朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

鶴志・小染二人会

2009年12月14日 18時00分47秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は5時前まで梅田で自習し、歩いて「繁昌亭」へ。
まだ時間があったので、初めて「らくご屋」へ寄ってみる。
(紹介記事:上方落語のCD・DVD中心の専門店「らくご屋」-書籍や関連グッズも - 梅田経済新聞

文華の自主制作CDもあって少し魅かれたのだが、
とりあえず「桂文太 噺の世界」を購入。
今後10枚×2シリーズ発売される予定だそうな。

18時頃に「繁昌亭」に戻り、入場。
2階にいたのだが、少し空席もあり。


「合格祈願」(三幸):△-

初めて見たが、声・口調は嫌いではない。
あまり落語家っぽくなく、いかにも三枝の弟子らしい。
マクラの橋下ネタも、もう少し整理したらもっとウケたと思う。

ネタは酷い。
人物分けがよく分からなかったせいでもあるが、
そもそも作品の出来が悪いと思う。
三枝の新作らしいが、何がやりたいのかよく分からん。
天満宮のご当地ネタ、というだけの代物か?
ギャグは「禰宜」の言い間違いくらいか。
サゲにつながる設定がよく伝わらず、一瞬サゲだと分からなかった。


「千早ふる」(鶴志):○-

好き放題のマクラ。
芸人の臭いが良い。

ネタはけっこう粗い。言い間違いもところどころにあった。
知ったかぶり、聞きにくる男とも雰囲気や間が良いので
面白かったし、よくウケていたが。

サゲの「とは」はいろいろなパターンを演って
「それでは降りられない」を繰り返して少し戻し、
最後は普通の「千早の本名」で降りる。
まあ、これもありかな、と思わせてしまう人だな。


「はてなの茶碗」(小染):△

マクラはよくある「骨董」ネタ。
小咄の持っていきようが拙い。

ネタは、油屋の人物描写は良いのだが、
やはり茶金さんが弱い。
細かいところでまずい科白もあったし。
米朝が言うような「店が騒がしい」で存在感を出す、までは難しいだろうが、
京都でお公家さんとの付き合いもあるような人、という
ただの商人でない、文化人の雰囲気は必要だと思う。

あと、このネタは「大阪と京都の違い」がベースにあると思うのだが、
あまりそこには力点が置かれていなかったように思う。


「牛ほめ」(小染):○+

今まで生で見た「牛ほめ」の中では一番良かったかも。
アホが「普請ほめるのに懲りている」というあたりから、
特に突っ込む側の言い捨てる声の調子や間の取り方が良く、
ダレずにウケ続けていた。

最後牛を褒めるところで
少しトチったのが勿体ない。


「住吉駕籠」(鶴志):○

茶店の主人・手尽くし夫婦・侍・酔っ払い。
科白を増やして説明する訳でもなく、特に表情も濃くつけていないが、
きっちりと間や科白の強弱を考えて表現すれば、
伝わるし、ウケる、という感じ。

ただ、「らくだ」風に酔っ払いがウソの感動話をするのは、
個人的にはあまり好きではない。
この酔っ払いの仁にあまり合わない気がする。
コメント
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