
老荘思想で説く哲理
空間・時間を超越し、
天地万象の根源となるもの
微妙で奥深いこと・深遠なおもむき」
玄=「黒い色・黒・天・北」
「黄に満ち
玄に満てり(三教指帰)」
「老荘思想の根本概念・万物の根源としての道」
「陰暦の九月」
「遊里、廓、色町などで使用された医者」
「色町通いの坊主が医者に変装した姿・玄様」
「幽に象り、入は之れを覆ふなり(説文)」
「玄=入+幺の会意(説文解字注箋)で、
糸を染める意味」
・・・「糸姫」・・・?
・・・今夜TVの「黒田官兵衛」に初登場の赤子の「お菊」・・・「播州皿屋敷」の「お菊」・・・母親は「糸姫」・・・?
「黒田官兵衛」の孫娘で、且つ
「黒田長政」の娘が
「お菊(慶長二年・1597年~寛文十年・1670年7月26日)」・・・
「お菊」は
「蜂須賀小六」の娘
「糸姫」と、
「黒田長政」の間に生まれた子供・・・その後、
「黒田長政」は、
「保科正直」の娘で、「徳川家康」の養女となった
「栄姫=ねね(1585年~1635年1月12日)」
十六歳を正室とし、
元々、正室であった
「糸姫」と離縁。
当時、娘の
「お菊」は「四歳」・・・
「お菊=菊子」は、
黒田家の家臣、
「井上九郎右衛門」の息子
「井上庸名(つねな)」と結婚・・・
後に、
「お菊」は「林光院」となった。
母親の
「糸姫=宝珠院」は
阿波の
徳島城で出家
更に
「出来島」に
「臨江寺」を建て居住・・・
「お菊」の夫である
「井上庸名(つねな)」は
「徳川秀忠」の六千石の旗本となった・・・
「黒田長政」と
後妻の
「栄姫」の間の
二娘は
「徳姫(享年二〇歳)」
「亀姫(享年二十九歳・赤穂藩主池田輝興の夫に斬殺)」
↓↑、
「徳姫」の娘は
「萬姫(享年八歳)」
↓
「亀姫」の娘は
「通姫(享年二一歳)」
↓
・・・「糸姫(享年七十四歳)」と「お菊(享年七十四歳)」のウラミ・・「播州サラ屋敷」・・・
糸→菊・・・イトのキク
栄→徳(萬)・・・サカエのトクとマン(バン)
栄→亀(通)・・・サカエのカメ(キ)とトオス(ツ)
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