- 1日(水) 英会話
- 8日(水) 中華 鶏肉とカシュナッツ炒め、翡翠炒飯など
- 15日(水) 英会話
23日(木)洋食 チキンとプルーン、オリーブの煮込み「チキン・マルベリャ」など
23日は都合により延期します。追って日にちをお知らせします。
洋食レッスンは29日(水)になります。よろしくお願いします。
23日は都合により延期します。追って日にちをお知らせします。
洋食レッスンは29日(水)になります。よろしくお願いします。
アメリカからの客人が今朝、神戸から成田に向かい帰路に着いたので、やっとパソコンを触る時間ができました。まず、お渡ししたメニューの日付が先回のレッスン日のままにになっていました。ごめんなさい!May 19 に書き換えておいてください。
今回の主役はスタッフド・バゲット stuffed baguette、つまり詰まったバケットなんだけど、もう少し洒落たネーミングはないかな~と思いながらも時間切れでこのままにしました。英語でぬいぐるみのことは stuffed animal と言います。これもへんな呼び名だなっていつも思うんだけどね。
日本の友人が教えてくれたレシピですが、パーティ用にとっても便利な一品なのでみんなにも紹介することにしました。バゲットの中でもバタールが一番中身が詰まっていて中身のパンが活用できるし、短くて詰めやすいのでおすすめです。スタッフィング stuffing にはくりぬいたパンの中身ともう一本、そしてクリームチーズ、サワークリーム、マヨネーズ、バター、ハム、と栄養もカロリーも一杯なので、私達年寄りは食べ過ぎないようにしましょう。底に隙間ができないよう、思い切り押して押して詰めてね。冷蔵庫で冷やすと少し固まってスライスしやすく、食べやすくもなり、ちょっとしたスナック、ワインのおともにもぴったりです。バゲット3本を使って2本の完成品ができるこのパン、薄く切るほうが美味しいからね。
ついでに紹介すると、アメリカで感謝祭の日に七面鳥のローストに詰めるものをスタッフィングといいます。これはパン粉やらナッツ、レーズン、セロリ、人参など各家庭によって様々なものが混ざってますが、七面鳥とスタッフィング、どちらも私は美味しいと思ったことなくて、感謝祭のディナーに招待されるのは嬉しくもあり辛くもあったなぁ。。。何十年もアメリカに住んでたけれど、自分では一度も作りませんでした~
スタッフド・バゲットにはシンプルなトマトとバジルのスープを合わせることにしました。ホールトマト缶と山ほどたくさんのフレッシュバジルで簡単にできるスープです。働いていたシアトルのレストランのランチの定番スープでした。そこではブイヨンも使わなかったので完全なベジタリアン・メニューでしたが、今回はチキン・ブイヨンを使いました。バジルは火を通し過ぎたり早めに切っておくと色が汚くなるので、最後に加え、飾り用のシフォナードも直前に刻んで下さい。
前菜として、オリーブオイル、レモン、ローズマリー、ニンニクなどでマリネした魚介類をベーコンで巻いてソテーしました。この日は海老、ホタテ、トロカレイを使いましたが、白身魚ならなんでもOKです。訂正: レシピ通りのマリネ液量で 24 ピース分ぐらいになります。この分量だと液が残らずちょうど良い加減になります。本当はソテーでなくバーベキューするものなので、今年の夏は野外メニューに加えてみてくださいね。10cmほどのローズマリーの枝を串代わりに使うと、お洒落で香りもより素敵になります。
マリネにレモン汁を使ったので、サラダ・ドレッシングもレモン味にしました。グリーンには、フリルレタスとべビーリーフを混ぜました。
バゲットに十分乳製品を使ったので、デザートはあっさりとしたコーヒー・ゼリーにしました。コーヒー・リキュールのカルーアを加えたので大人の味になったかな。乳製品使わないつもりだったけど、美味しく食べたいからトッピングにエバミルク、使っちゃいまいました~
