山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

名探偵小説家コナン

2011-05-27 03:39:11 | 日記
以前、看護学部の同僚宇野文夫先生がブログでシャーロック・ホームズのことを書いておられましたが(シャーロック・ホームズと熱帯病など参照)、そのシャーロック・ホームズの生みの親、つまりシャーロック・ホームズ シリーズの作者の名前は、皆さん、ご存知ですか?

         ↓

         ↓

         ↓
   

正解は、(サー・アーサー・)コナン・ドイル(Sir Arthur Conan Doyle, 1859-1930)です。そして先日、5月22日は、そのコナン・ドイルの誕生日でした。

今、「コナン」と言えば、多くの皆さんは、『名探偵コナン』のことを思い浮かべることと思いますが、この「コナン」という名前は、コナン・ドイルから取っているのです。

僕は、『名探偵コナン』を読んだり見たりしていないので、あまり詳しくはないのですが、この主人公は江戸川コナンというようですね。
「江戸川」の名字は、日本の推理小説作家の江戸川乱歩(1894-1965)から取ったものでしょう。

そして、この江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)さんは、ペンネームなのですが、これはアメリカの小説家Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー, 1809-1849)から拝借したペンネームなのです。

エドガー・アラン・ポーの作品には怪奇小説・恐怖小説・推理小説が多いのですが、僕は、学生時代にThe Fall of the House of Asher(『アッシャー家の崩壊』)やThe Black Cat(『黒猫』)を読みました。

『アッシャー家の崩壊』は映画にもなっていますので、少し怖い映画ですが、興味のある人はぜひ見てください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディズニー映画『ライオンキング』を観る

2011-05-27 02:59:02 | 日記
幼児教育学科2年生の「英語コミュニケーションⅡ」の授業では、英語圏の子ども文化に触れてもらうべく、いろいろな教材を扱い盛りだくさんの授業をしています。

現代の英語圏の、いや英語圏のみならずですが、子ども文化を語る上では、よくも悪くもディズニーのことを語らないわけにはいきません。

ということで、毎年この授業では、2つか3つのディズニー作品も取り扱います。

僕が所有するディズニーのCD付き絵本全20冊の中から毎年の受講者の希望で作品を選定し、まずは、その絵本をCDを聴きながら講読します。

その後で、それが映画化された作品(日本語字幕・英語音声)を見ます。

絵本で読んだ表現や内容が映画に出てくるので、普通に字幕映画を見るよりは耳からの英語もかなり理解した状態での映画鑑賞が経験できます。

僕の経験から、この状態の、つまり日本語字幕を読みながら耳からの英語も理解した状態での映画鑑賞は、単に英語だけであるいは日本語の吹き替えだけで映画を観るよりは、深い作品鑑賞が可能となるということが言えます。ですから、感動も倍増するのです。

今回見た、『ライオンキング』は、父と息子の話でもあります。ですから、どうしても、自分自身と息子とのことを考えながら見ることとなってしまいます。そのように観ていると、父親ライオンのムファサが息子シンバを救うシーン、息子は救いながらも父親は死んでしまうシーン、息子が大きくなって死んだ父親を思い出すシーン、死んだ父親が亡霊となって息子にアドバイスを送るシーンなどは、とても考えさせられる場面です。

父親だけではなく、母親ライオンも出てきます。母親ライオンのサラビと息子シンバとの再会シーンもとても感動的です。

また、この話には、シェイクスピアの『ハムレット』のモチーフが使われているだろうとか、手塚治虫の『ジャングル大帝』がヒントになっているのかもとかも、考えてしまいますが、それでも、一つの完成された作品としてとてもよく出来上がっているものだと思います。

そして、アニメーション技術や音楽の観点からも、これはとても素晴らしい映画作品だと言えるでしょう

この作品、アメリカでも日本でもミュージカルにもなっています。いつか、ミュージカル版も見てみたいと思っています。

Long Live the Lion King!(ライオンキング万歳!)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする