朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

腐った種から、腐った実が成る

2009年03月20日 09時33分23秒 | 社会
ボーナス差し止め困難=AIGの巨額報酬問題-米メディア(時事通信) - goo ニュース

ハイリターンの背景にはハイリスクがあるはずなのだが、
リターンだけを食い逃げする連中。

しかし、この食い逃げを許しているのは
この企業だけの問題ではなく、
放埓な「金融」セクターに、多大な影響力を結果的に与えてしまった
社会・政治の問題だろう。
影響がなければ、資本主義の本来の姿に則って、
つぶしてしまえば良いのだから。

本当に、つぶせないほどの影響力があるのか?という疑問はある。
つぶしてみると、何だその程度か、
同様に金融放埓主義の中で肥え太ったノミが死に絶えるだけ、
というオチかも知れない。
見えないから「実体経済に取り返しのつかない影響を与えるかも知れない」と
最悪を想定して、手も足も出せないまま金だけを毟り取られている。

次に同様の恥辱を受けないために何をすれば良いのか?
ブラックボックスと化した虚飾の金融商品に制限を加えられるのか?
あまりにも高額な報酬に上限を付けられるのか?
そのあたりが必要だろうが、
結局どこかに抜け穴が作られ、また次の欺瞞が起こるのだろう、と
悲観的に見ている。

結局、倫理感がない以上どうしようもない気がする。
そしてそれは、一企業の問題ではないだろう。
コメント
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