在日コリアンの K さんが欠席の日を狙って韓国料理をすることにしました~って深い意味はなく、ただその時自分が食べたい料理をレッスンで作っているだけなんだけどね。中華料理と予告しながら韓国料理に変更する、そういう適当な心構えが悪いのか、今回撮影した写真、すでにダウンロードしたと勘違いして全消去してしまっていました・・・ああ~。。あまりにもイベントが多すぎてデジカメを駆使していたさなかでしたので。。大失敗です。幸い F さんが少し撮ってくれていたので、感謝感謝で使わせていただきます。ありがとうね!
- ジョン四種類 ~白身魚、ズッキーニ、ししとう、椎茸
- ピピンバ ~ナムル色々とプルコギ
- わかめスープ
- アール・グレー・ティーのブラマンジェ
雑誌に載っているビビンバの写真を見ていつも、なんで石焼きじゃないのに生の卵黄のっかってるのかな、とずっと疑問に思ってました。お店ではたいてい目玉焼きがのっているのにね。で、今回撮影してみて疑問が解けました。目玉焼きをのせると、下の具が全部隠れちゃって絵にならないんだよね。写真が趣味の私にとっては、なんだかめちゃ嬉しい発見だったなぁ。しかし、あいにく目玉焼きの白身部分を邪魔だから私が切り取ったへんな写真しかありませんが、ま、我慢してください。これは F さんではなく私の責任です。。
ビビンバには牛ミンチを使う場合もありますが、今回は単独メニューでも使えるよう、薄切り牛肉の焼き肉、プルコギをのせることにしました。肉を柔らかくするために、韓国では梨をすりおろしたものをニンニク、醤油、酒、砂糖、ゴマ油などと一緒に肉によくもみ込んでおきます。こうすると、安いオーストラリア産、アメリカ産の肉でも十分おいしくなります。ついでにいうと、キーウィー、玉ねぎ、重曹、ソーダ水などを加えても柔らかくなります。
野菜たっぷりのビビンバにしようと思い、ナムルは5種類作りました。定番の豆もやし、ほうれん草、人参に加えてきゅうり、大根もナムルにしちゃいました。厳密にいうと野菜を茹でて和えたものがナムルで、炒めてから急激に冷やし、和えたものをポックムというそうです。今回の材料では人参、きゅうり、大根は意外にも炒めてから和えたポックムです。
食べる時に唐辛子味噌のコチュジャンをたっぷりとのせ、スプーンで大胆にかき混ぜて大口を開けてほおばると、うまい!栄養バランス100点満点の丼です。
ジョンとは、鉄板で焼く韓国版天ぷらのようなものかな。野菜や魚に小麦粉をまぶして溶き卵にくぐらせるだけ。今回、野菜にはヤンニョン(韓国調味料のベース)した牛ミンチを貼り付けてうまみを出しました。ししとうは縦に開いて種を取り、椎茸は石づきを取り、ミンチを平らに貼り付けます。あまり厚みがあると火が通らないので薄くて十分です。韓国カボチャはズッキーニに似た味なので、それを模してズッキーニの片面にもミンチを貼り付けました。今日の魚は鱈。こちらは塩こしょうだけですが、飾りに小さなシソの葉を貼り付けてみました。さて、ジョンをもっと美味しくするのがつけだれの酢醤油。ネギのみじん切りを加えた酢醤油が一般的なのですが、これに粉唐辛子やゴマ油、コチュジャン、いりゴマを混ぜてピリ辛にした万能つけだれの方が私はずっと美味しいと思うので、こちらも紹介しました。
スープは韓国の定番わかめスープにしました。韓国ではわかめスープを誕生日に食べるそうです。本来は産後に食べるスープだそうで、自分を生んでくれた母親が食べたものを食べて誕生を感謝する、というところからきた風習だそうです。本当は牛肉とわかめをニンニクとゴマ油で炒めて作るのですが、肉続きなのでわかめと韓国だしダシダで作りました。でも韓国風だから日本のわかめスープの5倍ぐらいわかめを入れました。スープというより、ワカメの煮もの、ってぐらい本場のスープはわかめがたくさん入っています。満腹感もあってダイエットにぴったり、とユンソナもブログに書いてましたよ。残念ながらスープの写真はありません~
デザートの写真もなくて申し訳ない!アール・グレー・ティーのブラマンジェには緩めに泡立てたシャンティクリームをのせ、グラスに入れたローズマリーをバックに美しく写真撮影してたのに、本当に残念だわ。アールグレーティーは居候していた Jordie のイギリス土産でした。だからあんなに美味しくできたのか?なんちゃってね。
かわりと言っちゃなんですが、先週食べたデザート、結婚式の最後に出た赤い果実とショコラのムース、有馬温泉で出た季節の果物と胡麻ムースの写真を彩にのっけます。しっかし写真を選択する余地がないと、ブログ書くのがなんて楽なの!