いつも、どのカテゴリーに入れたら良いのか分からない文章ばかりで失礼します。
まず、熊川哲也の舞台がどうだったか知りたい人多いかな~と思って、珍しく速報です、といっても1日後ですが。実をいうと今までバレエが美しいとかおもしろいなんて思ったことなかったんだけど、これは最高に美しく、おもしろく、感激しました。バレエというより、『ロミオとジュリエット』の芝居を踊りだけで表現したものを観て十分感動した、と言えばよいのでしょうか。ジュリエット役は英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルのロベルタ・マルケス。小柄な彼女がまた素晴らしかった。熊川哲也が K バレエカンパニー設立10周年を飾る演目として3年の構想の末に2009年に世に送り出した作品だそうですが、彼の演出・振り付けはスピード感に溢れ、衣装や舞台美術もイギリスの有名なアーティストとのコラボで時代考証を徹底させたそうで、ルネッサンス時代のヴェローナの街が鮮やかに表現されていました。熊川哲也は天才的なストーリー・テラーと言われるだけあり、休憩をはさんで2時間の舞台が、あっという間に終わってしまいました。フロコフィエフの音楽を演奏したシアターオーケスラトーキョーも最高、カーテンコールが15分以上鳴りやまなかった素晴らしい舞台でした。是非また行きたい!と娘に訴えると、「勝手に行ってきたら?」だって。
さて、台湾の親戚達も今朝日本を去りましたが、実に精力的に毎日出かけて食べて、飲んで、の日々でした。予想通りものすごい量のお土産を持ってきてくれました。もちろんぎりぎりに頼んだ大根と瓜の塩漬けも大量に。50kg は優に超えていた食べ物の数々、また追々に紹介しますね。
叔父叔母達と一緒に鳴門に温泉旅行にも行き、前から興味津々だった鳴門の大原国際美術館にも行くことができました。ここは贋作ばかり集めてるだけなんだと思っていたら、とんでもない、陶板名画美術館だったんですね。大塚ミール陶業の特殊技術によって、古代から現代までの千余点の西洋名画をオリジナル作品と同じ大きさに精巧に複製しており、陶板なので2千年以上そのままの色と姿で残る凄い技術ものだそうです。
写真はバチカン市国のシスティーナ礼拝堂天井図ですが、それは圧巻でした。全館をまわるのに1日では足りないぐらいの規模で、残念ながら半分ほどで時間切れ。またゆっくりといつか足を運んでみたいと思いました。
台湾人、中国人は生ものが苦手なので、刺身は食べるけれど大好物、とまではいきません。海の幸三昧の食事にみんな少々お疲れムード、鯛のあら炊きは好評でした。評判を聞いていた鳴門の行列のできる海鮮食堂「あらし」にも今回やっと行けました。定食についてくるワカメ一杯、白身魚入りのお味噌汁は丼サイズでしたが、とても美味しかった。おすすめのカレイの刺身はめちゃくちゃ新鮮でぷりぷり、アオリイカの刺身は、最後にゲソは好みで塩焼き、天ぷら、から揚げにしてくれます。叔母さん達は照り焼き定食、叔父さん達は天ぷら定食と、みんなもう生魚にはうんざりしてたみたいです。。。
数日前の神戸での昼食、うなぎを食べたいという叔父叔母の要望で、灘区大石にある「山信」というお店に行きました。ちょうどその近くで買い物中で、すでに2 時を回っていたため三宮に戻っても仕方がないというわけで、兄の指令を受けて、彼御用達のところに連れて行くことになりました。住宅街のなんにもないところにある一軒家の食堂なのですが、穴場スポットなんですね。ひっきりなしにお客さんが来て、10人も座れない狭い店内はず~と満席でした。トラックの運ちゃんが持ち帰りを買いに来たり、蒲焼きの持ち帰りの人も絶えず。