チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

Eat Well・Drink Well・Live Well
美味しく食べ、楽しく飲み、素敵に生きよう!

FARMERS MARKET 5/14 中華ランチ出店します

2016-04-28 | お知らせ

昨年から実験的に始まった、神戸三宮、東遊園地での土曜のファーマーズマーケット(2015.10.21のブログにもアップしました)。

今年度より春夏秋(各10回)に本格的に開催されることとなり、4月16日よりスタートしました。

5月14日は神戸まつりの中日と重なるため、通常の9~12:30ではなく、10~16と開催時間が長くなり、毎回提供されている朝ごはんもこの日はランチとなります。毎回二店の朝ごはん提供がありますが、この日は三店が出る予定。そして、BBキッチン・マーレが中華ランチを提供することとなりました。メニューは台湾庶民の味といえる肉丼「魯肉飯ルーローファン」。肉丼だけど、今回は神戸の農家さんの野菜もたくさん使おうと思っています。

ファーマーズマーケットの詳細は eat local kobe または elkのface book を御覧ください。

先週のマーケットで、偶然撮った写真に、なんとBBのエコバッグが写っていました(テーブルの上)!

持参してくださった方、どうもありがとう。

素敵な出会いを見つけに、皆さんも是非覗きに・食べに来て下さいね。晴れてほしいな〜


ガストロノミックな中華

2016-04-26 | グルメ色な日記

華僑っていう人種は、その土地で好みの中華料理店にしか代々行かないものだから、意外と行ったことがない店、知らない中華料理店がたくさんある。ま、私はリサーチと称して色々と行っている方だとは思っていたけれど、この店には全くアンテナを張っていなかった。

若いママ達に誘われて、苦楽園のヌーベル・シノア、'Vel Rosier ベル ロオジエ'、に行ってきた。関西の阪神間を知らない人に説明すると、阪急電車の芦屋と西宮の間、走っている車はほぼ外車、という夙川の北側エリアの高級住宅街に店はある。

gastronomic ガストロノミックとは、美食な、という意味。芸術的な食文化、っていうようなかんじ。

↑まずは始まりの一杯〜花しいたけのエッセンス。乾燥花しいたけにシャンタンスープを注いで。

↑↓炭石に乗って出てきた桜海老の団子。

↓サーモン、ブロッコリー、ウド、ベーコン、フロマージュには、レタスのシャーベットをかけていただいた。

↓春巻きの中身は、豚足を使った大根餅という意外なもの。竹の子や青梗菜の素揚げ、あさりのチャウダーとともに。

↑↓一番下に鼓油鶏、おこげ、金華ハムがのった一品。お茶漬けのようにスープをかけて食べた。

↓鰆に旬のアスパラやおかひじき、菜の花、一寸豆を添えてXO醬で。

↓雪姫ポークをグリルと酢豚風と、二種類の食べ方をバルサミコ・ソースで。

↓プーアール茶のゼリー、プティフールはゴマ団子、中華ドーナッツ、コーヒーマカロン。

そしてジャスミンとライチーのお茶。あ〜美味しい!

この一皿前にもデザートとして杏仁豆腐と白木耳、ブラッドオレンジのシャーベットが出たのだけれど、写真を撮り忘れていた。残念!

気がついたら2時間半、素晴らしいサービスで、実にゆっくりとおしゃべりしながらランチを楽しめた。しかもノン・アルコールで!なんて、私には珍しいこと。。これ本当にチャイニーズなの??とても artistic な、視覚的にも楽しめる、グルマンが喜ぶヌーベル・シノワだった。

芦屋で長年愛されているフレンチ、メゾン・ド・ジルを彷彿させてくれるプレゼンテーションだよね〜と話していたら、なんと、メゾン・ド・ジルは(もう何年も行っていないのだが)、高山シェフがルーアン(Rouenは、私が大好きなフランスの街!)の本店の提携レストランという縛りを解かれ、実はこの2月からメゾン・ド・タカとして再出発した、という新情報を耳にした。久しぶりにそちらにもまた行きたいな〜、って贅沢な気分に浸れた、美味しい昼食会だった。


フラワー・アレンジメント教室のご案内

2016-04-13 | お知らせ

草花が美しい季節になりました。

このたび、BBスタジオでもフラワー・アレンジメントの単発クラスを5月16日に開講することとなりました。スタジオの壁に飾ってあるリースも、センスの良さで有名なフラワーデザイナー、和田幸子先生の作品です。受講ご希望の方は、エッセンス ドゥ フルールに直接お問い合わせ、お申し込み下さい。多くの方々のご参加お待ちしております!

