午年:遅まきながら長女が描いた絵で2014年の幕開け。
日本は寒いね~。二女の高校卒業式に合わせて、神戸に帰ってきた。六甲山の雪景色なんてまぁ珍しい。地球温暖化が原因で、世界中が異常気象だ。なんとか地球を救わないとダメだね。
帰国前、世界一の朝食を食べにノッティングヒルにに出かけた。ここはロンドンでも一二を争うお洒落な住宅街。日曜日の portobello market ポートベロ?マーケットが世界的に有名だが、骨董品なんて名ばかりで高くて、完全に観光客向け。ヒュー?グラントとジュリア?ロバーツが共演した『ノッティングヒルの恋人』の舞台になった本屋は、つぶれそうになるたびに住民の援助でなんとか営業し続けている↓。
オーストラリアのパースに住むUちゃんがシドニーの bills 本店に行ってきて、さすが世界一の朝食だけあって美味しかった!ロンドンにもあるそうだよ、っていうもんだから、検索してみた。東京、横浜には4店舗もあるんだってね。
そういえば Bill's って店たくさんあるわ、って思ってそこに行こうとしたら、ロンドン店は名前が違うらしいってUちゃんから Line がきた。検索してみると、Granger & Co. がそれらしい。そうか、Bill’s って名前のレストランがロンドンには既に存在していたから、シェフオーナーの Bill Granger さんは名字を使うことにしたんだな。
週末はブランチを食べる人の列がすごいよ~!ってノッティングヒルに住むPちゃんに警告された。でも行ける日が日曜しかなかったから、読みかけの文庫本をバッグに放り込み、寒さ対策をして地下鉄に乗った。
午後1時過ぎでこの行列。待ち時間30分って言われて頭から信じなかったけど、思ったより早く45分で席に座れた。
看板メニューの ricotta hotcakes, banana & honeycomb butter リコッタチーズのパンケーキ。蜂蜜バターとメープルシロップをつけながら食べる。柔らかくてほんのりとチーズの甘さが広がり美味しい。娘がバターとシロップをもう少しちょうだい、って頼むと、チャージなしで持って来てくれた。うちの近くの店じゃメープル?シロップのおかわり、すごい少量で50ペンスもチャージされるから感激だったわ。
full aussie breakfast オーストラリア風フル?ブレックファースト。このスクランブルエッグはどうやって作ってるんだろ。型があるんだろうか、って思わせるほど美しい波形に仕上がっている。断面はこんな感じ↓。出し巻き卵を彷彿させる食感。
miso chestnut mushroom 、みそ味なのがイギリスの full breakfast のマッシュルームとの違い。ブラウン?マッシュルームはイギリス英語では chestnut mushroom:栗きのこ - 栗かのこじゃないよ。
sweet corn fritter っていうトウモロコシのパンケーキ風揚げ物もここの名物らしいから、次回はそれを試してみないと。
ソウルの新羅ホテル Shilla Hotel 、神戸の北野ホテルの朝食も世界一とかいってるし、一体全体ほんとに世界一はどこなんだか。
夜の Granger & Co. はこれまた美味しいが並ぶことはないらしい。でも同じ日に同じ店に二回は行きたくないから、娘と分かれた後、Pちゃんに連れられてノッティングヒルのイタリアンに行った。ピザが美味しいという地元民御用達のお店。普段 crust ヘタを残す私が全部平らげたから美味しかった証拠。そして前菜のイワシのグリルもなかなかだった↑。