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「紀州飛脚」目当てにブラックのCDを買った。
艶笑小噺集と、「抜けマラ」(「抜け雀」のパロディ)がついている。
ブラックのブログを見ていると、
「紀州飛脚」がお気に入りのようで、
いろいろなところでやっているようだ。
下品なネタに遠慮がなく、芝居が好きならば、
このネタを演りたくなるのは無理もない、と思う。
ただ、これを聞いて覚えて「紀州飛脚」を演るのは
お勧めできないな、と思った。
上方弁で演っているのだが、微妙にアクセントに違和感がある。
# 「紀州飛脚」を覚えようとする人間は、そんなにいないと思うが。
もちろん、聞いて楽しむ分には良いと思う。
下品な面、芝居がかりの面とも、
本人が楽しんで演っているのがよく分かる。
(お姫様は歌右衛門の声色?)
狐が原語を言うべきかどうかは微妙。
ブラックの会であれば、皆聞き慣れているので大丈夫だろうが、
引かれるのは怖い。
まあ、ブラックが逆に「下の口」とか言うと、
かえって違和感があるかも知れない。
あと、このネタ、どうも地の文が多くなりがちだと思う。
ある程度仕方ない部分があるかも知れないが、
削れる部分や科白にできる部分を考えた方が良いかも。
そんなことを思って聞いていた。