大将は以前は卸をしてたとか、三宮の丸高にいたとか。私は子供の時に食べた油っこい皮のトラウマでうなぎが嫌いなのですが、嫌だとも言えず付き合いました。600円、800円、1000円の丼しかないのですが、私は600円の。兄の指示で、叔父叔母にはうなぎが1.5倍量の1500円というのにしてもらいました。お味噌汁とテーブルにある白菜の漬け物食べ放題でこの値段はめちゃくちゃ安い!そして、渋々食べたうなぎ、初めて美味しいと思いました。あっさりしていて、皮も気にならないほど薄くて。台中で食堂を経営している叔父の一人は、以後ず~と、「あのうなぎは本当に美味しかった」と言い続けていました。とにかく、あのうまさで三宮の相場の半額だからあんなに流行ってるんですね。皆さんも機会があったら行ってみてください。「あらし」同様ここも食べたらすぐに店を出ないといけないのが難点ですが。車じゃないと行けない不便な場所だけど、数台分は駐車スペースがあります。
神戸まつりの交通規制で毎年この日は客足ゼロ、と従業員がぼやく昨夜の第一楼での宴会で1週間の食べ歩きは終了。美味しい食べ物と芸術を堪能した1週間でしたが、ぐったり。。。
暑い行楽日和が続いた長~いGW も昨日の母の日で終わりとなりました。皆さんいかがお過ごしでしたか?私は昨日夢のような母の日プレゼントを娘からもらい、舞い上がってます。熊川哲也率いるKバレエカンパニーの『ロミオとジュリエット』の公演チケット!熊川哲也の舞台は一度は観たいと思っていたけど、あまりにチケットが高額なんで手が出なかった。。
一昨日、神戸国際会館に某バンドのコンサートに娘と行った時に公演ポスターを見かけたので、「あ~ママこれ行きたいんだよなぁ。母の日にママにチケットプレゼントしてよ~」と冗談でおねだりしたら、「たっか~!自分で買い」と素っけなくあしらわれたのに、翌日わざわざ買いに行ってくれてました。すでに素敵な香りものの置きものも買ってくれてたので、おまけがチケットというラッキーさ。「母の日と誕生日(7月です)両方やからね!」と釘をさされましたが、嬉しくてみんなに自慢しちゃってます。ちょうど伯父さん達から進学祝いをたくさんもらって、娘の懐が暖かかったというグッドタイミングだったのが幸いでした。15日が楽しみ~!神戸まつりのパレードを尻目にいってきま~す。
さてさて、すっかり遅くなった前回4月28日の料理教室顛末記です。
日本にもお粥や雑炊はありますが、レストランでそれだけ注文することはあまりないですよね。でも中華圏や海外のチャイナタウンではちゃんと粥専門店があり、早朝から活気溢れています。マンハッタンに住んでた頃の休日といえば、昼前に飲茶を食べにチャイナタウンに行くことが多かったけれど、たま~に朝8時ぐらいから散歩をかねてお粥を食べに行ったりもしました。英語で中華粥は Congee (コンジー)といい、メニューはラーメン屋さんのように色々あります。プレーンなものからピータン粥、豚肉粥、鶏粥、魚粥、などなど。
今回は、旬の鯛の刺身を熱々の粥の上にのせ、混ぜながら少し火を通して食べてもらう魚粥を紹介することにしました。お粥はちょっと豪華に、干し貝柱とお米を一緒に煮込んで貝柱粥にしました。これはこれで、刺身なしでもダシと塩味がついていて美味しいものです。中華粥は日本のお粥と違って、米の12倍という水にしっかりと5,6時間浸してから火にかけるので、お米の形が全くなくなり、さらさらのスープのような出来上がりになります。
トッピングにワンタンの皮を揚げたもの、青ネギ、針生姜をのせましたが、その他の付け合わせは何にしようかな、と例のごとく林商店に行って物色してきました。選んだのは台湾産のピータン、塩漬け卵、花生麺筋という麩と落花生の甘辛煮の缶詰、豆腐を米麹や酒で熟成させた豆腐(トーフールー)。麺筋(メンチン)は皆さん口に合ったようですね。写真の緑色缶はピーナッツなしのものなので、こちらも買ってみてくださいね。缶には日本語で湯葉のうま煮と書いてるけど、実際にはグルテン、小麦粉が原材料なので麩です。お伝えしたように、青葉ブランドが一番美味しいからね。
