山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

駐日ブルガリア共和国特命全権大使講演会聴講

2011-09-28 03:14:57 | 旅行
9月16日(金)、岡山市立オリエント美術館で開催された駐日ブルガリア共和国特命全権大使リュボミル・トドロフ博士の講演会を聴きに行きました。

僕は、岡山市国際交流協会の会員でもあるのですが、その関係でご案内をいただいたからです。

岡山市はブルガリアのプロブディフ市と1972年に姉妹都市となり、交流を行なっています。

今回は、その関係から岡山市立オリエント美術館でブルガリアの世界遺産ポスター展「スボリャノヴォ―信仰と文化の出会う聖なる地」が行われています。それに合わせ、今回のトドロフ大使の講演会が行われました。






ブルガリアについてはこれまであまり知りませんでしたが、今回の「ブルガリアとブルガリア・日本の関係について」を聴講し、いろいろと勉強になりました。

今回の通訳は、岡山理科大学教授でブルガリア出身のバレリー・クルモフ(Valeri KROUMOV)先生でした。





ブルガリアにはヨーグルトのイメージしかありませんでしたが、ワインも美味しいそうです。


ブルガリアの遺跡で発掘された品々です。


ヨーロッパの各国には、その国の歴史で一番国土が広かった時の「自慢の地図」というものがあるそうで、ブルガリアも最盛期には今の国土の約3倍の面積だったそうです。


ブルガリアの民族衣装です。


3月11日の東日本大震災に際してもブルガリア国内で様々なチャリティーコンサートやバザーが開催され、そこで集められた義援金を大使が寄贈してくださった時の写真です。

今回のブルガリアの世界遺産ポスター展は10月30日(日)まで開催中です。
よろしければぜひご覧ください。

また、10月1日(土)13:30-16:00には、東海大学文学部教授の金原保夫先生による「バラと進行の大地:ブルガリア―聖地ズボリャノヴォ―」と題する講演が行われます(聴講料500円)。

僕は別の会議があり参加できませんが、ご興味のある方はどうぞ。

今回、ブルガリアの話を聞きましたので、帰りの車の中で大相撲中継をラジオで聞きながら帰った際、思わずブルガリア出身力士の琴欧洲関を応援してしまいました。
(琴欧洲関は、今場所調子が悪く、この日は負け、その後休場してしまいましたが…。)

ちなみに、オリエント博物館では、同時開催の企画展として「オリエント 美の謎にせまる」と「オリエント美術館のイスラーム文化入門」も開催されていました。
イスラーム文化入門展は、イスラームに対する関心が高まる9月11日を意識しての開催かもしれません。
イスラーム文化のことがかなり詳しく解説されていて、興味深く見てきました。

コメント
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