  • 日時: 5/16(月)11:00~13:00
  • 料金: ¥7,000 (生花につき、4日前の5/12(木)以降はキャンセル料をいただきます。キャンセルの場合、別途¥1,000の手数料で、送料着払い/宅配便にて花材をお送りさせていただきます。)
  • 申込み先: edf@essencedefleurs.jp  Tel/Fax 078-911-8783
  • 持ち物: ハサミ、フローリストナイフ(あれば)、お手ふき、持ち帰り用袋(マチの広い袋や、大き目のエコバッグ)
  • 講師: 和田幸子

   1998年、兵庫県明石市にてフリーランスのフラワーデザイナーとして独立

   Essence de fleurs 主宰   http://www.essencedefleurs.jp

   公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会 講師

   国家検定フラワー装飾技能士1級


江ノ島、鎌倉 little trip

2016-04-05 | グルメ色な日記

御霊神社(ごりょうじんじゃ / 鎌倉・長谷)の五分咲き桜↓

NY時代の友人makikoが中目黒から江ノ島に引っ越して2年。先週東京に行ったついでに、遊びに寄った。鎌倉から少し離れるだけで、いつ行ってもこの辺りは田舎臭さが残っていて本当にのどか。

↓学校の購買部に入っているというレトロなパン屋さん。

↓江ノ島のそばにある片瀬漁港では、毎朝直売所で誰でも魚を買える。

↓江ノ島の裏側まで行ってくれる連絡船べんてん丸に乗って、歩くのをはしょった。

↓灯台のそびえる景色しかテレビなんかで目にしないけれど、江ノ島の裏側は釣り人が楽しむこんな岩場。

散歩のあとは、リクエストの大根もち作りをした。神戸から米粉を持って行ったけれど、まさかスライサーもないキッチンとは。makiko は食べ過ぎで昼寝しちゃったから(朝から正午までに私は2回、彼女は3回も食事をしてたからな〜)、一人で悪戦苦闘していたら、もう一人のNY時代の友達、joju君が突然遊びにきてくれた。飛んで火に入る夏の虫、で、彼に手伝わせた。

↓マンションからの景色は最高。晴れた日には富士山も見える。サクラはまだ咲き始めで、ベランダではスギナ茶作り。

鎌倉の大仏のすぐ近く、長谷の山の斜面↓を果樹園、菜園用にmakiko が買って早9年。まだ未開の地だった時から何度か遊びに行かせてもらっているが、開墾しながら寝泊まりできる小屋も作り、階段も作り、最初は子供達の格好の遊び場だった山の斜面が、彼らが大きくなって興味が失せてしまった今では、どんどんと大人の遊び基地としてワークショップを開催したりして活用されている。

翌日は、前日の3人で、堆肥用の炭焼きと燻製をしに朝から畑へ。お天気もよくて、まるでお花見気分。

↓枝を探してきてはどんどんと火に投げ入れ、炭作り。

↓塩をもみこんで3週間置いた豚バラ、塩鮭を燻製に。チップの代わりに、畑に生えている月桂樹とローズマリーの葉を使って。

↓出来上がった燻製鮭と、これまたそこに生えているパクチーを思い切りはさんでサンドイッチに。サイコ〜!

↓炭焼きが落ち着き、熾火になったところでBBQ開始。ふるさと納税にハマっているmakikoの家には食材がゴロゴロ。こちらは鳥取、大山の骨付鳥。トンビにさらわれないよう、上にも網をかぶせる。以前、トンビに網ごと肉をさらわれたとか。でもあまりの重さとたぶん熱さにバランスを崩し、途中で落としていったらしい。

岩塩だけなのに素晴らしく美味しかったよ。

出来上がったベーコンはお土産に持って帰るはずだったのに、もらい忘れたので、後日クール宅急便で神戸まで送ってくれた。チビチビ楽しみます。ありがとう!

’80年代にNYで出会った3人。それぞれ5年、10年、20年ほどコスモポリタンな大都会にに住んでいたのだが、幼馴染のような気楽さがあってホッとする。まさか30年後に鎌倉の山でこんなことしてるなんて誰が思っただろうね〜って笑いながら、あの頃が私は人生で一番貧乏だった、いや、俺は今が一番貧乏だわ、とか変な自慢をした。生まれたてのウグイスが「ほーっほほっけっきょ」ってまだ下手くそな鳴き方をしていて、なんとものどかな山の時間が流れていた。

そして私は煙臭い身体のまま、夜の便で神戸へ戻った。藤沢発、羽田空港行きリムジンの乗客は私一人だったという、これまた最後までのどかな小旅行だった。