豆腐乳は沖縄の豆腐ようで、あちらでは泡盛のつまみに欠かせないものです。台湾では米麹を使った白色のもの、紅麹を使った赤色のもの、そして今回のようにもろみ入りの少し甘いものなどがあります。それでも結構塩辛いので、お箸の先でちょっとつまんでお粥と食べます。発酵した独特の旨味をもち、白いものは青菜炒めの調味料として使ったりもします。
塩漬け卵もピータン同様、アヒルの卵です。みじん切りにしてお粥のトッピングにしたり。実家では殻のままくし型に切ったものが朝食のテーブルに出ていて、お箸ですくい取ってご飯やお粥にのせて食べてました。この黄身が、私もみんなも敬遠する黄身入り月餅に入っている代物です。
さておかずは何にしようかと考え、まずはザーサイのゴマ油炒めから。朝食のおかずだから、基本は全てすぐにできる簡単なものです。次にレタスを油と塩を加えた熱湯でさっと湯がき、オイスターソースと醤油を混ぜ合わせたものをかけました。
そして切干し大根の卵焼き。日本人は切干し大根は炊くもの、と思っているから、この卵焼きにはちょっと驚いたでしょ。ゴマ油と醤油で炒めた切干し大根を卵とネギと一緒に焼くだけで、すっかり様変わり。でも美味しかったでしょ?台湾では大根漬けを入れるのですが、日本では入手できないので、誰が最初に考えついたのか在日台湾人達は切干し大根で代用しています。
朝食のおかずではないけれど旬の筍を使いたかったので、中華風の煮込みも作りました。言われてみれば、日本の筑前煮に似てますね。生姜を一杯入れたところが違うけど。この一品や麺筋、切干し大根の卵焼きなんか、今回はお弁当のおかずにも使えるものがいくつかあったんで、活用してみて下さいね。
ワンタンの皮を揚げた油があるので、デザートは中華ドーナツにしました。開口笑(カイコウシャオ)という中国名の通り、口を開けて笑っているように揚がります。上手なネーミングですね。今回もボウル一つでできるデザートで、ショートニング、卵、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを混ぜ合わせるだけ。みんなで丸めると面倒くさい作業もあっという間、きれいに口が開いて完成度の高いドーナツができました。
明日から1週間、台湾の叔父叔母総勢7人がやって来ると数日前に突然電話がありました。4月に来る予定が地震で延期になってたのだけれど、強行して父の見舞いに来てくれるようです。接待の計画でこちらはてんてこまいだけど、母方の兄弟姉妹達なのにありがたいことです。大根と瓜の塩漬けも大慌てで頼んだから、きっと食材の詰まった段ボール箱をいくつも持ってきてくれるんだろうな。来月の中華料理の日に、みんなに紹介できるものがあるといいな。
今月は関東から気晴らしに友人が遊びに来たり、地震で中止にならなかった講演会に出席するためにアメリカ人の友人が来日したりと、楽しみな再会がいくつかあります。そのため、レッスンは第2、第3週だけにさせていただきます。
ピクニックやバーベキューの季節にぴったりの、ブランチにもなる一工夫バゲットに、魚介のマリネサラダなどを考えています。
何年かぶりに凄く美味しいカプチーノを飲んだような気がします。JR芦屋駅近くにあるバール・ラッフィナート。本店のラッフィナートは予約なしではやはり入れずバールで軽いランチをしたけれど、系列店だけあって味は一流でした。バリスタのお兄さんが描いたクマはアートだけど(クリックして拡大してみて!鼻のまわりに毛まであるよ)、ウィンクしたウサギもなかなかのもの。