- 中華クラゲと胡瓜の和えもの
- 紅茶卵
- 有頭海老の香り揚げ
- ヨダレ鶏
- 豚ミンチと春雨のスープ
- 大根もち
- ジンジャーブレッドのカップケーキ
明石教室では二年ぶりの大根もちです。市販のもののように四角く作りたくて、今年は角型の大きな三段蒸し器を購入しました。それに各段パウンドケーキ型を3本並べようと思ってたのに、なんて誤算!角が丸いからそんなにうまくおさまらないと気づいたよ。仕方ないからこのまま流し入れよう、と大胆にやってみると、いつもの倍量が一気蒸し上がってニンマリ。
この日の大根は、F さんの畑からの朝掘り!ものすごくみずみずしくて、おかげさまで美味しい大根もちができ上がりました。立派な葉つきの時に写真撮るべきだったのに、また忘れてました~。明石にはまだまだ畑を持っているお家が多くて、ありがたいことに、新鮮な野菜をよくいただきます。
新年中華の前菜もこれまでに色々作ってきたけれど、定番中の定番、クラゲの酢の物は作ったことなかったのね。塩蔵クラゲはよく塩抜きをし、熱湯でなく80度ぐらいの湯をかけてチリチリにするのがゴムのように固くならないコツ。
茹で卵の殻にひびを入れ、紅茶と五香粉で煮込むと、こんなにきれいな模様の卵の出来上がり。彩を考えて、黄身がとても赤い卵を選んだのは、正解だったな。
毎回私なりにこだわりやテーマがあって、今回は具入りラー油「辣椒油」と「生姜」でした。具入りラー油を使った一品、まずは冷めても美味し有頭海老の香り揚げ。殻ごと食べたいので、キッチンばさみで海老の頭の上部1/3、足、尾を切り落し、下味をつけて唐揚に。これをニンニク、ネギ、具入りラー油でさっと炒めただけだけど、口にあたって痛い部分を取り除いてあるから殻ごとでも食べやすいし、みそも残ってて、とっても美味しくなかった?
ヨダレ鶏って中華のお店で最近よく見かけますね。ヨダレが出るほど美味しいことから、中国語で「口水鶏コウシュイジー」と呼ばれる四川料理なんで、蒸し鶏のタレにはもちろん思い切り辣椒油が入っています。
タレは、中国のたまり醤油「老抽王」と鎮江黒酢を使った本場中国版と、日本の醤油と黒酢を使った日本版と二種類作って食べ比べをしました。ほぼ全員が、本場中国タレがお気に召したようでしたね。タレの上には砕いたピーナッツやネギ、香菜をたくさんかけて。中華調味料のほとんどが、南京町まで行かなくても今じゃそごう地下の富沢商店で手に入るので、なんとも便利になりました。
スープは簡単に、豚ミンチと生姜を炒め、春雨とほうれん草を入れてみました。このところの寒波で葉もの野菜が高騰していて、う~ん、ほうれん草はまだましかな、っていうのと緑色が濃くてきれいだから選びました。だから、白菜や青梗菜、なんでも使ってください。
旧正月もこれからだし、まだホリデー気分ってことで、デザートには欧米のクリスマスに作るジンジャーブレッド・クッキーのカップケーキ版にしてみました。もちろんたっぷりの生姜、そしてシナモン、オールスパイスも加え、黒糖とハチミツ入りのとっても美味しいカップケーキです。上にかけたレモン・アイシングが効いてたよね。
大根だけでなく、たねやの洋菓子部門、クラブハリエのバウムクーヘンもT さんが差し入れてくれました。本人は、やっぱりバウムクーヘンはユーハイムの方が美味しいわ、って言ってたけれど、しっとりと柔らかく、卵の味が濃くて、これはこれで美味しかったよ。ごちそうさまでした!
阪神淡路大地震から18年。早いもので、お腹の中にいた二女も今年18歳になります。昨年からは、奥の方に3.11 の祈りの火も灯りはじめました。。。