ひっきりなしに来る台風と台風の合間、心強い遊び仲間(そしてみんなマーレの生徒)と引き続き山で遊んでいる。今回は一人増えて五人。雨が上がった朝、六甲山頂にあるゆう子ちゃんの家で、まずはヨガストレッチのレッスン。崖っぷちに建っている彼女の家のリビングからのこの妖しい眺め。
空と海と山とシクラメンと葡萄、そして冷えたジャスミン・アールグレー・ティー。絵画のようなこの写真、今まで iphone で撮影した中で一番いいかも。
グラニット・カフェは景色が抜群、そして食事もまぁまぁだから、外国からのお客さんを連れていくととても喜んでくれる。今日のランチはスズキの甘辛煮。昼時だったから屋外テラスのテーブルは空いていなかったのがちょっと残念だったけど、天気がもってくれただけでも感謝感謝。
ガーデンテラスの駐車場に車を置いたまま、有馬まで山歩き開始。しばらくは眼下の景色を楽しみながら山の稜線を歩く。
そして紅葉谷へと山を下りていく。ほのかに紅くなっている箇所もちらほらあったが、名前になっているぐらいだからさぞかし紅葉がきれいなんだろう。
前日の大雨で地面は柔らかく、落ち葉も濡れていて滑るは滑る。いや~、みんなは健脚でした。私が一人で滑りまくってたな。「昨日飲み過ぎたの?」なんて聞かれたけど、珍しく飲んでなかったのになんでやねん!前回の箕面の時も山歩くからね、と言っておいたのに、いつもと同じピンヒールにタイトスカートで現れたちはるちゃん。「ちゃんとスリッパ持ってきてるから大丈夫よ~」、とミュールにはきかえたんだよ、↑これ。ユニークやわ~。
さすがに今回は絶対にスニーカーとパンツはいてこないと無理だよ!と釘をさしたら、ピンヒールブーツを脱いで、ちゃんと用意してきた靴にはきかえた→。一足だけ持っているフラットシューズと、これまた唯一持っているズボン、ジャージのパンツ姿はやっぱり全然似合ってなかったな。 Colombia の黄色いトレッキングシューズを新調したよしみちゃんとはえらい違いだったよ。
2時間あまりで有馬温泉の町が見えてきた。次は外湯探しだ。小さいけれど、金の湯も銀の湯も両方が楽しめる「康貴」という、竹取亭がやっているお風呂屋に初めて行ってみた。頭まで汗だくになり、疲れ切ったあとの温泉のなんてありがたかったこと!山歩きのあとに温泉が待っている、と思うと俄然気持ちが上向くね。
生き返ったあとはお土産の炭酸せんべいを買いに急ぐ。手焼きを続けている老舗の三津森本舗では、丸い炭酸せんべいを作るために、手作業で’はし’を取り除いて穴に落していく。この’はし’が250gも入った袋詰め「せんべの子」がたった170円。家用はこれで上等よ!ってみんな主婦やね~。
ロープウェイで帰ろうと思ったけど、結局最終に間に合いそうになく、五人だとタクシーの方が安いよ、と言われてタクシーで六甲山へ戻る。半沢直樹のロケがこの下であったんですよ、と運転手さん。夕日を見るシーンだったそうだ。私は最後の数回しか観ていないから関西が舞台だったシーンは知らないけど、有馬でもロケしてたんだって。
駐車場に戻ると、ロープウェイの向こうは夕焼け空。景色を楽しみたいから、やっぱり今度はロープウェイに乗りたいな。紅葉真っ盛りにまた行く?
健康な遊びはもう少し続くよ。さて、次回はどこにしよ。